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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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アダルト編なので、続きは続きからどうぞ。
例によって、えっちというよりは、下品、ですが。
あと、あまあま週間なので、あまーい、です。いつもか。

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51 貴方は受け? 攻め?

「する方」
「・・・される方」

52 どうしてそう決まったの?

「どうって、自然に・・・」
「く・・・」
「何、不満なのかい?」
「不満というか・・・男の沽券に関わる問題だろこれ・・・」
「あー・・・でもさ、こっちだって、男をどうこうとか、やだよ?」
「え?」
「阿良々木くんだからどうこうしたいんだよ?」
「え」

53 その状態に満足してる?

「・・・(頷)」
「してくれてるみたいだね」

54 初エッチはどこで?

「ここで。つうかまさにこの机の「言うな馬鹿忍野!!」

55 その時の感想を・・・・

「・・・不覚」
「・・・ごめん・・・」

(障り猫に乗っ取られた暦が無理矢理迫って色々あったマイ設定を基にしています。詳細はサイトのあにゃにゃぎくんの辺りを・・・ご参照・・・して・・・苦笑して頂ければ・・・)

「いや、君が謝る事じゃないよ。僕の我慢が足りなかっただけだから。まだまだ修行が足りないなあ」
「・・・そんなに、後悔してるのか」
「してるしてる。それはもう」
「そうか・・・」
「そうそう。何だって一番泣かせたくない子を泣かせてるんだ僕はーって後悔しきり」
「え?」
「だからー、」
「って、うわちょっ、何だよ忍野! 離――」
「阿良々木くんは、今日はここに居ること」
「え、いや待て、これはちょっと・・・子供じゃないんだから・・・」
「いいじゃない、好きだろ? 僕の膝の上」

56 その時、相手はどんな様子でした?

「最初は泣いてたけど、説得したら泣き止みました。以上」
「何怒ってるんだよ」
「怒ってるわけじゃないよ、恥ずかしいんだよ。生まれてこの方、あんな恥ずかしい台詞を吐いた事は無かったよ・・・」
「遠い目になるほどか・・・どれだ? 『好きだよ』っていうのは凄く沢山言われたけど、あれは普通だよな。『初めて会った日から』っていうのはまあ、言ってみればただの状況説明なわけだし、『君のそういう馬鹿な所も含めて全部』っていうのは、僕が、僕の何が良いんだって聞いたから答えただけだし、後は、あ、最後の方で何か言ってたけど、あれって、あい――むぐ」
「はい黙るー」
「むぐ・・・」
「修行と思って聞いてみたけど、やっぱりギブだ・・・」

57 初夜の朝、最初の言葉は?

「『おはよう』だよね」
「だな。・・・『大丈夫?』って聞かれたけど、正直、色々大丈夫じゃなかった」
「テンパってたよねー」

58 エッチは週に何回くらいする?

「そんな定期的じゃないな・・・出来そうな時に」
「しゅ、週に何回って、そんな常にするものなのか?」
「個人の事情に依ると思うけど」

59 理想は週に何回?

「理想ねえ・・・まあ、今くらいでいいよ」
「週に何回ってそんな」

(別に毎日でもいいけど)
(本当は毎日でもして欲しいけど)

60 どんなエッチなの?

「普通。ていうかどういう意図の質問なんだこれ」
「は、激しいとかラブラブとか、そういう事じゃないか?」
「ああ成程。じゃあ日によって違うなあ・・・どっちがいい?」
「どっちって・・・!」

61 自分が一番感じるのはどこ?

「ナニじゃ当たり前だから・・・阿良々木くんは耳弱いよね」
「う・・・」
「首筋も弱いか」
「ちょ、なぞるな!」
「項とか」
「ひゃ・・・」
「背中とか」
「な、でるな・・・!」
「腰骨も好き?」
「ば、ばか!」
「何か、全部だねー」
「そんなの、忍野が触るからだ!」
「・・・」
「何だよ!」

(忍野の触り方にきっとコツがあるんだ。くそ、こればっかりは大人には敵わないよな)
(子供って怖いなあ・・・)

62 相手が一番感じているのはどこ?

