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※学パロ注意です。
ついったの流行りに乗ってみる私である。
忍野さんが先生、阿良々木くんが生徒という、ね。
これはやっとかねえと! という気持ちで。
何の先生がいいかな。保険医も捨て難いのですが、古典もいい・・・。
せっかくだからここはかぶらないように、社会とかにしようかな。
じゃあ、暫定で、日本史。+阿良々木くんのクラスの担任。
ずかずかずかずか。
漫画ならそんな書き文字が見えそうな後姿が、19時の街、人気の無い道を歩いていく。
肩を怒らせて鞄を揺らして、アホ毛も心なしかいつもより尖っているように見えて、小さく笑ってしまった。
軽くアクセルを踏み込んで、彼の隣まで車を近づける。
エンジン音に気付いて振り向く前に、窓を下げて、
「――そこの君、乗っていかない?」
明るく軽く、ナンパしてみた。
「・・・」
びっくりした顔で僕を見返した阿良々木くんはしかし、すぐにぷいと顔を前方に向けてしまった。
無視か。これはだいぶ怒ってるなあ。
「こんな夜道の一人歩きは、危ないですよ」
「・・・」
車の速度を彼の歩調に合わせ(時速7キロ)、尚も声をかけてみる。
「行き先、一緒だと思うんだけど」
「・・・ついて来ないでください」
いつに無く低い声に、おやと軽く眉を上げた。
「・・・阿良々木くーん、まだ怒ってんのー」
「別に、怒ってません」
そんな、こちらを一瞥もせずに、競歩みたいな速度で歩いておいて。
唇を引き結んだ横顔も中々凛々しくて(嘘、可愛くて)悪くは無いけど、こう素っ気無い態度を取り続けられると、こちらも少々面白くない気分になってくる。
「・・・いいじゃんキスくらい。減るもんじゃなし」
「っ!」
阿良々木くんは弾かれたようにこちらを向くと、きっ、と僕を睨んで、
「ついて来るなって、言ってんだろ!」
歩道をダッシュして――、ビルの間へと駆け込んで行った。
「あ、こら! ――ったく」
ここまでされるとは流石に予想外。
僕は思わず舌打ちをして車を路肩に寄せ、コンクリートの高い壁の隙間に走り込んだ。
あそこ駐禁だったかなあ・・・というか、若干焦って降りたものだから、キーがついたままだ。早いところ捕まえないと。
「来るな馬鹿!」
捨て台詞を投げながら、阿良々木くんが路地裏の暗がりを走っていく。
ああもう、僕は某・暴力体育教師じゃないんだぞ。
毒づきながらもダッシュをかければ、容易く彼との距離を縮めることが出来る。悪いけどコンパスが違うからね。
「っ――」
細い手首を掴んで、
「はい、つかまえた」
勢い余って後ろによろけた彼を、腕の中に閉じ込めた。
「は、離せ!」
どさりと鞄を落とし、諦め悪くじたばたと暴れる阿良々木くん。
空いている方の手を振り回すものだから、ちょっと危な――
「――っ、て」
「あ・・・」
振り上げた拳を避け損ねた。
――いや、当たるなーとは思いつつ、離したくなかったから、離れなかっただけ、なのだけど。
うん、阿良々木くんに逃げられるという事象は、結構こたえるものだと学んだ。
「ご・・・ごめん」
途端に大人しくなった阿良々木くんは、図らずも僕を殴ることになった手を握り締めて、俯いてしまった。
「・・・いいけどさ。何、そんなに怒ってるのかい?」
僕から逃げたかったのかい、とは聞かない。聞けない。
「お・・・怒ってる、というか」
こまる。
殆ど、呟くような声で。
ああいうのは、こまる、と告げたのだった。
「・・・そんなに?」
軽く震えてさえいるような声に、正直困惑してしまう。
