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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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おしどりの瑞樹さんからバトン返しを頂きました。おお、ありがとうございます!

私の回した【忍野】への回答に頷きすぎて首が攣りそうです。
あれが初恋相手だったら・・・大変ですよ・・・本当(遠い目)。

【神原】きたー!

どうやら私が化物語の女子部をこよなく愛すことを、見抜かれたようだな!(浮かれ気味)

1.包み隠さず語ること
2.アンカー突っ走るの禁止
3.指定するキャラは男の子であること
4.また回されても何回でもやること


指定【神原】


★初めて出会った場所は?

多分、直江津高校の学校の廊下。
渡せない花束を腕一杯に抱えて、大好きな先輩の後姿を目で追ってました。


★何処に萌を感じる?

恋敵に殺意さえ抱いてしまう程の気性を、快活な心で捩じ伏せようとする不安定さ。


★どんな仕草が萌え?

戦場ヶ原先輩に甘える時の口調。


★望んでいることは?

辛いかもしれないけど、ずっと戦場ヶ原の傍に居てほしい。


★好きなところは?

押し隠した狂気。

アニメで、憎い、憎い、憎い憎い憎い憎い――! と絶叫する声が、一瞬だけ泣き声になる。
あそこが大好きです。

沢城さん、本当に素敵だったなあ。

演技そのものも勿論完璧に神原! だったのだけど、あとがたりを聞くと、その真摯な姿勢に泣きそうなほど感動する。
阿良々木くんについてコメントするときね、常に、自然に、『恋敵』として見ているんだよね。あんな人が恋敵じゃ敵わないよーって。悔しそうに。
神原は阿良々木ハーレムのヒロインである前に、戦場ヶ原を愛する女の子なんだってことを、大事にしてくれている。本当に自然に、神原の立ち位置で考えてくださってる感じが、凄く嬉しかったです。

それに対するひたぎの気持ちを語る斎藤さんも、素晴らしかった!
ひたぎの精一杯の誠実を、深く掘り下げて、それを胸に演じてくださっている・・・これを打ちながらも涙ぐみそうなほど、素晴らしいことだと思います。

しみじみと、奇跡のように幸せなアニメ化だなあ。


★嫌いなところは?

嫌いというか、どこまでもどこまでも快活に振舞う姿に、今でもちょっと胸が痛くなる。
どこまでがペルソナなのか、もう自分でも分からないかもしれないけど、もっと汚い所を見せたって、周りの人は離れていったりしないと思うよ。


★SorMどっちであってほしい?

あってほしいも何も、あんな男前なMが他にいるのかという。


★もっとこの子に絡んで欲しい人は?

戦場ヶ原先輩! は、無理に押さずとも絡んでくれるでしょうから(甘やかし気味に)(幸)、忍野さん。
この子にっていうか・・・この子がっていうか・・・。

--- -- -

「二十歳までに・・・」
「『このまま何もしなければ』、ね」

「そうか・・・。よく分かった。その言葉、肝に銘ずる。教えてくれてありがとう、忍野さん」
一瞬目を伏せて、僕の言葉を吟味したらしい彼女は、やがて顔を上げて、にこりと微笑んだ。
「分かってくれたならよかったよ。お嬢ちゃんが内省的なお嬢ちゃんで何よりだ。これが阿良々木くんなんかだと浅はかだからねー、言葉の上っ面だけ受け取ってあさってな方へ考えを進めちまう」
お嬢ちゃんは、阿良々木くんの名前を出す僕に、ほんの少しだけその凛々しい眉を顰めた。
敬愛する先輩を侮辱されたのを不快に思ったか、或いは、あの愚かな男の浅はかさをそのまま不快に思ったか――まあ、半分ずつ正解ってとこだろう。女心は複雑怪奇、いや、二律背反かな。

