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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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ついったログまとめです。TOSHIさんにお付き合い頂きました!

今回は趣向を変えまして、ログそのままではなく、それぞれちょっとずつ推敲して、摺り合わせてみました。
どちらがどちらの、文字色変えも無しで参りますので、共作という事でご覧頂ければと思います。

告白の、ワンシーンです。



 


 
 
 
「・・・もうお前なんかにはぐらかされないからな」
 
 
 ありったけの勇気を振り絞って発した声は、微かに震えていた。
 
 
 
 仄かに見える彼の顔。暗がりの中で常と同じように見える彼の顔が、僕の言葉に決定的な色をすとんと落とす様を僕は見た。
 決定的な―――それまで確かに其処に存在していた、友愛の色を。
 
 
 
「・・・勇敢だなあ」
 
 
 す、と忍野の目が細められた。
 
 
「・・・」
 
 
 こんな目で見られた事が、今までで一度でもあっただろうか。
 こんな、冷たい――いや、冷たいとすら感じない、他人を見るような、酷薄な眼差し。
 
 
 
「僕が男、しかも君みたいな、さしたる取り得も無いガキに、本気で構うと思ったのかい?」
 
 
――足が、もう少しで震えそうだ。
 怖い。忍野という男が、ひとたびその意思を以って人を威圧しようとすれば、これ程までの空気を纏えるという事を、僕は初めて知った。
 しかし、それよりも何よりも恐ろしいのは、
 
 今退き下がれば、忍野はもう二度と僕を見てくれなくなるという事が、はっきりと分かってしまう事、だった。
 
 
 
「だから言ったろ。―――はぐらかされてなんか、やらない」
「別にはぐらかしてるわけじゃないよ。本当に、本気で嘘偽り無く忍野メメは阿良々木暦の事なんかなーんにも思っちゃいない。・・・ちょっと自意識過剰なんじゃないのかい、阿良々木くん」
「自意識過剰?」
 
 
 は、と鼻で笑う。
 だが忍野はその挑発にさえぴくりとも反応しない。明らかに常の彼とは異なる瞳を持ってして、彼は僕を淡々と眺めていた。
 
 
 
「自意識過剰大いに結構じゃないか。何がいけない? 言ってみろよ忍野、自意識過剰の何が悪い」
 
 
 カツカツと、それほど無かったお互いの距離を更に詰める。
 忍野は何も言わない。拒絶も感心も彼は口にしない。ならば僕はその距離を詰めるだけだ。
 詰めれば詰めるほど互いの距離は明確に失われていく。されどいくら距離を詰めようとも、一向に彼を間近に感じる事は出来なかった。
 
 
 僕なんかじゃその影を掴むことすら出来ない、ひどく、遠いひと。
 ―――けれど、
 
 
 
「・・・それに、お前も言っただろう?」
 
 
 カツン、と音が途切れる。
 同時に、僕はぐい、とその胸倉を引き寄せた。
 
 
 届かないからなんだというのだ。掴むことすら出来ないからなんだというのだ。
 そんなこと―――知ったことか。
 
 
 
「僕は勇敢なんだ―――今更、お前の優しさなんかに怯えてやらない」
 
 
 微かに揺らいだ瞳を睨むように覗き込んで、僕は低く言い放った。
 
 
「・・・優しさ?」
「――そうだ。お前は僕に手を出していつか僕を置いて行く事になるのがそしてその時に僕を完膚なきまでに傷つけるのが嫌なんだ。そうやって僕を守ろうとしている。・・・そんな優しさはいらないし、怖くない」
「――傷つくって言葉の意味も、知らないくせに」
「僕はとっくに傷物だよ。それに、僕は・・・お前に傷つけられたいんだ」
 
 
「・・・君は本当にドM野郎だね。自分から傷つけられたいとか、頭おかしいんじゃないのかい」
「おかしくない。・・・それにな、忍野」
 
 
 傷つくという言葉の意味も知らないと、お前が言うのなら。
 
 
「教えてくれよ―――お前が、僕に傷を付けてくれ」
 
 
 お前のものだという、一生消えない傷を。
 そっと忍野の手を僕の首元へと持っていって、まるで懺悔するようにそう呟いた。
 
 
 
