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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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【2024/04/25 (木) 11:07】 |
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無題
NONAME
自分は部屋で大泣きしました。
生きてないからこうなることはしかたないと思うよりも、なんで八九寺をそういう立場のキャラにしたんだよ!って思いました。
八九寺が消えるぐらいなら他の主要キャラが消えても我慢できたといえるぐらい八九寺大好きだったので・・・。
西尾維新さんのしまりの無さでまた登場してくれることを願っています。


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「鬼物語」ネタバレです。よろしければ続きからどうぞ!




とてつもない喪失感。
読み終えたあと、いや、正しくは八九寺の最後の台詞を読んだら、どっと力が抜けてしまったようで、ぼんやりしています。

どこかで分かっていたことでもあり、しかしどこかでそれは無いだろうとたかをくくっていたことでもありました。
「化物語」の後日譚である「偽物語」で阿良々木くんが言ったんだっけ、見た目も中身もどんどん変わっていく戦場ヶ原や羽川に対して“人はいつまでも同じままではいられない、しなやかに変わり続けて、進んでいかなければ――”みたいなこと。
皆いつまでも同じままではいられない。成長しながら、前に進んでいかなければならない。
……『ならない』というか、それがつまりは生きているということなのだと思います。

日々、体が成長したり衰えたりしながら、やがてくる停止のときまで動き続けるのが生きている人間のあり方だとすれば、既に死んでいる八九寺は。
そう、消えることでしか、前に進めないのだと思います。

八九寺だけが、そのままそこに留まって居ることは許されなかった。二階級特進なんて冗談みたいなはったりでそこに居たいと願った彼女もまた、やっぱりこの世界の住人で……ああうまく言えないな、『100パーセント』の『現実味』をここで持ち出すなんて、ひどい、ううん、ひどくない。
だって八九寺は、人を迷わせてしまうことをつらいと思っていたように、自分の幸せのために嘘をつき続けることも、きっとつらいと思っていたのだろうから。

この感想、いつものように、一読してまずは気持ちを書いておこうとしているのですが、いつになく進みが遅いです。
いつもなら、どういう状況だろうと、必ずその先の未来を考えることが出来ました。でも、今回だけはそうではないのです。八九寺はこの世からいなくなってしまって、あの子の物語はもう、記憶の中にしか存在しないのです。
フィクションの登場人物が一人退場しただけでこんなにやりきれない気持ちになるなんて、自分でも意外ですが、今本当にとても寂しい。

「大丈夫ですよ、阿良々木さん」
あのとき会った、あの人のように――

というのが、ちょっとだけ救いかな。
成長して頼れるお姉さんになった“あの人”の面影を少しだけ見せてくれた八九寺。
世界のルールとやらに生まれ変わりがあるのかどうか知らないけれど、あの子の魂が、また何か、動き続けるもの、廻り続けるもの、未来に繋がるものの流れに、乗ってくれたら、いいなあ……。

YUKIの「長い夢」がずっとぐるぐる回ってる。

『バイバイ長い夢 そこへ行くにはどうすればいいの?』

ああいやだな、今になって泣けてきたな。泣くと本当に気持ちまでまとめに入ってしまうようで。
寂しいよ八九寺、死んじゃった人に生きてる人間が言えるのって、さよならとありがとうくらいしかないんだもの。

*

とりあえず、一旦保存。いつにも増して全然感想じゃなくてすみません…
暦と忍のいちゃいちゃとか諸々についてはまた後ほど!
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とてつもない喪失感。
読み終えたあと、いや、正しくは八九寺の最後の台詞を読んだら、どっと力が抜けてしまったようで、ぼんやりしています。

どこかで分かっていたことでもあり、しかしどこかでそれは無いだろうとたかをくくっていたことでもありました。
「化物語」の後日譚である「偽物語」で阿良々木くんが言ったんだっけ、見た目も中身もどんどん変わっていく戦場ヶ原や羽川に対して“人はいつまでも同じままではいられない、しなやかに変わり続けて、進んでいかなければ――”みたいなこと。
皆いつまでも同じままではいられない。成長しながら、前に進んでいかなければならない。
……『ならない』というか、それがつまりは生きているということなのだと思います。

日々、体が成長したり衰えたりしながら、やがてくる停止のときまで動き続けるのが生きている人間のあり方だとすれば、既に死んでいる八九寺は。
そう、消えることでしか、前に進めないのだと思います。

八九寺だけが、そのままそこに留まって居ることは許されなかった。二階級特進なんて冗談みたいなはったりでそこに居たいと願った彼女もまた、やっぱりこの世界の住人で……ああうまく言えないな、『100パーセント』の『現実味』をここで持ち出すなんて、ひどい、ううん、ひどくない。
だって八九寺は、人を迷わせてしまうことをつらいと思っていたように、自分の幸せのために嘘をつき続けることも、きっとつらいと思っていたのだろうから。

この感想、いつものように、一読してまずは気持ちを書いておこうとしているのですが、いつになく進みが遅いです。
いつもなら、どういう状況だろうと、必ずその先の未来を考えることが出来ました。でも、今回だけはそうではないのです。八九寺はこの世からいなくなってしまって、あの子の物語はもう、記憶の中にしか存在しないのです。
フィクションの登場人物が一人退場しただけでこんなにやりきれない気持ちになるなんて、自分でも意外ですが、今本当にとても寂しい。

「大丈夫ですよ、阿良々木さん」
あのとき会った、あの人のように――

というのが、ちょっとだけ救いかな。
成長して頼れるお姉さんになった“あの人”の面影を少しだけ見せてくれた八九寺。
世界のルールとやらに生まれ変わりがあるのかどうか知らないけれど、あの子の魂が、また何か、動き続けるもの、廻り続けるもの、未来に繋がるものの流れに、乗ってくれたら、いいなあ……。

YUKIの「長い夢」がずっとぐるぐる回ってる。

『バイバイ長い夢 そこへ行くにはどうすればいいの?』

ああいやだな、今になって泣けてきたな。泣くと本当に気持ちまでまとめに入ってしまうようで。
寂しいよ八九寺、死んじゃった人に生きてる人間が言えるのって、さよならとありがとうくらいしかないんだもの。

*

とりあえず、一旦保存。いつにも増して全然感想じゃなくてすみません…
暦と忍のいちゃいちゃとか諸々についてはまた後ほど!
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【2011/09/28 (水) 20:53】 | 感想
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無題
NONAME
自分は部屋で大泣きしました。
生きてないからこうなることはしかたないと思うよりも、なんで八九寺をそういう立場のキャラにしたんだよ!って思いました。
八九寺が消えるぐらいなら他の主要キャラが消えても我慢できたといえるぐらい八九寺大好きだったので・・・。
西尾維新さんのしまりの無さでまた登場してくれることを願っています。


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この記事へのコメント
無題
自分は部屋で大泣きしました。
生きてないからこうなることはしかたないと思うよりも、なんで八九寺をそういう立場のキャラにしたんだよ!って思いました。
八九寺が消えるぐらいなら他の主要キャラが消えても我慢できたといえるぐらい八九寺大好きだったので・・・。
西尾維新さんのしまりの無さでまた登場してくれることを願っています。
2011/12/12(月) 00:20 |   | NONAME #5617bea764[編集]
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