「阿良々木先輩は・・・うん、いや、それは私には推し量れない領域だ。無責任な事は、言えないな」
「フェアプレイだねえ。そういうのもスポーツマンシップ?」
尚も混ぜ返してみると、流石にその笑顔が苦笑に変わる。
「あまり、からかわないで欲しい。私は阿良々木先輩のように、欲しいところに欲しい突っ込みを入れられるほど、回転が速いほうではないのだ。私は、私のりょうしんに恥じぬよう、精一杯誠実に・・・そうだな、それこそ、フェアに進んで行きたいのだ」

「ふうん、そりゃ美しいね――「ということで忍野さん、質問があるのだが」
両親と良心、どっちだか知らないけど、難儀な生き方だなあと笑った僕に、お嬢ちゃんがずいと近寄ってきた。しかも僕の台詞を食い気味に、何やら真剣な顔で。
「うん?何だいお嬢ちゃん、僕がお嬢ちゃんに話してあげられる事は、もう無いと思うんだけど」
「――阿良々木先輩の、事なのだが」
「阿良々木くん? ああ、彼の特異体質についても、僕がさっき話し「ああそっちはもういいのだ」
だから、何で食い気味なんだよ。阿良々木くんの重要機密についての扱いがえらくぞんざいじゃねえか。
そして何で心なしか目が輝いてるんだよ。何か嫌な予感がするんだけど。
「と、いうと?」
「うん、私が聞きたいのは、この事なのだ」
こほん、と可愛らしく咳払い。

「――阿良々木先輩と忍野さんは、どこまでの関係なのだ?」

「――」

落ちた。
というか、落とした、煙草。

「・・・はい?」
「つまりだな、阿良々木先輩と忍野さんは、なんというかその――そう、古風な言い回しを使うならば、A・B・Cの、どこまで済ませた仲なのかと「待った待った待った待った!」
思わずこっちが食い気味になってしまった。
何言い出すんだこの子は? 本気で意味が、
「うん? 何を待てばいいのだろうか。奥手な阿良々木先輩ならともかく、大人の忍野さんにはこんな質問への回答など、朝飯前の更に前、昨日の昼食クラスではないのか?」
「いや・・・いやいやいやお嬢ちゃん、まずは、どうして僕と阿良々木くんが、ABCを済ませなければならないのか、聞いてもいいかい」
急によく回りだした口を手で制しながら問う僕に、お嬢ちゃんがますます目を輝かせる。
「何と! そこから言わせるとは、忍野さんも人が悪いな!」
「はい?」
「今更とぼけても無駄だぞ忍野さん。先日、私の目の前であれほど堂々といちゃついておきながら――あの時は私も少々気が動転していたが、『傍に居たいだけ? 笑うねえ』の辺りの顔の近さと言ったらもう――」
「声真似すんな! そして見てたのかよあの状況で!」
「無論だとも!」
知らず大声を出す僕にも全く動じず、胸を張るお嬢ちゃん。何故そこで誇らしげに。

「しかし何と言っても圧巻は、『・・・世話かけるな』『・・・いいよ』だな! あの辺はもう、ときめきめきめきめきだった!」
「だからそれっぽく言ってんじゃねえよあとメタ発言すぎるだろう! ついでに、何が育ってるんだ!」
「愚問だな! この心に巣食う、腐萌えが育っているのだ!」
「『ふもえ』とかいう言葉の意味は知らないけど、確かめないからね?」
「ああ、忍野さんは知らなくてもいい事だ」
「生まれて初めてそんな事言われたよ・・・」
「もうキスくらいはしたよな?」
「人の話を聞かない子だなあ!」
自由に会話を進めすぎだ。

「今度阿良々木先輩に改めて、受けか攻めか確認しようとは思っているが――お二人の関係性から順当に考えたら、忍野×阿良々木、だな」
「何だよ『かける』って・・・」
あと、『今度』『改めて』って言ったか? この子。
「ううん、ちょっと長いなあ・・・いい略称を思いついたら報告するから」
「分からないまま答えるけど、しなくていいから」
「しかし忍野さん、忍野さんと阿良々木先輩の絡みを考えるとき――」
「帰って勉強でもしなさい」