「・・・本当に、消えないよ?」
 
 
 いつか思い出す度に、抉られるように痛いんだよ?
「――そうなのかもな。でもそれは忍野、お前も背負ってくれるんだろう?」
 頚動脈を撫でられながら、もしかしたら忍野が負う傷は、僕と――僕の前の、誰かの、2人分かもしれないなと、よぎる。
「本当に勇敢だなあ――それに、」
 
 残酷だなあ。
 
 そう言って笑う顔があんまり切なげで、僕は、
「・・・もう一つ。卑怯者」
「わ、るい――」
 理由も分からない涙を、止める事が出来なかった。
 
 
 
「それでも僕に傷を付けて欲しいのかい。消えない傷を、消せない痕を」
 
 
 頚動脈を撫でる手が止まる。
 消えないと、消せないと。まるで彼は最期を告げる審判のような重苦しい声で、その言葉を、僕の欲しい言葉を。
 
 忍野の冷たい指先から、彼のたとえようが無いほどの感情がひしひしと伝わって―――それがどうしようもなく、いとおしくて。
 
 
 
「―――つけてくれ」
 
 
 傷を、お前という傷痕を、
 
 
 
「僕に、刻み込んでくれ―――・・・」
 
 
 ぎりっ、と首筋に走る痛みにそっと瞳を閉じて、僕は彼の存在を一心に感じた。
 
 
 
「・・・ああ、やっぱりすぐに治っちゃうね・・・まあでも、体の傷なんていつかは治るし」
 
 やがて小さな呟きと共に、忍野の指が離れた。
 首筋を辿っていた――という表現は些か生温い。僕の頚動脈の真上に爪を立てて、薄く皮膚を破りながら、端から治ろうとする其処を何度も何度も抉っていた――指が離れ、目蓋を上げるよりも先に、ふわりとした感覚に包まれた。
 忍野が、固く張り詰めていた僕の体を、柔らかく抱き寄せたのだ。

「――おし・・・の・・・っ」

 背中に、頬に感じる温もりに、緊張の糸がぷつりと切れたようだった。
 突き上げてくるような嗚咽に任せて目の前のシャツに縋り付けば、そっと背中を撫でられて、優しい声が降って来る。
「ごめん、沢山意地悪言ったね。怖かったろうに」
「・・・っ、――!」
 高い壁のような拒絶のすぐ後に与えられた慰撫の言葉は余りにも温かくて、嬉しくて、悲しくて、甘い。
「君があんまり勇敢で――僕のほうが、怖かったんだよ。もう、しないよ」
 低く穏やかなその声に、きっと、優しくされるほうが後から辛いんだろうなと、頭の隅で、思った。
 
 
 
「す、き・・・っ」
 
 
 彼から与えられる、痛みを伴う優しさ。
 心臓をそのまま抉り取られるような痛みだとしても、僕はそれが欲しくて欲しくて仕方なかった。
 
 
 
「好き、だ・・・・・・好きなんだ・・・っ」
 
 
 零す度にぽろぽろ溢れ出る痛みと涙。
 極上の砂糖菓子のように甘い痛みは僕にはひどく甘くて。
 甘くて甘くて―――ひどく、死にたくなった。
 
 
 
「おし、の・・・ぉ!」
 
 
 子供のように恥ずかしげも無く嗚咽を漏らして縋りつく僕を、忍野は嬉しそうな、けれど何処か痛みに耐えるような常の彼らしくない笑みを浮かべて
 
 
 
「・・・僕も好きだよ。ずっと好きだった」
 
 ずっと、欲しかった。
 
「――ごめんね」
 
 
 もう一度だけ謝って、忍野は、ぎゅうっと僕の体を抱き締めた。
 謝るなよ忍野。お前が謝るたびに、この腕の熱が冷める時を想って死にそうになるんだ。
 
 
 
「離すな。この腕を、この手を、」
 
 
 この熱は冷めない。この夢は覚めない。
 
 
 たとえそれが―――傷痕だとしても。
 
 
 