放課後、集めたノートを抱えて準備室に訪れた
(『失礼します。忍野先生、ノート持って来ました』『ああ、ありがとう、その机に置いといてー』)
阿良々木くんを、ドアのところで引き留めて、
(『では失礼しま――』『ちょい待ち』)
キスしただけ
(『はい? ――! ――っ』)
なんだけど。
ドアに手をついて閉じ込めて、本当に、挨拶みたいに軽く。
『普通の先生と生徒』を、阿良々木くんがあまり上手に演じてみせるものだから、ちょっとちょっかいをかけたくなった、だけなんだけど。
目をまん丸に見開いたままキスを受けた阿良々木くんは、
(『――イイ子だね阿良々木くん、ちゃんと生徒してて』『・・・っ』)
無言で僕を突き飛ばして、過剰な反応に驚いた
(『え?』)
僕をそのままに、廊下を駆けて行ってしまったのだ。
家ではもっと凄いことしてるのに、何を今更。
と言いたかったけれど、またキレられても困るので、黙って彼の言葉の続きを待つ。
ずっと握り締めていた手首は開放してやり、向き合う格好で立ち尽くす阿良々木くんの背中で、緩く手を繋いで。
「だって、学校ではそういう事しないようにしようって」
「・・・まあ、そうだけどさ」
「だから頑張って、そういうこと、考えないようにしてたのに」
「・・・」
「忍野からそんなことされたら、――止まらなく、なるだろ・・・」
・・・うわ。出たよ爆弾発言。
不意にこういう、可愛すぎる事を言い出すから困る・・・のは、こっちだっての。
「阿良々木くん、あのさ、あんまりそういう「忍野は、」
やばいかも、と思って遮ろうとした僕を、更に遮る阿良々木くん。いつの間にか、その手で僕のシャツを握っている。
「忍野は大人だから大丈夫なんだろうけど・・・僕には、そういうの、無理だから」
いや、大丈夫じゃないからしちゃったんだって。
「ただでさえこっちは色々見せ付けられてるのに、あんまり、煽るような事するなよ」
「・・・見せ付ける、って?」
さりげなく、阿良々木くんの首筋から後頭部へと、手を這わせる。
「無自覚かよこの野郎・・・あれだけ毎日女子に囲まれておいて、よくそういう事が言えるよな!」
「ああ、そういう事」
身を屈めて、額を合わせる。
口調こそまだ怒っているものの、阿良々木くんはもう逆らわず、緩く笑う僕の目を拗ねた表情で睨んでくる。
「だってどうでもいいからさ、そんな事。――言わなかったっけ?」
君に惚れちゃったんだー、って。
そう囁きながら、既にごく近くまで近付いていた唇を、柔らかく塞いだ。
「ん、――おし、の」
抵抗は、無かった。それでも、
「だめ、外、で」
あえかな声の抗議がある。
形ばかりの制止をからかいたくなって、閉じていた唇を舌でつつけば、僅かに隙間が空けられた。
「ふあ、――・・・」
滑り込ませた舌にそっと応えてくる動きが、小さな水音をたてる。
「誰も、来ないよ」
一瞬離れる合間に呟きながら、阿良々木くんの背が仰け反る程強く、腰を引き寄せる。
「わ、かんないだろ・・・っ」
ビクリと震えて声を上げながらも、その瞳はうっとりと潤んでいる。
「いいよ、別に、見られても」
暗がりでも分かる程上気した頬にも、口付けた。二人の唇から零れる息が、肌寒い大気に浮かび上がるようだ。
「忍野・・・?」
「もしここに居られなくなったら、駆け落ちでもしよう」
自分でもびっくりする事に。
こんな浅い時間にこんな薄暗い路地裏で男子高校生相手に、僕は、本当の本気でそう口走っていた。
「――駆け落ちって」
阿良々木くんが、くすっと笑いを漏らす。
「なに、子供みたいな事言ってるんだよ。そんなこと、出来るわけ無いだろ」
