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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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「囮物語」ネタバレです。よろしければ続きからどうぞ!

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「こよみおにいちゃん」


ファーストシーンのイメージでらくがきをがりがり。
この格好じゃないし、髪はあれだし、なんだけども、もう余りにも美しいイメージが頭の中にありまして。
……頭の中にしかないのがもどかしいのですが!ぐぬぬぬ

「彼女」を護っていた脆弱な屋根が吹き飛んで、か弱くも最強のかみさまが現れる。
うねうねと蠢く十万匹の蛇、涙も流れて混ざって分からなくなるほどの豪雨、壊れてしまったとびきり可愛い女の子。

大好きなひとが来てくれた歓喜と、その人に一番みにくい姿を晒す絶望の交差する瞬間、を、是非、アニメにしていただきたい…っ!
綺麗だろうなあ…シャフ度で振り向くんだろうな!


さて、今日もちょこっとだけ、思いつくままに覚え書きしてみます。


■「お前はいつもそんな風に

迷惑そうに。

撫子の気持ちは何となく分かります。
暦お兄ちゃんは、撫子にとっては素敵な「ぐうぞう」なのよね。
アイドルでも何でも、素敵な「ぐうぞう」は、振り向いたりしちゃ駄目なんだよね。

ただ、「暦お兄ちゃんみたいなの」に恋をしてた撫子だけど、それでも、彼を好きだって素直な気持ちは、きっとまだ微かに息づいている。
「やんでれ」撫子には惚れ直したけど、あのひたすらに可愛らしい撫子がサルベージされるのも楽しみにしています。

それにしても。神様になっちゃった撫子か。
ツイッターにも書いたけど、恋愛サーキュレーションの「神様ありがとう」辺りからスライドして育ったネタなのかしら。
西尾先生の、何ていうんでしょう、後から伏線とでもいいましょうかw 後から出た要素を取り込んで巻き込んでひとつのお話に紡ぎ上げていっちゃうやり方、すっごく面白いです。

なでこスネイクのオーディオコメンタリーなんかにも、伏線?ていうか?みたいなものがあるかしら。ちょっと聴き直してみるー!


■「してやられたわい、あの姪御気取りに――」

忍野扇は、忍野の本当の血縁てわけではなかったのですね。それに、どうやら人間でも無いような気配?
何が目的の、どういう存在なのかは分からないけど……上記の微妙に面白くなさそうな態度からして、忍と同じような存在ということなのかしら。
忍野忍と忍野扇で、姉妹というか何と言うか、そういう存在なのかなあ。
日本中に『忍野』姓の人(ていうか)がたくさん居たらどうしましょう。何かこう、隠し子がいっぱいいるみたいで、忍野ファミリー好きとしては何かこう……こう……忍野さんの尻軽!(言いがかり)

まあ、忍野さんから直々に名前を貰ったことがはっきりしてる忍はともかく、扇ちゃんはまだ自称だからねー。
忍野のあずかり知らぬ所でってことは無いにせよ、勝手に名乗ってるのも面白いかも。もえる。


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「囮物語」ネタバレです。よろしければ続きからどうぞ!




※一読しただけの、勢い任せの書き殴りです。

何はともあれ、まずはこの言葉を叫ばなければ始まりますまい。

続くーーーー!!!???

紙幅が尽きつつあるのを左手に感じながら、まさか、まさかと読み進めて、撫子の宣言で幕を下ろした今のこの気持ち……何と言ったらいいのかな。
うん、ゾックゾクする、ゾクゾクしてる、今!

かみさま、って。
本当にラスボスだ、なんて。
あの弱々しい少女が、何という禍々しい、美しい化物になってしまったことでしょうか。
……ああそうか、あの表紙の、世にも美しい撫子は、服や靴を、帽子を、そして花を撒き散らして、脱皮、してるんだ。

はっきり言って、惚れ直しました。
予告から察するに胸の痛くなるようなお話なのだろうなとは思っていましたが、それはあくまで、淡い初恋を失う甘い痛みであって、こんな、正面から心臓を貫かれるような血みどろの痛みだとは、欠片も思っていなかったのです。

「嘘つき。神様の癖に」

予告で見てからお気に入りのこの台詞が、案外軽い部分で使われているものだと笑っていたのですが、いやはや、とんでもなかったですね。
神様撫子はとんでもない嘘つき。自分さえも謀ることのできる――西尾作品繋がりで玖渚のお姫様の言葉を借りるならば――ハイエンドな嘘つき。

始まりは普通の女の子であった筈の撫子が、いつのまにこんな化物になったのか。
蛇に巻き付かれたときでしょうか。
否、やはり彼女にはそういう資質があったのでしょう。
或いは、あの年頃の不安定な女の子には、いつでも“向こう側”へと境界を飛び越えられる資質があるということなのかしら。とか言ってしまうと、一般論すぎて乱暴ですが。

(どうでもいいけど、今私、撫子の語り口調が伝染っているw 可愛くて薄暗くて大変よかったですね)


え?