「僕を離すな―――・・・」
 
 
 終末の夢を謡いながらお前の空言を愛するから。
 だからせめて今だけは、僕をお前の空言に溺れさせてくれ。
 
 
「うん――離さない」
 
 
 そう言った忍野の腕が、声が、一瞬震えたように感じたのは、気のせいだったのかもしれない。



 




『あの人に嫌われる? 無関心より まし ね』



タイトルは勝手に付けさせて頂きました。チャラです。
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先輩=女子設定で、超適当な妄想メモです。

先輩「忍野くんて本当に女々しいよねー」
忍野「はあ」
先輩「忍野くんの化物ネームは、女々しいのメメでどうかな」
忍野「凄え嫌です、ていうか化物ネームって何」
先輩「ラジオネーム的なものかな。必要でしょう、私達みたいなサークル活動をする上では」
忍野「必要ですけど、自分で決めるんで別につけてくれなくても」
先輩「貝木くーん、影縫さーん」
忍野「聞けよ」



でも10年越しで名乗ってる忍野さん、とかだったら萌えるなあと。

先輩はちょっとだけ羽川風に妄想してみました。
羽川を見て先輩を思い出す・そしてブルーになる、ということなので・・・実力は普通に図抜けていそうですよね。
で、他人の為にすぐ危ない事に首を突っ込む、のかしら。そして後輩は、ああもう! って追いかけるのかしら。
もえる。
ああ、知識はあれど、全っ然その才能が無い、というのもアリだなあ。
で、知識と実力は有り余っているけどやる気だけが無い後輩が振り回される、と。
もえる。


といっても、一言、二言だけの覚書です。

■かんそうぶん「げきだんいぬカレーげきじょうをみて」

全てのシンデレラのもとに、魔法使いが現れるわけじゃない。
ただ、それだけのこと。

『傾いた心はもう 神様も動かせない』

それだけの事なのに、こんなにかなしい。

うたは、みさっちゃんで。
あ、劇団犬カレーって、坂本真綾氏の「ユニバース」PVの方たちなんだあ、へー!

■どうして気付かなかった――

ここで、フェンス越しの暦たちを持ってくるのが・・・!
つばさ3話の、フェンスを掴んだ忍野の手が、遠くの暦にかかってたのを思い出して泣いた。

■言わしてもらうぞ!

確かに絆創膏はいいものかもしれない・・・とてもえっちで。
しかし、しかしだ、私は、忍は、『穿いてない』派だったんだあぁーーーーーッ!

というかですねえ・・・ぽよよん先生(あえてこっち名義)(疲れてうっかりこっちの人格が降臨したとしか思えねえ)のイラストとして見たら素直に身を乗り出したかもしれませんが、本編のあそこでやられると、何か我に返っちゃうんだもん! いや、肉眼じゃ分からないけど!

忍はお貴族様だからさ、ばんそこ貼るよりは『穿いてない』だと思うんですよ?(萌えに対して野暮な突っ込みいれやがって!)(すいませ…!)(彼女のスリップドレスの下についての自分の思わぬ思い入れにびっくり)

貴族の人って、召使の前とかで裸になるの気にしないんだよね。確か。だからこそ(以下大体同じ内容につき略)


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ツキモノだ!
このコピー、大好き!

つばさキャット其の伍、感想・改です。
ネタバレ解禁の方は、つづきからどうぞ!

改めまして、つばさキャット其の伍、参ります。

■嵐が来る
明滅する街灯の鋭さが稲光のよう。
本能に、この先は危険だと訴えてくるようでした。
火花か花火みたいなのに、何で冷たそうに見えるんだろう。
最高温度の一等星が、青白いのに似ている。

■指先
暦? の背中に回される、翼? の右手の指が、爪を立てるくらいの強さで、性的で、怖くて、綺麗。
この背中、本当にカッコいいですねええ・・・!