「僕、こう見えても結構サバイバル能力あるんだよ。歴史のフィールドワークがてら全国放浪するとか、どう?」
「それは・・・楽しそうだけど」
僕の肩に手をかけて、阿良々木くんは微笑んだ。
「――いいよ。何処にも行かないで。今のままが、僕はいい」
「・・・そっか」
僕も笑って、仕上げとばかりにもう一度、阿良々木くんを抱き締めた。
そんな夢を見た。
というオチでもいいかもしれない。
暦も忍野も、辿れなかった未来に苦笑するといいかもしれない。
おまけ。
「あー、阿良々木くんに殴られたほっぺたが痛いなー」
「う、だ、だから悪かったってば・・・」
「咄嗟に歯を食いしばらなかったので、口の中が切れてるなー」
「何だその説明台詞・・・」
「舐めとけば治るかも」
「・・・」
「阿良々木くんが」
「・・・自分で舐め、ぅあっ!?」
咎めるように突き上げられて、思わず高い声が出てしまった。
「阿良々木くんが舐めてくれたら、治るかもー」
ふーんだ、とでも言いたげに(キモい)目を逸らす忍野。
人の下でがっちり腰を掴まえておいて、何拗ねてんだこのオッサンは!
その身体に跨る体勢でいつもより視点が上にあるせいか、余計にしょうもない行動に見える。
「・・・っ、あのな忍野、口の中の傷を舐めたりしたら、そっちの方が余程痛いだろうが」
「・・・優しくして?」
「気持ち悪い事言うな! ――って、ちょっ・・・」
僕の腰を掴んでいた手が背中に滑って、ぐいっと身体を倒された。
角度が変わって当たる所も変わって、体の中心を抜けて行く感覚に息が荒くなる。
「――っ、ん・・・」
何とか声を抑えて間近で睨んでも、どうせ効果は無いのだけど。
「ほら。阿良々木くんのキスが上達したかどうか、採点してあげるから」
このエロ教師・・・っ!
「――痛くしてやる!」
ついったの流行りに乗ってみる私である。
忍野さんが先生、阿良々木くんが生徒という、ね。
これはやっとかねえと! という気持ちで。
何の先生がいいかな。保険医も捨て難いのですが、古典もいい・・・。
せっかくだからここはかぶらないように、社会とかにしようかな。
じゃあ、暫定で、日本史。+阿良々木くんのクラスの担任。
ずかずかずかずか。
漫画ならそんな書き文字が見えそうな後姿が、19時の街、人気の無い道を歩いていく。
肩を怒らせて鞄を揺らして、アホ毛も心なしかいつもより尖っているように見えて、小さく笑ってしまった。
軽くアクセルを踏み込んで、彼の隣まで車を近づける。
エンジン音に気付いて振り向く前に、窓を下げて、
「――そこの君、乗っていかない?」
明るく軽く、ナンパしてみた。
「・・・」
びっくりした顔で僕を見返した阿良々木くんはしかし、すぐにぷいと顔を前方に向けてしまった。
無視か。これはだいぶ怒ってるなあ。
「こんな夜道の一人歩きは、危ないですよ」
「・・・」
車の速度を彼の歩調に合わせ(時速7キロ)、尚も声をかけてみる。
「行き先、一緒だと思うんだけど」
「・・・ついて来ないでください」
いつに無く低い声に、おやと軽く眉を上げた。
「・・・阿良々木くーん、まだ怒ってんのー」
「別に、怒ってません」
そんな、こちらを一瞥もせずに、競歩みたいな速度で歩いておいて。
唇を引き結んだ横顔も中々凛々しくて(嘘、可愛くて)悪くは無いけど、こう素っ気無い態度を取り続けられると、こちらも少々面白くない気分になってくる。
「・・・いいじゃんキスくらい。減るもんじゃなし」
「っ!」
阿良々木くんは弾かれたようにこちらを向くと、きっ、と僕を睨んで、
「ついて来るなって、言ってんだろ!」
