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ふたことみこと。
ネタバレはつづきからどうぞ!
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ただいまとか言えよー忍野ー!
それ(廃墟)を建てれば彼は現れるっつってね。フィールドオブドリームスかと。扇ちゃん、これからもたまによろしく。
ラスボスじゃなかったんだー。生きてたんだー。ていうか人間だったんだーって、不在中の予想妄想をよそに、普通にひょいっとご登場でしたねー。
でも、すごくよかった。
「ありがとう――助かった」
「きみがひとりで勝手に助かっただけさ」
『傷物語』の出会いをなぞるようなやり取りが心憎いですよね。
台詞は同じでも、全然違う。あの時は驚異に対してなすすべもなくうずくまることしかできなかった阿良々木くんが、今は、初めて自分のために命がけで戦って、そんな自分をまっすぐ肯定している。
その姿を間近に見た忍野はどんな気分だったのか……。
絵ヅラとしては可愛い女子高生を廃墟で押し倒してる図なわけだが。
むしろ、そういう、見た感じが変わらないことも含め……わりと、誇らしかったんじゃないかなって思います。
信じて送り出した(?)子供がこんなに立派になってねえ……羽川が第二の母なら、忍野は第二の父かってねえ……。そして私は近所のおばちゃんですか。
「尊敬する」「よくやった」って、破格の褒め言葉だよね!久し振りで思わず口が滑ったのかしら。
遠く離れてる間、彼なりに色々心配してたんですかね。
自分の役目を終えたらさっさと消えちゃうのは忍野の元々の流儀だけど、絶対照れていたんだとも思うね!
阿良々木くんがどんな結末に至るにせよ、顔を出すつもりはなかったのかな。本当、羽川さんどうやって説得したのん…。
まあ、塒に戦闘機横付けされたらビビるかなさすがに。コーヒー噴いたかな。何度想像しても笑う。
……いや、南極って!(遅れて来る衝撃)
え、調査でもないのに人住んでいいんだっけ?
何して生きてたの?アロハだったの?南極一号なの?
どうしても某カフェが浮かんで着ぐるみ想像しちゃうのは私だけなの?阿良々木くんカフェモカおかわり?
しかし、あの台詞のやり取りがあるとなると……さすがにファイナルシーズンアニメ化(やらないわけがないと思う)の前には、傷をやってくれないとねえ。
*
つるとんたん、もとい正弦たんの大物感に俺氏激震。
いや……おみそだのはみごだの言って愛でていたのは我々の身勝手でしたけど……急な感じ、否めませんよね(身勝手)。
下手すりゃ忍野貝木と同列かそれ以上…?ていうか、正弦さん(出世)も中退仲間なの?彼が人形使いになった経緯が、忍野貝木がドロップアウトした理由につながったりするの?た、正弦さんしゅごい……。
そしてさらっと恋とか言っちゃう……ごめん、てっきり忍野が好きなんだとばかり……100パーほもだと思ってた……
あーでもそっかー、妄想捗っちゃうなこれ!切ないですなー!
もう会ったらいいじゃん影縫さんに。そんで改めてぶっ飛ばされたらいいよ!どつき愛。いろんな意味でワンサイドゲーム。ね。
貝木の行方不明がこう何度も持ち出されると、なんだか改めて生存が不安になってきますが……今回、思いのほか専門家の皆さんが素直な動きだったんで、じゃあ花の彼も幽霊とか焼き肉の妖精とかではあるまい、という気がしました。姿は隠してたけど、普通に生きてる。
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ひとことひとこと。
ねたばれOKな方は続きからどうぞ!
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こよみんを抱きしめて振り回したり、抱っこしてあごを乗せたりあばらを弄んだりする忍(完全体)が「見たかったもの見せましょう」すぎてありがとうございます!!いや、今回そういうのたくさんあるんですけど!さすが最終回、惜しみないわあ…
そして、ずっと祈ってきた事はどうやら叶った……のかな。
暦と忍がずっと一緒にいられますように、と思ってきたけど、「最後まで」一緒にいる誓いを聞けた……泣いた……。
暦のあの誓いにアンサーを返す忍は、とても綺麗でした。
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ちょこちょこ書き足しつつ…ネタバレは続きからどうぞ!