ぽい、と。
お嬢ちゃんの首根っこを掴んで教室から放り出す僕だった。

*

「で、質問の答えは? 忍野さん」
「――それは勿論、フルコース」
「おお・・・ダイレクトな答えだな」

軽く赤面させてやった。ざまあみろだ。

--- -- -

忍野さんがヤケになって正直に答えたのか、性少年の期待に無責任に応えて嘘をついたのか、どちらでもよいかなと。


★描くときに特に主張して描くところは?

可愛らしさ。凛々しさ。そして出来れば、ドロドロに渦巻く何か。


★家族にするなら?

従妹!
たまに会って、めろめろに甘やかしたい。


★学ランとブレザーどっちを着てほしい?

学ランだよ・・・学ランしか無い・・・。

--- -- -

「「「「「きゃーっ! 神原先輩、カッコいいーー!!!!!」」」」」
「こらこら、何だその悲鳴は」
苦笑しながらも、皆の頭をぽんと撫でてくれる先輩。慌ててビシっと姿勢を正しながらも、私達はこっそり目配せし合う。
だって、無理も無いと思う。
男子の誰かに借りたのか、うちの高校の学ランを羽織ってハチマキを締めた先輩は、いつものユニフォーム姿とはまた違った雰囲気で、とびきり格好良くて――相手チームの生徒達の視線が釘付けなのは、これがかの神原駿河だってこと以外にも、絶対理由がある筈。

「・・・私は参加できないが、ここで精一杯援護するぞ。――みんな」
円陣を組む私達を見渡してから、一旦軽く目を閉じる神原先輩。
やがて颯爽と目を上げて、

「全力を尽くせ!」
少年のような凛々しい声で、私達のスイッチを入れた。

「「「「「はい!!!!!」」」」」

--- -- -

神原先輩と仔猫ちゃんたち。
部活中の神原は超カッコいいんでしょうね・・・するがモンキーOPのダンクシュートは、何度見ても惚れ惚れしてしまう。

しかしこれは確実に盗撮写真が出回りますね。一枚ください。


★私服ではジャージとGパンどちらでいて欲しい?

どっちも着てますね。どっちも可愛いv
パンクガール風なかっこが、本当に可愛いのvvv


★結婚したい?

したいけど・・・私で、あの子の心の奥底の寂しさを、癒してあげられるのかどうか・・・不安です(真剣に検討だと!?)。


★最後に愛をどうぞ

化物語のヒロインの中で、一番共感するのが彼女かもしれません。

そんなに真面目に思いつめずに、たくさん我侭言っていいよと言ってあげたいけれど、それはもしかして、それを懸命に押さえ込む彼女への侮辱になるのかも知れず、上手く言葉にならないのです。

戦場ヶ原先輩と仲直りできてよかったね。
一度失恋した相手に大事にされるのは切ないだろうけど、それも含んで先輩も居てくれるのだろうから、うんと甘えるといいと思う。


★回すフレンド15人

この間やんちゃしたので、間を置く意味で(笑)アンカーで!



一気に答えられそうな気がしたので、貰った途端に答えてみました。
こういうのは勢いが大事! 楽しかったー!

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まるみらの湊さんから頂きました。ありがとうございます!

湊さんの回答の学ラン羽川イラストはもう、プリントアウトして切り抜いて定期入れに入れたいくらいの勢い。
むしろ下敷きにすればいいと思います(普通にセクハラですよ)。

忍野さん指定で頂いたので、メメラギ視点も交えて答えてみようかと思います。


*** ** * *


1.包み隠さず語ること
2.アンカー突っ走るの禁止
3.指定するキャラは男の子であること
4.また回されても何回でもやること

指定【忍野】


★初めて出会った場所は?