歩道をダッシュして――、ビルの間へと駆け込んで行った。
「あ、こら! ――ったく」
ここまでされるとは流石に予想外。
僕は思わず舌打ちをして車を路肩に寄せ、コンクリートの高い壁の隙間に走り込んだ。
あそこ駐禁だったかなあ・・・というか、若干焦って降りたものだから、キーがついたままだ。早いところ捕まえないと。
「来るな馬鹿!」
捨て台詞を投げながら、阿良々木くんが路地裏の暗がりを走っていく。
ああもう、僕は某・暴力体育教師じゃないんだぞ。
毒づきながらもダッシュをかければ、容易く彼との距離を縮めることが出来る。悪いけどコンパスが違うからね。
「っ――」
細い手首を掴んで、
「はい、つかまえた」
勢い余って後ろによろけた彼を、腕の中に閉じ込めた。
「は、離せ!」
どさりと鞄を落とし、諦め悪くじたばたと暴れる阿良々木くん。
空いている方の手を振り回すものだから、ちょっと危な――
「――っ、て」
「あ・・・」
振り上げた拳を避け損ねた。
――いや、当たるなーとは思いつつ、離したくなかったから、離れなかっただけ、なのだけど。
うん、阿良々木くんに逃げられるという事象は、結構こたえるものだと学んだ。
「ご・・・ごめん」
途端に大人しくなった阿良々木くんは、図らずも僕を殴ることになった手を握り締めて、俯いてしまった。
「・・・いいけどさ。何、そんなに怒ってるのかい?」
僕から逃げたかったのかい、とは聞かない。聞けない。
「お・・・怒ってる、というか」
こまる。
殆ど、呟くような声で。
ああいうのは、こまる、と告げたのだった。
「・・・そんなに?」
軽く震えてさえいるような声に、正直困惑してしまう。
放課後、集めたノートを抱えて準備室に訪れた
(『失礼します。忍野先生、ノート持って来ました』『ああ、ありがとう、その机に置いといてー』)
阿良々木くんを、ドアのところで引き留めて、
(『では失礼しま――』『ちょい待ち』)
キスしただけ
(『はい? ――! ――っ』)
なんだけど。
ドアに手をついて閉じ込めて、本当に、挨拶みたいに軽く。
『普通の先生と生徒』を、阿良々木くんがあまり上手に演じてみせるものだから、ちょっとちょっかいをかけたくなった、だけなんだけど。
目をまん丸に見開いたままキスを受けた阿良々木くんは、
(『――イイ子だね阿良々木くん、ちゃんと生徒してて』『・・・っ』)
無言で僕を突き飛ばして、過剰な反応に驚いた
(『え?』)
僕をそのままに、廊下を駆けて行ってしまったのだ。
家ではもっと凄いことしてるのに、何を今更。
と言いたかったけれど、またキレられても困るので、黙って彼の言葉の続きを待つ。
ずっと握り締めていた手首は開放してやり、向き合う格好で立ち尽くす阿良々木くんの背中で、緩く手を繋いで。
「だって、学校ではそういう事しないようにしようって」
「・・・まあ、そうだけどさ」
「だから頑張って、そういうこと、考えないようにしてたのに」
「・・・」
「忍野からそんなことされたら、――止まらなく、なるだろ・・・」
・・・うわ。出たよ爆弾発言。
不意にこういう、可愛すぎる事を言い出すから困る・・・のは、こっちだっての。
「阿良々木くん、あのさ、あんまりそういう「忍野は、」
やばいかも、と思って遮ろうとした僕を、更に遮る阿良々木くん。いつの間にか、その手で僕のシャツを握っている。
「忍野は大人だから大丈夫なんだろうけど・・・僕には、そういうの、無理だから」
いや、大丈夫じゃないからしちゃったんだって。
「ただでさえこっちは色々見せ付けられてるのに、あんまり、煽るような事するなよ」
「・・・見せ付ける、って?」