■帰りを待つ人
前回のラスト、ハサミでジャキン! と切り落とす横顔が、何だかドキッとするような鋭さだったけど、蓋を開けてみたら、こんな可愛いもの作ってました。

いや、もしかして。
羽川さんを助けに行った暦を、信じていても、やっぱり不安な気持ちで待っていたんじゃないだろうか。
そしてハサミを振るったけれど・・・結局、気付いたら、あの可愛らしい切り紙を作っていたんじゃないだろうか。

『早く帰ってきてね』
て、言ってるみたいな顔だなあと思いました。

・・・っ可愛いいいいいいいいいいい!!!!!

■だからよぉ――
暦が、残酷な台詞を吐くたびに、猫の抑えきれない感情と共に、激しく散る火花。
この辺のシーンは猫=羽川にどうしたって感情移入してしまうから、私の苛立ちと画面の火花がシンクロする。
ゾクゾクする。

ここの猫の流れる髪・・・!
しなやかで、冷たい水みたい。

■おくびにも出すわけがにゃいんだにゃ
ここ・・・!
初めて見た時、不意に歪む笑顔にビクっとして、泣き崩れる様を呆然と見守って・・・遅れて、涙が溢れた。
だって、何を叫んでいるのか、分かってしまう。

『好きなの』

って、叫んでいるんだ。
そして、

『どうすればいいの』

それを完璧な『無音』にしてしまう、してしまえる羽川に、こっちが泣き叫びたくなるくらい。
羽川が隠す事を選択したならば、暦が鈍感だろうとそうじゃなかろうと、完璧に隠しきれるのでしょう。
目を背けたくなるような悲痛な表情で頬を掻き毟る彼女を見ていると、そんな選択をした事を、馬鹿だなあ、とさえ言いたくなってしまうけど、勿論、言えるわけないです。

■私、嘘なんかついたことが無いもの
違う――って思う暦の顔が男前で苦悩しててセクシーであります。

■灰かぶり姫と王子様
キラキラ舞い落ちるつくりものみたいなお花が綺麗。
王子様とシンデレラ、絵本みたいで可愛い。可愛い、幼い、儚い。

■たかが?
とうとう弾け飛ぶ街灯。うん、砕けるならここだわ。

躊躇いながら抑えきれず伸ばされる腕が切ない。

■戦場ヶ原のことが、好きなんだ
ここでもう一度灯される灯りかー!
「違うよ、八九寺」辺りから、カッコよくてドキドキするさー。

「お前を出したのは羽川の弱さなんだ」
ざっくり斬りつけていく暦が、やっぱりカッコいいと思いました。
ここで完膚なきまでに羽川を振る子でなければ、流石に愛せない。

■我が身を犠牲にして、瀕死の吸血鬼を助けてしまうくらいの――
ああ、ここで暦の影が映っていたのか。

忍は、どんな気持ちでこの辺のやり取りを聞いていたのかなあ。
個人的には、苦笑、くらいの感じもします。私の印象では、忍って物凄く優しい、大人だから。
暦を許す事自体は、結構早いうちに済ませていたんじゃないかなあって。
いいから早く儂を呼ばぬかって。

■羽川から聞いたんだぜ?
魅了の話について暦がそう言ったとき、羽川が頬を赤らめるのは、恥ずかしかったんだろう、なあ。
そんな、間違っていると誰より自分自身が知っている解釈を、暦に告げた自分を、恥じたんだろうなあ。
そんなに、フェアにやらなくて、いいのに。ここも泣きポイント。

あ、そしてここで、先行カットの女の子達のショットなんだ。
皆とびきり可愛い!
元々可愛いけど、阿良々木くんビジョンが入ってるよね。

■つかないはずの、嘘
ここの猫の表情も大好き。しょうがにゃいにゃあ――って感じ。

■誇っていいんだな
ここの泣き出す寸前みたいな顔も大好き大好き!
これは、回想じゃなくて、猫の中で半分眠ってるであろう羽川の、本当の表情なのでしょうね。

■■■ Bパート ■■■

■そんなことよりこのボディを見てくれ
マッチョすぎてちょっと面白かったよ!
いやいやそれどころじゃない、血ィ出てるし! 正味、人間2人分くらい出てたし!!