「とはいえ、ナニだよな、やっぱり。僕がしてもそれなりに良さそうだし」
「うーん、まあそうなんだけどー・・・髪触られるの、けっこう好きだよ」
「へえ、そっか。・・・(かきあげ)こうか?」
「そうそう」

63 エッチの時の相手を一言で言うと?

「お・・・大人・・・っていうか・・・ちょっと、怖い」
「え、そうなのかい?」
「けど、怖い所を見られるのは、・・・悪く、ないっていうか」

(特権だったらいいなと思う)
(余裕無いからなあ、結構)

「阿良々木くんは可愛くてエッチだよ」
「し、知るか! そんなもん!」

(たまにゾクっとするような目をするんだ、これが)

64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?

「そりゃまあ、好き」
「け、健康な男子だからな」

65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

「・・・バリエーションに欠けるねえ、僕らは」
「別に、バラエティに富みたくは無いだろ」

66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

「「いっぺん、ベッドでしてみたい」」
「・・・」
「・・・」
「何か・・・駄目だな、この回答・・・」
「ここだけ抜き出したら、とんでもなくケダモノじみてるな・・・」

67 シャワーはエッチの前? 後?

「・・・」
「・・・やっぱり、どっか泊まる?」

68 エッチの時の二人の約束ってある?

「約束ごとが出来るほどしてないってば」

69 相手以外とエッチしたことはある?

「・・・」
「・・・まあ、それは、あるけど、そこを責められるとどうしようもないな」
「いや、責めない責めない! 忍野はもう大人なんだし、信じ難いけどモテてたみたいだし、責めたりしない!」

(ただ、この手が、唇が、他の人に触れてるのを想像したくないだけで)

「・・・何だい、人の顔じろじろ見て。つまんないこと考えてるなら、後で上書きしてあげるよ」
「!」

70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?

「事情は人それぞれだけど、個人的には反対だなー。空しくない?」
「だよなー」

71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?

「うーん、意外と阿良々木くんを強姦するのは難しいと思うんだよね。普通の人には」
「まあ、そうだな」
「普通じゃない連中に無理矢理されたってんなら、僕も黙ってないけど」
「されないって。そもそも、したいと思わないだろ」
「・・・心配だなあ。ああ、ちなみに、もしもの時は相手を●すからね。犠牲者を出したくなかったら、もっと警戒心を持つこと」
「犯人を人質に取られた!」

72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?

「・・・ど、どっちも・・・」
「どっちも可愛いよ」
「お前は恥ずかしがらないよな!」

(不公平だ!)
(阿良々木くんに僕を観察する余裕が無くて良かったよ)

73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?

「アレを親友と呼べるかどうか分からないけど・・・彼女はそういうタイプじゃ無さすぎて想像出来ない」
「そうなのか」
「うん、僕の周りには男らしい女性が多いからね。万が一そういう気分になったら、お願いなんてしないで、力ずくで何とかしようとするだろうね」
「ふうん・・・って、女の人の話だよな!?」

74 自分はエッチが巧いと思う?

「どう?」
「聞くな馬鹿!」

75 相手はエッチが巧い?

「く・・・比べる対象が居ないから分からない!」
「気持ち良いかどうかだよ」
「き・・・!? そんなの、頭が真っ白になってるんだから、ますます分からないぞ!」
「・・・そっかー、そりゃ光栄だ」

(ああもう、タチが悪い子だな!)

76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?

「阿良々木くんは何処がいいとかあんまり言ってくれない」
「言えるか!」
「でも、そこは駄目って言うのが同義だから大丈夫」
「な・・・!」

77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?

「「・・・笑っ」」
「・・・てくれると、嬉しいよ」
「・・・」

(あの時の忍野の笑顔って、たまに泣きたくなるほど優しい)
(たまにとんでもなく幸福そうに笑うから、泣きたくなる)

78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?

「したいかどうかってことなら、別にしたくないけど」
「・・・どうしても必要なら、するのかよ、その、怪異絡みとか」
「幸か不幸か、そういう状況に陥った事は無いな。嫌?」
「当たり前だ!」
「だそうなので、しないよ」

79 SMとかに興味はある?

「はっはー、阿良々木くんはM野郎だからねー、今度軽く縛ってみる?」
「誰がMだ! 縛るとか・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねえよ!」
「思いの外長く迷ったねえー・・・」

80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?