阿良々木くんの住む街の夜の三叉路。
可愛い高校生を超カッコよく助けていました。

--- -- -

『何かいいことでもあったのかい?』

そんな風に、本当に気楽に、何でも無さそうに忍野は立っていたのだけれど――。
後になって、僕は思い出した。
蹲る僕に駆け寄る足音を。
今ではすっかり耳に馴染んでしまったその音は、ハンター達の奏でる暴力的な轟音の中にあって、不思議と、確かに、すり抜けるように、僕の耳に届いていたのだ。

それを思い出すたび、ああ、あの時の忍野は、僕を助けるために走ってくれたんだなあと、胸が痛くなる。
そこに蹲っていたのが、僕じゃなくても、誰であろうと、彼は走ったのだろうけど、それでも。

あの日あの夜にあの場に居たのが、他ならぬ僕で、本当に良かったと思う。


★何処に萌を感じる?

優しいところ。
忍野さんの行動を突き詰めていくと、全部優しさで出来てるんだぜ。
何なんだよあのハイスペックなお人よしは。

ああこれ、暦を心配してるんだなあ、とか、ひたぎを鼓舞してるんだなあ、とか、そういう台詞を、相手にとって出来るだけ不快な感じで言ってるのを見ると、もう忍野さんはー! ってなる。
優しさを人に与えて感謝の気持ちを受け止るの、忍野はめんどくさいのかなあ、それとも臆病なのかなあ、何があったのかなあと色々考えて、切なくなる。
何か、あったんだろうねえ。

優しいっていえば、ひたぎを初めて廃墟に連れてったときの男子二人の会話。
「ま、その方がお嬢ちゃんの気が楽だって言うなら――」
「僕のときとは随分対応が――」
って辺り、気遣いですよね。
つとめて明るくしてるように見える。

--- -- -

「なあ忍、忍野は、何をモデルとしてツンデレという定義をお前に教えたの?」
「無論、お前様じゃ」
「え? 僕はツンデレじゃねえぞ?」
「お前様みたいなのは、無自覚ツンデレというものに分類されるそうじゃ」
「何をどこまで教えてるんだよ、あのオッサンは・・・」

「ま、儂が実際参考にしたのは別の人間じゃがのう」


★どんな仕草が萌え?

だらっとした動き。

--- -- -

「ねー阿良々木くん」
「うわあ!?」

ついさっきまでだらけた格好で机に座っていた忍野が、いつの間にか僕の背後に立っていた。
その上、体を屈めて話しかけてくるものだから、一瞬僕の耳に忍野の息がかかった気がして、
「うるさいなあ、何驚いてるんだい?」
頬が熱くなる。
「い――いきなり人の背後から話しかけるな!」
振り向きながら距離を取って、ニヤニヤ笑っている憎たらしい顔を睨みつけた。
「いきなり? 僕は普通に歩いてきただけだよ。阿良々木くんがぼーっとしてたんだろ」
「し、てねえよ!」
「そうかなあ、人と話してるのにあさってな事考えてる顔してた気がしたけど」

まあ何でもいいや。
言いながら忍野がまた、すいと距離を詰めてきた。
僕は咄嗟に後ろに退がり損ね――忍野は、人の呼吸を読んで隙を突くのが、天才的に上手いのだ――気がつけば目の前に忍野の胸、背中には忍野の腕。いとも容易く僕を閉じ込める、檻。
「ここに来てる時に気を抜いちゃ駄目だよって、前に言わなかったっけ?」
それともわざとやってるのかな、この性悪は。
見上げた先に、少し顰めたような笑顔。

長い指に顎を掬い上げられながら、僕は、どっちだったかなと考えて、少し笑った。

--- -- -

のくせに、隙が無いところ。


★望んでいることは?

暦の傍に、居てやってはくれまいか・・・!