猫の髪の毛が、光の加減なのか、黒に見えるのがいいですね。
羽川の、暦を自分のものにしてしまいたい欲望と重なり合って、いやそれにしてもいい体で(どうしても我に返っちゃうご様子)

■戦場ヶ原は確実に羽川を殺す
まあその前に、羽川が自殺しちゃいそうだけどねえ。

■それはただの言葉にゃ
さりげない一言ですけど、これを看破してるのが羽川ってのがいいなと!

■お前を助けたいと思っている奴がいったいどれだけいるかと
一生懸命走る撫子が可愛い。可愛いなあ・・・(きゅうううん)

■ 忍 野 忍
忍登場、カッコいい・・・!
見た目は可愛いままなのに、ちゃんと王様の風格だと思いました!
下ろした腕の先で爪を立ててるポーズも、臨戦態勢でカッコいい!

吹っ飛ばして、押さえつけて、牙を突き立てる――本当に一瞬だあ、ゾクゾクするー!
抱かれたい幼女ダントツ1位間違いなしですね!(勢い任せで何言ってんだ)

■阿良々木くん、きちんと、しなさい
ああ、羽川の声、何だか凄く久しぶりに聞いたような気持ち。
ここまでもずっと同じ声の筈なんだけど、なあー・・・堀江さん、すっごいなあ・・・。

そして、そうこの声。
この声が、羽川の声だ。何よりも、今までのどれよりも。
優しいとか、穏やかとかの一言だけでない、うんと層の厚い意味を持った声だったと思います。

■もう!
ただいまー妹たち!
火憐ちゃんの技も見事だが、月火ちゃんの愛らしさに驚嘆であります!
髪伸びたなあー! 芸が細かいったら。

■忍野の元へと
頬杖ついてる暦の顔・・・っ!
何、来たのに居ないなんてって拗ねているかのようなその顔! えらく可愛らしいじゃねえかこの野郎!

■皮を剥ぐわよ
いやこれさあ、朝も書こうと思ったんだけど、しんちょu(野暮かしら!)

■立つ鳥は
学習塾跡のシーンの、穏やかなBGMが・・・もう、駄目だ、どうしても涙が・・・
そこに居た人の本当の部分――このすぐ後に子供たちに看破されるあの性格の、優しい音色みたいじゃないか。

忍野の通った道を辿って、最後の場所へと辿り着く暦。
忍野がそうしたときのように、鉄骨がからから音を立ててる。
優しい音楽は、今も、鳴っている。

■おひとよし!
忍野が居なくなったと知った後の子供たちは、やっぱり少し大人びて見える。
導いてくれる人が居なくなっても、もう、一人ずつで立っていられるんだね。
それを、忍野はもう知っていたんだなあ。

寂しくて晴れやかで、本当、卒業式のような気持ちです。

■重なり合って、また離れる
前の記事とかぶりますが、時計の針のように近付いて重なって離れる忍野と暦がさーもーーーー!!!
うーわーって、なるよね!!

あ、忍の口が動いてる!
歌ってるみたいで可愛いなあ。



はあーやっとちょっと気が済んだよ・・・。

横で呟いていますが、久しぶりにこんなにアニメにはまった!
そして、最後まで面白かった!
私の面倒くさい思い入れに、作品はちゃんと応えてくれた。それが本当に嬉しい。

見終わった後、心が色んな感情でうわっと満たされて、大好きとか嬉しいだけでなく、切ない苦しいも入っているんだけど、全部心地よかった。

沢山貰いました。ありがとうございました。


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化物語15話、今見た・・・!!

これから会社だけど、ちょっと、ちょっとだけでも・・・!
感想というか、なんか叫んでますが、ネタバレ解禁のかたはつづきからどうぞ!

すっっばらしかったなあああああーーーーーー!!!!!!!!!