「・・・どうもしない。どうにも出来ない」
「消極的だなあ」
「・・・したくないのにしろなんて、迷惑だろ」
「うーん・・・よし、今夜頑張ってもう少し思い知って貰おう」
「何を!?」
「僕の愛を」

81 強姦をどう思いますか?

「最低だと思う」
「そうなんだ」
「そうなんだって・・・お前は容認するのか? 見損なったぞ!」
「だって、あの時・・・」
「あの時? 何だよ、・・・まさか、お前!」
「いやいやいや、してないしてない!」

(アレは数に入れてないのか・・・)

82 エッチでツライのは何?

「阿良々木くんはやっぱり辛いんじゃない? 体の構造上」
「? 何が?」
「いや、ほら・・・痛いとか」
「ああ、痛いのは別に、いい。すぐ良くなるし・・・忍野だったら・・・」
「ん?」

(忍野がくれるなら、痛みでも、何でも)
(うわ、何か凄く色っぽい顔してるんだけど何だろう)

83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?

「うっかり屋上でしちゃった時はさすがにちょっと」
「・・・」

84 受けの側からエッチに誘ったことはある?

「あるよねー」
「う・・・悪いか!」

85 その時の攻めの反応は?

「びっくりしてた」
「感激してたんだよ。ツンデレでたどたどしくて、死ぬほど可愛かった」

86 攻めが強姦したことはある?

「無い。あるわけ無いだろ」
「・・・」
「何で黙るんだよ忍野。無いだろ?」
「いや・・・阿良々木くんがいいならいいんだけどさ・・・」

87 その時の受けの反応は?

「いいや、聞いちゃおう。泣いて嫌がった時、あったよね?」
「へ? あ・・・あれは、でも、僕の我侭みたいなもんだったから・・・」
「我侭?」
「素直になれなかった、だけだから」
「・・・阿良々木くん」
「何だよ」
「キスしたいんだけど」
「何だよ急に! いきなり――ん・・・っ」

(ああほら、こんな風に理性を吹っ飛ばされるんだ)

88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?

「スタイルとかの話かな? だったらこう、凹凸の激し・・・」
「・・・」
「不安げな上目遣いの可愛い筋肉質だけど細身の小柄な子」
「気を遣わなくていい・・・」
「いやあ、僕の恋人、気にしいだからさあ」

89 相手は理想にかなってる?

「この通り」
「・・・馬鹿」

「阿良々木くんは? ああ、別に気を遣わなくていいよ?」
「・・・スタイルってことなら色々好みはあるけど・・・多分、そういうんじゃないと思う。忍野は優しいし、き、キモチ良くしてくれるし、安心するし、嬉しいし、理想って言われると分からないけど・・・シアワセ、だと思う」
「・・・阿良々木くん」
「何だよ」
「していい?」
「よくねえよ!」

90 エッチに小道具を使う?

「使わないねえ」
「そんな余裕は無い・・・」

91 貴方の「はじめて」は何歳の時?

「僕のは聞いても仕方ないだろ、お・・・忍野はその、い、いつだったんだ?」
「十・・・三歳?」
「早ーーーー!?」

(管理人ドリーム設定です、勿論)

92 それは今の相手?

「年上の綺麗なお姉さん」
「・・・っ! ・・・っ!!」
「何だいその、ケダモノを見るような、或いは、裏切り者・・・みたいな目は」

(する時緊張したのは、君が初めてだったけどね)

93 どこにキスされるのが一番好き?

「・・・」
「迷ってるねえ」
「・・・目尻」
「泣いてるのを見ると、ついしちゃうんだよねー。僕は額かな?」
「え、そうなのか?」
「うん」

(君に優しくキスされると、許されてる感じがするから)

94 どこにキスするのが一番好き?

「肩」
「脱がすな!」

95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?

「抱きしめると嬉しそうだね」
「抱き付くと嬉しそうだ」

96 エッチの時、何を考えてる?