と、撫子が改めて自分の手首の“シュシュ”を見た瞬間のゾクゾクが大好きです。
世界の白黒が反転するかのような、衝撃というよりは、裏返り、引っくり返り。

はじめまして撫子さんと言いたい。
今までの撫子も嘘では無いけど、氷山の一角とでも申しましょうか。
ずっと押し込め続けたドロドロしたものとひとつになった撫子は、それでもやっぱり、可愛い。とびきり可愛らしい声で、喋るんだろうなあ――と、どきどきしました。

そうそう、読んでいる間、ずーっと、撫子の声は頭の中で花澤香菜さんの声にアフレコされてました。予告映像を繰り返し見た成果でしょうか。エア・耳が幸せ。

撫でないで子さんも、おとなしい子さんも、かわいそう子さんも、困った子さんも、そしてキレ子さんも、大好き。
完璧に可愛らしくうじうじと鬱陶しい、やがて恐ろしき撫子さん。神様という化物になってしまった撫子さん、暦お兄ちゃんはどうやって助けてくれるのでしょう。
次のお話は時間が遡るようなので、ひたぎエンドが本当のエンドか…。くうう、楽しみ!!


さて箇条書き。


■「私を殺していいから、阿良々木くんは助けてあげてくれない?」

ひたぎーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

ひたぎだ、ひたぎが!!
撫子変貌のときのゾクゾクとは正反対、ぐわっと胸が熱くなりました。
どうしてこう、この女は…!!
ひたぎについて話そうとすると、暦と同じ感じになってしまう私です。すなわち、こいつのことが、好きすぎる。

暦には、ひたぎしかいない。
月火ちゃんも言ってましたが、本当にそうなんだと思う。

「その子は阿良々木くんの宝物なのよ」

………!
いや、だから、声にならないってば!
本当にこの女は!(リピート)

盲信や盲愛では、ないのだと思います。勿論、博愛とも違う。

“そういう阿良々木くん”を丸ごと愛している、ただそれだけなのだと思う。

もう、なんか、あいしてる。
私が、ひたぎを(おまわりさんこっちです)。


そして、阿良々木くんの宝物って、忍だったんだねって思ったら、もう涙が出てきた。
たからもの。
いつか見せてやろうって言ってた――恋人に、見せてあげたんだ、暦。忍を、宝物って。
宝物なんだなというのはひたぎの見立てなのかもしれないけど、何にしても。
素敵な、幸せな響きですよね。


■「よかったの、たまたま可愛くて」

人間如きに

魔性じゃよ

今回はカッコいいほうの忍だった!
600、おっと失礼、大体500年、人の信仰を糧に生きてきた怪異の貫禄を感じます。

「儂の次に可愛い!」

うむ、可愛いもカバーしている!
や、でも今回忍に関しては、宝物ってのがね…一番印象的だったかもしれない。


■「可愛いだけの撫子ちゃんが悪いんじゃないの、ばーか」

どうしよう月火ちゃんの一言一言がもう小気味良いよ!

すっげえなあ、これは友達でなければ言えない暴言の数々ですよ。友達と思うからこそ、面倒を背負い込む覚悟が無ければ出ないよーこれはー。
いや、こんなの(勿論可愛いだけ、とかじゃなくて、一番言って欲しくないこと)友達に言われたら普通に凹んで多分恨みますけど!そしてそんな友達は、要るか要らないかで言ったらまあ、居ないほうがいいですけど!

でも、もしもこんな友達を作ってしまったら、一生愛してしまうな、きっと。
有り得ない、ぶっ飛ばしたいって思ったとしても、離れることなんか出来ないかもね。

え、それは友情じゃなくてマゾですか?え?そうなんですか?

これまた、井口裕香さんの声で脳内再生。こむちゃを毎週聴いてる成果と言えましょう。ゆかちー大好き!朗読してっ!


■「殺しに来たぜ――千石」

あらかっこいい!
奇跡の“かっこいい阿良々木くん”再びですか?さすが他キャラ視点(色々失礼ですよ)。
と思ったら大概危ない行動ばかりだったので、安心するやらがっかりするやら。つまりは通常運転です。

撫子に心臓を粉砕されるシーンは、見えてもいないのにえらい美人さんでした。
こっから半年で、最終決戦なのかー…。

花物語で高校を卒業したことを知っているので、どちらかといえば彼らが猶予期間のその半年、何して過ごす予定なのかのほうがよほど気になるわけですが。
あーさて、どうするんでしょう、楽しみ楽しみ!