今現在、一度しか見ていないんですが、ちょっと思い返そうとしただけでも凄い密度で、ドキドキしています。
以下箇条書きでメモのみですが・・・しかもNLとBL混ざってますが・・・

■誰!?
冒頭の男の背中がカッコよすぎて、動揺しました。誰!?(どうしてそう失敬な)

■向き合う猫が、羽川の姿に、微笑む羽川の、顔が――歪んで、泣き出す。
ああ、あんなに泣き叫んでいるのに、声が、届かない。

ここで既に涙が止まらなくなりました。

■でも、揺らがない。
暦が、動揺はしても迷いはしないのは、その胸にいつもひたぎを抱いているから。

■生まれて初めて、真剣に人を
薄暗がりの中で、あの子の後姿だけが、微かな光のように浮かんでいる。

■猫の言葉を、羽川の姿で。
これ・・・効いた・・・!
優しくて穏やかな彼女の顔で、猫の剥き出しの本音の言葉を喋る、とか・・・

◆スペシャル本ですとおおおおおおおおおおお(絶叫)
設定きたあああああああ!!
近日っていつだよ!いつなんだよ!誰の胸倉を掴んで詰問すればいいんだよ!!

■舐めたら血ィ出ましたよー!?
流血暦たまんnry
クビシメぶら下げ猫、カッコいい・・・

死にかけてさえ誰かさんの台詞を引用かこのやろう!

■やさしいばけもの
「拒否するのかにゃ?」

『おれがきえるために、あのきゅうけつきをはやくよべ』

そんな笑顔で、ああああう、あそこの一瞬の笑顔、大好きなんだよ・・・!

■忍様ぁーーーーー!!
今までの鬱憤を晴らすかのように動く動く!
かっこよすぎんだろこれ・・・!

おおそして、スリップが透けていらっしゃる!(どこ見てんだ!)

■『ぴょいっ』
・・・なんだその擬音はあぁぁぁぁぁ!!!
この高校生、いつもそんな音させて廃墟にご登場か! おっさんの気苦労が偲ばれるわ!

■「おかえりなさい」「ただいま」
帰るに決まっているだろう?
ゆっくり歩いて、並んで、手を繋いで・・・言葉は要らないね。

■待ちぼうけのこどもたち
4人並んで机に座ってるの、凄く可愛い。そしてさびしい。
それぞれゆかりの場所を探し回るのも。

・・・ああ、そうか、先行カットの、あのシーン・・・暦が忍野を最後に探しに来るのが、屋上なんだ・・・

涙なら冒頭から止まっていないさ!

■だいじょうぶ。
忍野を思う暦の顔は、寂しげだけど、大丈夫って感じだった。
その喪失さえ受け止められるほど、大人になっちゃったんだねえ・・・カッコよくて、やっぱり少し寂しいね。
「さらば、友よ」今度は、暦の台詞なのかしら。

あーでもあの告白ラッシュ(違)はカットかー、まあしょうがない!

書き下ろし忍野、ごちそうさまでしたー!!

■――全く
アレだよな。
ここの子供らも、何かねえ、スッキリしちゃってさ、大人なんだよね!
可愛くて、何だか、頼もしかった。

■そう、
「でも、大丈夫だ」
ひたぎを見やる暦の視線の愛しげなことといったら! ひたぎの穏やかな笑顔といったら!
自転車二人乗りも嬉しいオマケ!
一話と!一話と見比べろってことですね分かります!(感涙)

■僕達のクラスの出し物は
大好き!大好きなんですよこの〆!
青春にはお化けがいっぱいだー。
そしてさりげなく、支配者のポーズだー!(笑)

■そして伝説へ
ていうかエンディング!
エンディング!! で!!
『やっと見つけた織姫様 だけど何処だろう彦星様』
のところーーーーーー!!!!!!!!!

ごめ、絶叫した☆あたい超たやすい。

■もうひとつ伝説へ
ひたぎのしたぎだーーーーー!!(引っ込む涙) 本当に原画だったのかYO!!
ぽよ・・・渡辺さんの何かがスパークしている撫子が・・・反則だろ・・・っこんな全部乗せ・・・うお、可愛い・・・
キターじゃねえよお前らか犯人は!



はあ・・・終わっちゃった。

寂しい、けど、凄く凄くスッキリというか、ああ、いいものを見たな・・・と、今凄く幸せな気持ちです。
全体的に、暦さん男前でしたねえ! ドキがムネムネしました。

で、今現在、あらゆる場面で泣きすぎて目が真っ赤なわけですが、会社行ってくる!


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