「阿良々木くん、気持ちいいかなーって」
(あと何回出来るかなーって)
「あんまり考え事はしない」
(いつまでこうしていられるんだろうって、考えてしまう)

97 一晩に何回くらいやる?

「数えないよ、そんなの」
「数えたくない」

98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?

「忍野は自分はあんまり脱がないくせに、僕の服は脱がそうとする」
「脱がすの楽しいもん」
「もんて言うな!」

99 貴方にとってエッチとは?

「愛情表現」
(独占出来る時間。このありきたりな表現が洒落にならないんだ、阿良々木くんの場合)
「え、あ、う、は・・・恥ずかしい事」
「えー」
「・・・けど、嬉しい、こと」

100 相手に一言どうぞ

「よし、じゃあしよう」
「だからそういう・・・! んぅ・・・っ!」
「・・・嬉しいんだろ?」

「・・・おしの、は?」
「どう思ってると、思う?」
「や・・・あ、あ、てるな、馬鹿ぁ・・・っ」



一度やってみたかったんだ!

質問はこちらでお借りしました。
http://bianca77.easter.ne.jp/
「BIANCA」南斗あきら様

甘甘週間のフィナーレには間に合いませんでしたが、楽しかった・・・。
糖分大目はうちのデフォなので、ご寛恕くださいませ!

しかし、他の方のメメラギのお答えが見たくてたまりません、これ。


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1 あなたの名前を教えてください

「忍野メメでーす」
「阿良々木暦です」

2 年齢は?

「3×歳でーす」
「伏せなくてもいいだろ別に・・・17歳です」

3 性別は?

「男でーす」
「男です・・・お前、結構律儀だな」
「阿良々木くんこそ」

4 貴方の性格は?

「よく分からない。・・・とよく言われる」
(暴力陰陽師と詐欺師と忍ちゃんにはツンデレって言われた)

「優しいとかいい人とかよく言われるけど、自分ではそうは思わない」
(戦場ヶ原と羽川と神原と八九寺にはツンデレって言われた)


5 相手の性格は?

「馬鹿正直、馬鹿が付くお人よし、馬鹿・・・」
「おい忍野、いちいち馬鹿を付けるのを止めるんだ。悪意を感じるぞ」
「嫌だなあ、悪意じゃないよ、むしろ善意だよ」
「・・・忍野は、ひねくれてると思う」

6 二人の出会いはいつ?どこで?

「その辺の道端だっけ」
「三叉路になってる所だった」

7 相手の第一印象は?

「子供?」
「っ・・・うさんくさいおっさん!」
「・・・じゃあ、可愛い子供?」
「・・・かっ・・・か・・・。・・・け、けっこう、強いんだなって・・・」
「かっこよかった?」
「う、うるさい!」

8 相手のどんなところが好き?

「どこまでも優しくてお人よしな所、に、苛々する」
「お前それ嫌いな所じゃねえか!」
「そんな事無いよー。阿良々木くんは、僕のどういう所が好きなのかな」
「・・・どこまでも優しくて、お人よしで、いい人な所」
「・・・おっと、思わぬ反撃だ」

9 相手のどんなところが嫌い?

「あ、さっき言っちゃった」
「やっぱり嫌いな所じゃねえかよ!」
「まあ、もう少し自分を大事にして欲しいよね」
「そう言われてもな・・・忍野は、すぐ話をはぐらかしたり誤魔化すのが、どうかと思う」
「それは好きな所だろ?」
「・・・人を困らせるのが好きな所が、嫌いだ」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?

「良いというか、割れ鍋に綴じ蓋って気がする」
「悔しいが、言いえて妙だな・・・」

11 相手のことを何で呼んでる?

「阿良々木くん」
「忍野」

12 相手に何て呼ばれたい?

「別に、今のままでいいよ」
「・・・あー、いや、うん、僕も今のままでいい」
「・・・暦」
「!? な、何だいきなり! 僕をそう呼ぶのは両親だけだ!」
「ごめんごめん」

13 相手を動物に例えたら何?