「終物語(下)おうぎダーク」読みました! ネタバレOKな方は続きからどうぞ!
あっ、あのー、すいません、キモいです。私のノリが。自覚があって何よりだよ!わーい!
あっ、あのー、すいません、キモいです。私のノリが。自覚があって何よりだよ!わーい!
私が、どうして扇ちゃんを大好きなのか、その答えが本の中にありました。 びっくりしたけど……同時に、とてつもなく腑に落ちるこの感覚……ああ、そりゃあ、大好きなわけだ……私の直感は間違ってなかった。
はじめまして、扇ちゃん。これからも大好きだよ。
そして、どうして私が誰よりも阿良々木くんを大好きなのかもよく分かりました。
どうしてこんなに愛しいと思うのかも。
阿良々木くんがどういう子だから好きなのか、今までは上手く説明できなかったけれど、これからは……うーん……いや、これからも、言葉ではうまく説明は出来ないのかもしれないけれど。
でも、うん、結局、この気持ちにはエクスキューズは要らなかったんだ。それが確信できました。
私は阿良々木暦くんが、大好きです。 頑張ってくれてありがとう。戦って生き抜いてくれて、とても嬉しい。
阿良々木くんが居続けることが、何より嬉しい。
私も阿良々木くんを尊敬します。
あー……読んできてよかったなーって、謎の達成感に包まれるー…
すっごく綺麗に終わったと思うんだけど、「続終」ってこうなると、やっぱりディクショナル?
*
ところであのオチのつけかたって、忍野さんが阿良々木くんの産んだ子供を認知したってことでいいよね?(唐突に腐るのやめよ?)
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あ……そっか!
気がついたことを少しだけ。
ねたばれOKな方は続きからどうぞ!
気がついたことを少しだけ。
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■『相思相愛の理想系は 抉って暴いても美しいうただったよ』
章ナンバー029。
恋人たちの電話の場面。
ここ、地の文が無いんですね……!
だから、ここだけまるで、三人称の小説のような……。
暦とひたぎの二人の会話を、表に出すつもりは無かった二人のひみつを、ふと聞いてしまったような、どきどきした気持ちになるんだなって。
前から思っていたことではあるのですが……暦とひたぎって、全然いちゃいちゃしてくれないよね?w
本当に付き合ってるのかよ!とか、本当に好き合ってるのかよ!とか、揶揄されることも多い二人ですが、まあ致し方なし。
だって、仲のいいところをなかなか見せてくれないんだもの。
でもそれって、阿良々木くんが人に話さないだけ、秘めてるだけってことなんじゃないかなあ……と、思っていたのです。
彼は身内に厳しいし、大事なことほど話さない……
語り部だから、どうしても必要なことなら語るけど、出来る限り開示しようとしないこともあるし、自戒も沢山持ってる男の子ですから。
だから、陰でいちゃいちゃしてるだけだと思うけどなーって、思っていたのです。
その想像が今回のこの表現で裏付けられたようで、ほくそ笑みました。ニヤニヤ肘うちしたい気持ちです。
いや……肘うちは出来ないかな。とっても綺麗だったから。
二人が今でも、相手を、好きになろう、好きでいよう、好きになってもらおう、――愛し合おうと、絶え間なく努力してることが伝わってきたから。
誠実で、凄く素敵な恋人同士だな……と……。
二人が、おそらくは二人にだけ伝わる声音と言葉と作法で、息もぴったりに確かめ合っていくこの場面。
化物語で、星を見に行った日のことを思い出して、ぎゅっと胸が締め付けられました。
ああ、神谷さんと斎藤さんの声で聞きたいなあ……!
ちなみにタイトルっぽく使った言葉は、YUKIの「相思相愛」という歌の歌詞。
こよひたっぽいんだよー!黄色いビートルの助手席に笑顔で乗り込むひたぎが浮かぶんだよー!
『もう楽になってもいいんだよ きみに逢えたから
きみに愛されたから そう思うだろう?』
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