--- -- -

「忍野。ずっと、ここに居てくれよ――」
美しい銀の髪の、三角の耳の怪異が、愛しいあの子の顔と声で、そんな事を言う。

ああ本当に、君はなんて馬鹿だ。
たったそれだけを言うために、その薄くて弱い心を陵辱されて。

--- -- -

※忍野さんに居てほしくてストレス溜まって障り猫っちゃいました、な暦。


★好きなところは?

カッコいいところ。

ここは素直に。
だって、あの姿かたちで、加えてあの声ですぜ。最終兵器彼氏。


★嫌いなところは?


「すぐ、はぐらかすところ」
「大人ってそんなもんだよ」
「そうやって子供扱いするところもだ!」
「大人扱いしていいの?」

--- -- -

上記は馬鹿ップルですが。

去り際の鮮やかさが、カッコいいけど、きらい。
寂しいじゃないか。忍野は寂しくないのか。


★SorMどっちであってほしい?

SのふりしたM。

--- -- -

久しぶりの紫煙を肺に思い切り吸い込んで、空に吐き出した。
今はもう風も止んで――いや、もう天候も変わるくらい遠くまで離れて。
(あーあ)
今の生活は性に合ってる。
何処かに留まる気なんか無い。
だから、だったら、
(攫って来ちまえば良かった)


★もっとこの子に絡んで欲しい人は?

羽川。
憧れてますポジションで。

--- -- -

「・・・いや、委員長ちゃん、よりにもよって委員長ちゃんに、そんなまっすぐな目で見られると、さすがにきついっていうか、買いかぶってると思うんだけどねえ」
「そんな事ありません。忍野さんは、強くて、優しい、私の憧れの大人の人です(にこ)」
「ああもうギブギブギブギブ」

--- -- -

羽川に憧れられるという事実は、忍野といえども結構重たいのでは。
要は困らせたいの。

あと、忍ちゃんも・・・一緒には居るけど絡まないからなあ。
会話しないかなあ。
まあ、忍野と会話しちゃってると色々物語的に辻褄が合わなくなってしまうんだろうけど・・・いいじゃない! カッコいいおっさんと、それを小僧呼ばわりの幼女(500歳)!
忍野さんは忍ちゃんも結構好きだと思うんだよねー。


★描くときに特に主張して描くところは?

いまだに満足した出来のものなんざありゃしませんが・・・主張ですか。
うーん、おっさんのカッコよさ。出せぬ・・・(ギリギリギリ)


★家族にするなら?

叔父。
親戚での集まりでは必ず、あいつは生きてんのか? と話題に上る。

小さいころ一度だけ会ったときは、普通にカッコいいお兄ちゃんだったのになあ・・・大学で何かあったのかしら、とか思ってみたい。
真剣に関係性を考えた自分キメエ!


★学ランとブレザーどっちを着てほしい?

ブレザーを着崩して着ていて欲しい。


★私服ではジャージとGパンどちらでいて欲しい?

ほっときゃジャージなんだろうけど、Gパンが見てみたいです。


★結婚したい?

うーん、結婚して貰えるのだとしたら・・・たまには帰ってきてねと思います。
遠洋漁業の漁師さんの妻っぽい。

--- -- -

「忍野の奥さんになる人は、大変だなあ」
「・・・何だいその無茶振りは。阿良々木くんの誘い受けって遠回り過ぎてよく分かんないよ」
「誘ってねえ! ただ、お前はそんな生活だから、こ、恋人とか奥さんとかが居たら、大変だろうなと思っただけで・・・」
「うーん、まあねー。家に帰らないというか、家が無い状態だもんねー」
「全く、そんなんじゃお嫁さんの来手が――」

「でも心配ご無用。僕の奥さん理解あるから」

え。

「――――――――――――――――え?」

今、忍野は何て言った?

僕の奥さん。

ぼくのおくさん。

ぼ く の お く さ ん 。

奥さん、て、言った?