「見た目の雰囲気は猫っぽいけど、犬。豆柴とか」
「豆じゃなくたっていいだろ別に」
「コーギーとか」
「何故“より小さい方”をチョイスする・・・。お前は、ライオン」
「髪の色だよね? それ」
「いや、ドーナツ繋がりで」
「より安易だったか・・・」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

「厄除けのお札でもあげようか?」
「う、ちょ、ちょっと欲しいな」
「僕には?」
「・・・着替え? あと、食料とか。日用品。要るだろ?」
「・・・」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

「別に何も。ドーナツとかたまにくれるし」
「さっきの自分の答えを棚に上げるようだが、そういう意図の質問じゃないだろう・・・うーん、でも僕も別に無いかな」
「図らずも、“互いが居れば何も要らない”みたいな答えになってるねえ」
「・・・!」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

「さっきの答えとかぶっちゃうけど、もう少し警戒心を持って生きた方がいいと思うなあ」
「だから、分からねえっての。・・・不満はあるけど、仕方ないから別にいい」
「うん? 何だい?」
(子供扱いしないで欲しい)

17 貴方の癖って何?

「煙草咥えちゃうのが、癖といえば癖かなあ」
「特に無いと思うけど」

18 相手の癖って何?

「阿良々木くんの癖は、突っ込み?」
「それは癖じゃねえよ! 不可抗力だ!」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

「怪我?」
「だからそれは癖じゃねえって・・・! ・・・忍野?」
「怪我」
「・・・ごめんなさい」
「別にいいんだけどね」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

「僕がして、君が怒ることってあったかな」
「僕をからかって遊ぶのをやめろ」
「えー、からかってなんかないけど」
(どこまで本気か分からないだろうが)
(本気でかかったらもっと困るくせに)

21 二人はどこまでの関係?

「肉体関け「わーわーわーわー!!」

22 二人の初デートはどこ?

「デートって(笑)。したことないよね、そんなの」
「・・・あ、うん、したことない、そんなの」
「・・・あ、ごめん、もしかしてここに来ることが阿良々木くんにとってはデー「わーーー!!」

23 その時の二人の雰囲気は?

「こんな調子で」
「うるさい! もういい!」

24 その時どこまで進んだ?

「場所だけ限定してしまうと答えが曖昧になるねえ、これ」
「曖昧にしておいてくれ・・・」

25 よく行くデートスポットは?

「・・・」
「・・・」
「・・・あ、この間屋上に行ってみたっけ」
「ああ、うん」
「月が綺麗だったねえ。忍ちゃんも心なしか御機嫌だったし」
「そうだな」

26 相手の誕生日。どう演出する?

「というか、誕生日っていつ?」
「忍野はいつ?」

27 告白はどちらから?

「・・・あー・・・」
「ま、待て忍野、そこで顔を赤らめるな! まるで僕が凄く恥ずかしい事を言ったような印象を与えるだろうが!」
「いやあ・・・あれは恥ずかしかった・・・聞いてるこっちが恥ずかしかったよ阿良々木くん・・・」
「う、うるさい! 忘れろ!」
「まあ、だから観念しちゃったんだけどねー」
「!!」

28 相手のことを、どれくらい好き?

「普通に好きだよ」
「・・・普通か」

29 では、愛してる?

「普通に愛してるよ」
「普通か・・・!」
「ていうか阿良々木くんも答えなよ」
「え、あ、あう・・・ふ、普通に・・・」
「ね、そうとしか答えようないだろ?」

30 言われると弱い相手の一言は?

「これっていうのは無いけど、唐突に可愛いこと言うんだ、この子は」
「言ってねえよ!」
「無自覚なんだよね・・・末恐ろしいよ。阿良々木くんは?」
「・・・僕も、これっていうのは無いけど・・・大抵、そうかな。忍野は、僕の困ることばっかり言う・・・」
「・・・ほらな、無自覚なんだよ・・・」
「何頭抱えてんだよ?」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

「え、あ、う・・・」
「してないよ? そんな面倒な」
「そ、そうか。なら別に答える必要無いな」
「とまあ、“どうしていいか分からない”ってとこかな」

32 浮気を許せる?