長々とお付き合いいただきありがとうございます。ではとりあえずひとまず、もう一度読んで参ります。


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神原とあの子をらくがき。
ネタバレ、捏造ありで、ぐわーっと殴り描いたラフすぎるラフですが、よろしければつづきからどうぞー!









受け受けな神原は…いい…。


追記を閉じる▲

彼女の想像図を描いてみました。
ネタバレです、よろしければつづきからどうぞ!









沼地蠟花、妄想図です。

私の妄想は、ワンレンの茶髪+薄眉+唇はぽってり厚め+眠たそうな目。
だるんだるんの…だるすぎだろ!ジャージ。

……何で私はギャルギャルしい沼地を想像したのだろうw
たぶん、神原とどこまでも対にしたかったのですね。スポーツ…マン…?


「神原選手――」


沼地×神原萌え。
友情と、それ以外の何かでぐちゃぐちゃに、くんずほぐれつ絡みあった二人の関係性が好きです。

普通に百合でもいいです(正直)。
爽やかで初々しいやつじゃなく、ドロッドロのやつがいいな。
「こんなのは知ってるかい、神原」とか言って沼地にあんあん言わされる神原もオツですなあ。
で、そこに日傘が介入してきて神原を取り合ってハアハアハアハry


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拍手からと、コメントからと頂いたので(というか管理人は窓口をひとつにまとめるべき!す、すいません!)、こちらの記事(つづきから)でお返事いたしますv





>3/31 ゆいち様

はじめまして、コメントありがとうございます!
つたない感想を読んでいただき、勿体無いお言葉まで…!ありがとうございます…!

本当に、一人称小説ならではの面白さでしたねー!
阿良々木くん目線ではあんなに無敵のへんたいだった(笑)神原が、内側から見たら、何て真面目で愛らしかったことか。
阿良々木くんの目線は他者に対してとても優しいので(…女子に対してと言うべきでしょうかw)、神原が頑張ってそう振舞っていた+こうありたいんだろうなと阿良々木くんが思った、という補正がかかって、あんな感じになっていたのかなあ、なんて思いました。
神原から見た貝木さんは新鮮でした…ふつうに世話好きなひとがいる…!wwwしかも、信用されないことを自覚して説得してるのがもう可愛くてどうしようかとwww
この後のシリーズでもこんなふうに、視点が変わって見方ががらりと変わるようなこともあるのでしょうか、楽しみなような少し怖いような…西尾先生ったら本当に引きが上手いなあ!

阿良々木くんはかっこよかったですね!それこそ、神原目線ということもあるのでしょうが、大人で…そうそう、何だか達観してしまっていてw
手に負えないようなことにばっかり首を突っ込んできた彼ですが、きっとこれからも無理無茶ばかりしていくのでしょうね。やれやれ(好き)。

ニュービートル…おおお、そうなのですか!?びっくり。か、可愛いなおい!(唐突に萌えるな)
先生、ご存知だったんでしょうか。どっちでも面白いなあ、神谷さんがお読みになったらどんな反応なのか気になってしまいます。によによ。教えてくださってありがとうございますv

長文大歓迎です!!!!!よろしければまた遊びにいらしてくださいませv



>4/2 彼女の従僕様

はじめまし…じゅ、従僕さん…だと…!?(ドキ…ン…)おっと、いきなりときめいてしまいました。コメントありがとうございます!
感想を読んで頂き、しかもお褒めの言葉まで頂いてとても嬉しいです、ありがとうございます…!

腐の気持ちwwwす、すいません!腐っててすいません!というか、そこを越えて感想を下さるなんて…菩薩…?
おいといてw

本当に今回は神原がもがく姿が可愛くて仕方ありませんでした!
このままじゃいけないけれど、倒したら終わり、みたいな分かりやすいワルモノがいるわけではなく、だからこそどうするのが正解なのか分からなくて、うんうん悩んで迷って…。
読みながら私もぐるぐる考えて、何だか、とても近しい友達の話を読んでるような気持ちになりました。

二十歳を迎える前に怪異から開放された神原、どんな大人になるのでしょうね。…うわあ、考えてみたら本当に寂しいなあ…!><でもこれはきっといいこと、悪くない寂しさ、ですよね。
あと三冊…、傾ではまさかの出番ちょっとだった八九寺ですが、これはきっとこれから凄い見せ場がある伏線に違いないと思っ…思って…思っています!(念)

長文大歓迎です!!!!!!!!!!(!増量)よろしければまた遊びにいらしてくださいませv


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