え?

居るの?

してるの? けっこん。

そんな、まさか――いや、でも考えてみたら、今までこいつとそんな話したことは無かったし、という事は、そういう相手が居るのかどうかって事も確かめた事は無かったから、単に僕が知らなかった、忍野が話さなかったというだけで、その可能性が無いなんて根拠は、何処にも無いのだ。
あ、れ、でも、指輪は?
結婚指輪。マリッジリング。
忍野は十字架を首から下げてピアスまでしているけど、指には何も、ああでも、別にそれは義務じゃないんだし、してなくてもいいのだ。

―――。
そうか、忍野は結婚してるのか。
何だ、心配して損した。心配? いや何で僕がこんなオッサンのそんな心配をしてやらなきゃならないんだ、今だって、僕を眺めてニヤニヤ笑ってやがるこの腹の立つ中年の。
何だこいつ、人がショック受けてる時によくそんな、

ショック?

え?

――と、そこまで考えたところで、忍野のにやけ顔が崩れた。
笑み崩れたというか――

「は、――ははは! いや、嘘うそ。してないよ。そんな驚かないでくれよ失礼だなあ阿良々木くんは――くくっ」

爆笑だった。

「な――」
「あーおかしかった。放っておいたら、いつまで停止してたんだろうね、メドゥーサの神殿の石像の如しだったねえ、ははは」

こ・・・っ、
このクソ中年―――!!

「お――忍野てめえ! よくも人をからかって――」
「でさあ」
思い切り怒鳴りつけようとした所で、忍野が身を屈めて僕を覗き込むように笑った。

「阿良々木くんは、僕に彼女が居ると困るのかな?」


★最後に愛をどうぞ

忍野さんのカッコよさは、私程度の私には永遠に辿り着けないエルドラドです。
そのカッコよさの根幹に、大人の節度があるのは重々承知なのですが――偶には、節度を何処かへうっちゃってしまってくれませんかねえ。


★回すフレンド15人

15人!?

とりあえず湊さん【暦】か【ひたぎ】でバトン返しがしたいのですが・・・我侭だろうか。
ま、駄目もとで・・・。

結午さんに【忍野】

TOSHIさんに【忍野】

黒枝さんに【忍野】

丸さんに【エピソード】

織耶さんに【忍野】

シンさんに【忍野】

瑞樹さんに【忍野】

そ、そして、まなみさんに【忍野】か【暦】か、【七花】か【とがめ】か・・・、い、言うだけはただだし!

勿論、スルーご自由に!

バトンお持ち帰り:
http://www.blogri.jp/baton/?id=105226 



「で、どうするこの情報。100万だ」
「買った」
「ほう。珍しいな」
「でも今持ち合わせが無くてさー、ある時払いでいい?」
「いいわけないだろう」
「じゃあどうしようかな。ああ、担保があるよ」
「何だ」
「たった今、貝木くんの命は100万円の価値を得ました」
「おい」
「良かったねえ、こんな高値が付いて」
「待て」
「只で聞いてやるっつってんだよ。

  ――口がきけるうちにとっとと言えば? 詐欺師さん」





対・貝木くん。酷い。
色の変化は温度の低下を表しています。

なんでこれでメメラギなのかって。
勿論、貝木くんの持ってる情報が、阿良々木くん絡みなんですよ。

アダルト編なので、続きは続きからどうぞ。
例によって、えっちというよりは、下品、ですが。
あと、あまあま週間なので、あまーい、です。いつもか。

51 貴方は受け? 攻め?

「する方」
「・・・される方」

52 どうしてそう決まったの?

「どうって、自然に・・・」
「く・・・」
「何、不満なのかい?」
「不満というか・・・男の沽券に関わる問題だろこれ・・・」
「あー・・・でもさ、こっちだって、男をどうこうとか、やだよ?」
「え?」
「阿良々木くんだからどうこうしたいんだよ?」
「え」

53 その状態に満足してる?