「・・・」
「だから、しないよ?」
「・・・んー、うん」
「あんまり信用無いみたいだねえ」
「じゃなくて。・・・その、」
「・・・目の前に絶世の美女が現れても気付かない位、君に夢中だ」
「何を言い出すんだ、何を!!」
「・・・」
「お、オチをつけろ馬鹿!」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

「時間指定をしたことは無いけど・・・阿良々木くんは几帳面だから、遅れたらそれはもう確実に何かに巻き込まれている」
「くそ、言い返せない・・・」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

「肩」
「え、そうなのか」
「うん(細くて薄いのが可愛いけどそう言ったら落ち込むだろうな)」
「僕も肩・・・の辺り」
「え、そうなんだ?」
「そうだ(広くて安心する・・・じゃなくて、羨ましい)」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

「言ったら意識しちゃうから、教えないよ」
「何か嫌な視線だ・・・というか、僕にそんなスキルがあったのか・・・」
(ていうか、全体的に妙な色気があるんだよな)
(忍野は何かとエロいと思う)

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

「忍野はとにかくよく喋るから、急に黙られると何か落ち着かなくなる」
「それは阿良々木くんもだよ」
((黙ってじっと見ないで欲しい))

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

「さあ、どうかな」
「・・・つけるし、上手いだろ、きっと」

38 何をしている時が一番幸せ?

「どんな時だい?」
「・・・まあ、普通に」
((一緒に居る時))

39 ケンカをしたことがある?

「ケンカは無い、よね?」
「無いと思う」

40 どんなケンカをするの?

「無いけど・・・一方的に怒られる事はある」
「そりゃ自業自得だ」

41 どうやって仲直りするの?

「阿良々木くんが謝れば許してあげてるよ」
「うう・・・何か悔しいな」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?

「来世って概念はあんまり無いけど・・・そういう質問じゃないか。ロマンチックだね」
「生まれ変わって、ていうのがよく分からない。今、精一杯一緒に居ればいいんじゃないのか?」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

「・・・今・・・」
「だから、お前がそういう反応すると僕が恥ずかしいからやめろってば!」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

「・・・」
「どうしてこう自己評価が低いのかね、この子は」
「だから、そういうんじゃなくてだな」
「また恥ずかしいこと言ってあげようか?」
「いや、いい! いい!!」
(甘やかされれば甘やかされる程本気を疑って不安になるなんて死んでも言えない)

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

「・・・普通」
「・・・相手の都合を、考えないこと」
「勇敢だね」
(だから、諦めない)
(何とかして、自分から解放してあげたい)

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

「先がいいけど、後かもね」
(僕みたいな奴にはきっと最後にバチが当たるんだ)
「僕は後がいいかなあ」
(置いていくくらいなら置いていかれたい)

47 二人の間に隠し事はある?

「そりゃあるでしょ、人間だし」
「うん、ある」
「君のは何か、深刻じゃなさそうだよね、凄いマニアックなエロ本の話とか」
「なななななにをいっているんだ? いみがわからないぞ?」

48 貴方のコンプレックスは何?

「別にこれといって無いかなあ」
「普通に腹立つな、お前・・・」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

「極秘だ! 当たり前だろ!!」
「そうだねー」
(阿良々木くんがそんなダダ漏れじゃなければ、秘密にしてられたかもねー)

50 二人の愛は永遠だと思う?

「・・・」
「・・・」
(多分死ぬまで好きなんだろうな)
(きっとずっと好きだと思うけど)
 