さりげなく、阿良々木くんの首筋から後頭部へと、手を這わせる。
「無自覚かよこの野郎・・・あれだけ毎日女子に囲まれておいて、よくそういう事が言えるよな!」
「ああ、そういう事」
身を屈めて、額を合わせる。
口調こそまだ怒っているものの、阿良々木くんはもう逆らわず、緩く笑う僕の目を拗ねた表情で睨んでくる。
「だってどうでもいいからさ、そんな事。――言わなかったっけ?」
君に惚れちゃったんだー、って。
そう囁きながら、既にごく近くまで近付いていた唇を、柔らかく塞いだ。
「ん、――おし、の」
抵抗は、無かった。それでも、
「だめ、外、で」
あえかな声の抗議がある。
形ばかりの制止をからかいたくなって、閉じていた唇を舌でつつけば、僅かに隙間が空けられた。
「ふあ、――・・・」
滑り込ませた舌にそっと応えてくる動きが、小さな水音をたてる。
「誰も、来ないよ」
一瞬離れる合間に呟きながら、阿良々木くんの背が仰け反る程強く、腰を引き寄せる。
「わ、かんないだろ・・・っ」
ビクリと震えて声を上げながらも、その瞳はうっとりと潤んでいる。
「いいよ、別に、見られても」
暗がりでも分かる程上気した頬にも、口付けた。二人の唇から零れる息が、肌寒い大気に浮かび上がるようだ。
「忍野・・・?」
「もしここに居られなくなったら、駆け落ちでもしよう」
自分でもびっくりする事に。
こんな浅い時間にこんな薄暗い路地裏で男子高校生相手に、僕は、本当の本気でそう口走っていた。
「――駆け落ちって」
阿良々木くんが、くすっと笑いを漏らす。
「なに、子供みたいな事言ってるんだよ。そんなこと、出来るわけ無いだろ」
「僕、こう見えても結構サバイバル能力あるんだよ。歴史のフィールドワークがてら全国放浪するとか、どう?」
「それは・・・楽しそうだけど」
僕の肩に手をかけて、阿良々木くんは微笑んだ。
「――いいよ。何処にも行かないで。今のままが、僕はいい」
「・・・そっか」
僕も笑って、仕上げとばかりにもう一度、阿良々木くんを抱き締めた。
そんな夢を見た。
というオチでもいいかもしれない。
暦も忍野も、辿れなかった未来に苦笑するといいかもしれない。
おまけ。
「あー、阿良々木くんに殴られたほっぺたが痛いなー」
「う、だ、だから悪かったってば・・・」
「咄嗟に歯を食いしばらなかったので、口の中が切れてるなー」
「何だその説明台詞・・・」
「舐めとけば治るかも」
「・・・」
「阿良々木くんが」
「・・・自分で舐め、ぅあっ!?」
咎めるように突き上げられて、思わず高い声が出てしまった。
「阿良々木くんが舐めてくれたら、治るかもー」
ふーんだ、とでも言いたげに(キモい)目を逸らす忍野。
人の下でがっちり腰を掴まえておいて、何拗ねてんだこのオッサンは!
その身体に跨る体勢でいつもより視点が上にあるせいか、余計にしょうもない行動に見える。
「・・・っ、あのな忍野、口の中の傷を舐めたりしたら、そっちの方が余程痛いだろうが」
「・・・優しくして?」
「気持ち悪い事言うな! ――って、ちょっ・・・」
僕の腰を掴んでいた手が背中に滑って、ぐいっと身体を倒された。
角度が変わって当たる所も変わって、体の中心を抜けて行く感覚に息が荒くなる。
「――っ、ん・・・」
何とか声を抑えて間近で睨んでも、どうせ効果は無いのだけど。
「ほら。阿良々木くんのキスが上達したかどうか、採点してあげるから」
このエロ教師・・・っ!
「――痛くしてやる!」
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