裏版に続く。

「――と、この辺が由来ってことになるのかな。『しでの』は、『死』に『出』ると書いて『死出』。しでのたをさが、しでのとりで――ホトトギス」
「・・・」
「まあこの怪異については、対処法といえるような法も無いというか、元々対処のしようが無いし、単なる雑学みたいなものなんだけどねー。でも、忍ちゃんや阿良々木くんはほら、不死身の怪異には縁がありそうだからさ。縁と言うか血縁もどき、うーん、そうか、対処法も何も、あの暴力陰陽師に対して阿良々木くんが使えそうな対応なんて、そもそも無いんだよなあ。あれはあれで、話し合いの通じる相手では無い・・・いや、意外と感情論でどうにかなったりしてね」
「・・・」
「阿良々木くんの出しそうな結論から言っても、情に訴える他に策は無しって感じだなあ。・・・しっかし、あの子の、こうと決めた時の揺るがなさって、おっかないよねー。君もそれの被害者なわけだけど」
「・・・」
「どこから来るんだろう、あの自信。普段はふらふら頼りないくせにね。ちょっと突っつけばよろよろしてるくせに。阿良々木くんの行動原理の根本に、『博愛』って太字で焼印でも押してあるのかと思ってたけど、何のことは無い、結局は、自分の手の届く範囲で、誰かが傷ついたり喪われたりすることに耐えられないだけなんだぜ。酷いエゴイズムだよ、全く」
「・・・」
「そういう所は、欠点でもあり、また不思議な事に人を惹き付ける要因になったりもするんだけどね。僕なんかからすると、正直、凄く苛々するけど、それは取りも直さず意識から外せない位には意識してるってことになっちまう。捻くれずに解釈すれば、阿良々木くんは普通に物凄く優しい子って事になるし、捻くれて考えても、あの自分を省みなさすぎる危なっかしさを放っておけないって思うかもしれないし」
「・・・」
「でも、人に好かれるのはいいんだけど――阿良々木くんのあの性質は、ロクなもんを引き寄せない気がするんだよなあ。モテるにはモテるけど、厄介な人間にばっかり好かれそうというか、結局苦労ばかりしそうというか。まあ――その辺はね、その辺こそ、阿良々木くんの周りに居る人や君が、無理矢理お返しする意味でも、フォローしてあげてくれたらいいなって、思っているけどね――」

「・・・のう、小僧」

「おお、忍ちゃんが喋ってくれた。良かった良かった。やっぱり、話し掛けたら返事が返ってきて欲しいものだよ。コールに対してレスポンスが無ければ、コミュニケーションが成立しないもんね」
「今更いちいち驚かんでええわい。――うぬのその、日本全国妖怪大図鑑じゃが」
「怪異の知識、って言って欲しいなあ」
「儂には全く以って不要の、その豆知識じゃが」
「『豆』を取ってよ」
「自分で雑学と言うとったじゃろが。ええい鬱陶しい、口を挟むな。――その知識、つまりは今後、有事の際には、この儂がうぬの代わりに我が従・・・(チッ)元従僕に披露せい、という事なのじゃろうが――その際、うぬの、あれへの考察というか意見というか思慕というか片恋というか・・・とにかくその面倒な問わず語りの部分は、割愛してよいのじゃろうな?」

「え、別に僕、阿良々木くんについてなんて話してないじゃん」
「なんと、そう来たか・・・」

*** ** * *

「お前様に儂の気持ちが(中略)あの軽薄極まりない小僧が(中略)何の役にも立たん怪異話を(中略)のべつ幕なしに(中略)黙って聞いてなければならなかったときの、儂の気持ちが」

「・・・」

「全く、もどかしいこと、この上無かったわ」
「は? 何か言ったか、忍」
「独り言じゃよ」

あの小僧、結局尻尾を巻いて逃げおって。
誰がお人よしじゃ。誰が、エゴイストじゃ。

*** ** * *

「小僧、儂はこう見えて中々寛容であり、情に脆い所があっての」
「自分で言うんだー、さすが忍ちゃんは大物だね」
「ふっ、そう褒めるな。儂はの、けなげな者には甘いんじゃよ」
「・・・ふうん。そういえばそうだね、阿良々木くんとか」

忍ちゃんは、そこで初めて僕のほうを向いて、薄く微笑んだ。

「そのけなげさに免じてな――護ってやるわ、その時が来たらの」

あの愚かな子供を。
うぬの代わりに、な。

「・・・うん、よろしく」





“英才教育”のくだりを読むたびに、どんだけだよ、忍野・・・ッ! と、身悶えします。

忍と忍野には、こっそり色々会話していて欲しい。
忍野さんはまあ、勿論、無意識なわけじゃないんだけど、忍ちゃんだけは阿良々木くんに洩らすまいと踏んでしゃべくっていたりする、ズルイ所があったりして。

タイトルは、「君が為」様、『年下に恋する5つのお題』より。

パラレル、遊郭、エピさん横恋慕という三重苦



「お前、その花似合ってねえぞ」
そう言うと、それまでずっと静かだった瞳が、僅かに揺らいだ。

黒い髪、黒い瞳、必要最低限にしか着飾らない衣装、何よりその物憂げな表情には、南国のものだという派手で下品な赤は、どうしたって似合わない。
もっと落ち着いた大人しい花のほうが似合うのに。
そう言われねえか?
「・・・・言われる、けど」

好きだから、仕方ないな。

ぼそりと呟いて、そっと触れる。
自嘲するように微かに微笑んだ顔がそれはもう綺麗だったので、別にどうでもよくなって、強く抱き寄せた。



はいきました遊郭ネター。
一度は通る道だよね! 通る義務は別に無いけどね!

陰の売れっ子・暦。基本素直な良い子で聞き分けも良いです。
常連・エピ。結構いい奴です。

その後、由来を知ったエピはキレて花を握り潰したりすると。
暦は怒らないけど、何度文句言われてもつけるのをやめないと。

思いついた所を埋めます。
 


01. 静かに首を振って

「忍野は、誰かを好きになったり、しないのか?」
きっと精一杯さり気なさを装って、それでもほんの少し掠れるその声が、愛しかった。

「するよ?」

ああほら、駆け引きなんてした事もないくせに無理するから。
予想外の答えが返って来たらもう処理できなくなって、目が泳いでる。

「え・・・あー、たとえば、どんな、人を?」
たとえば、小さくて、可愛くて、お人よしで、頑固で、人のボケには突っ込まずにいられなくて、頭の回転は速いくせに恐ろしく鈍感で、友人や家族思いの優しい子とか、
そうでなければ――

「自立した大人の女性」

「――お前それ、希望する資格あるのか?」
「いやいや、僕がこんな根無し草だからこそ、そういうしっかり者の女の人がいいんだよ。それにそういう人って、こういう定職に就いてないだらしのない男に、意外と弱いものでね」
「自分をだめんず呼ばわりしてまで説明してくれなくていいよ! 悲しくなるだろ!」

ショックを押し隠して冗談に流すけなげな姿なんて見せられてしまうと、こっちも流されそうになるよな。

*** ** * *

02. てのひらで押さえた唇

「阿良々木くん、ひとつ教えておいてあげるよ」

がくんと力の抜けていく体を受け止めながら囁いた。
荒い息を整えようとしながら見上げる顔が、凄く可愛い。

「こういうときに好きだなんて言うと、調子のいい男だと思われちゃうよ」

気をつけたほうがいいぜー、と言いながら、その瞳がざっくり傷つくのを確かめていた。

*** ** * *

03. 頼むから黙って

「誰にでも優しいことなんて、無い。僕は、忍野には優しくしないんだから。困るって分かってて、我侭を言う。お前の都合なんて知るものか。ただ、傍に居たいだけだ」

僕が核心に迫る程に、忍野はきっと酷いことを言って、自分から遠ざけようとするのだろうけど、そしてそれも全部、彼の優しさだと分かるけれど。
分かるからこそ、引き下がれない。

何にせよ僕には、手札を晒す他に戦う方法なんて、無いのだ。

*** ** * *

04. 一瞥もくれず

05. 瞳を閉じたまま

06. 片手で軽く制して

07. 別れ際だけは優しい

08. 聞こえない振りして

「なあ忍野くん、自分、あの子に何したん? えっらい切ない顔して忍野くんのこと回想しとったけど」
忍野くんは暫く考えた後で、

「・・・・心と体を弄んで、ぽいっと捨てました」

「鬼畜やねー」
「鬼畜でしょー」
相変わらずのニヤニヤ笑いが、今日ばかりは可愛えかもーなんて思ったりして。

「で、どっちが先に本気になってもうたの?」
「・・・・」

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09. 話は終わりと言いたげに

10. 一人その場に残されて

 


拒まれるというか、頑張って拒んでいる。あっれー?
タイトルは、「恋したくなるお題」様より、『拒まれる恋のお題』。