「・・・(頷)」
「してくれてるみたいだね」

54 初エッチはどこで?

「ここで。つうかまさにこの机の「言うな馬鹿忍野!!」

55 その時の感想を・・・・

「・・・不覚」
「・・・ごめん・・・」

(障り猫に乗っ取られた暦が無理矢理迫って色々あったマイ設定を基にしています。詳細はサイトのあにゃにゃぎくんの辺りを・・・ご参照・・・して・・・苦笑して頂ければ・・・)

「いや、君が謝る事じゃないよ。僕の我慢が足りなかっただけだから。まだまだ修行が足りないなあ」
「・・・そんなに、後悔してるのか」
「してるしてる。それはもう」
「そうか・・・」
「そうそう。何だって一番泣かせたくない子を泣かせてるんだ僕はーって後悔しきり」
「え?」
「だからー、」
「って、うわちょっ、何だよ忍野! 離――」
「阿良々木くんは、今日はここに居ること」
「え、いや待て、これはちょっと・・・子供じゃないんだから・・・」
「いいじゃない、好きだろ? 僕の膝の上」

56 その時、相手はどんな様子でした?

「最初は泣いてたけど、説得したら泣き止みました。以上」
「何怒ってるんだよ」
「怒ってるわけじゃないよ、恥ずかしいんだよ。生まれてこの方、あんな恥ずかしい台詞を吐いた事は無かったよ・・・」
「遠い目になるほどか・・・どれだ? 『好きだよ』っていうのは凄く沢山言われたけど、あれは普通だよな。『初めて会った日から』っていうのはまあ、言ってみればただの状況説明なわけだし、『君のそういう馬鹿な所も含めて全部』っていうのは、僕が、僕の何が良いんだって聞いたから答えただけだし、後は、あ、最後の方で何か言ってたけど、あれって、あい――むぐ」
「はい黙るー」
「むぐ・・・」
「修行と思って聞いてみたけど、やっぱりギブだ・・・」

57 初夜の朝、最初の言葉は?

「『おはよう』だよね」
「だな。・・・『大丈夫?』って聞かれたけど、正直、色々大丈夫じゃなかった」
「テンパってたよねー」

58 エッチは週に何回くらいする?

「そんな定期的じゃないな・・・出来そうな時に」
「しゅ、週に何回って、そんな常にするものなのか?」
「個人の事情に依ると思うけど」

59 理想は週に何回?

「理想ねえ・・・まあ、今くらいでいいよ」
「週に何回ってそんな」

(別に毎日でもいいけど)
(本当は毎日でもして欲しいけど)

60 どんなエッチなの?

「普通。ていうかどういう意図の質問なんだこれ」
「は、激しいとかラブラブとか、そういう事じゃないか?」
「ああ成程。じゃあ日によって違うなあ・・・どっちがいい?」
「どっちって・・・!」

61 自分が一番感じるのはどこ?

「ナニじゃ当たり前だから・・・阿良々木くんは耳弱いよね」
「う・・・」
「首筋も弱いか」
「ちょ、なぞるな!」
「項とか」
「ひゃ・・・」
「背中とか」
「な、でるな・・・!」
「腰骨も好き?」
「ば、ばか!」
「何か、全部だねー」
「そんなの、忍野が触るからだ!」
「・・・」
「何だよ!」

(忍野の触り方にきっとコツがあるんだ。くそ、こればっかりは大人には敵わないよな)
(子供って怖いなあ・・・)

62 相手が一番感じているのはどこ?

「とはいえ、ナニだよな、やっぱり。僕がしてもそれなりに良さそうだし」
「うーん、まあそうなんだけどー・・・髪触られるの、けっこう好きだよ」
「へえ、そっか。・・・(かきあげ)こうか?」
「そうそう」

63 エッチの時の相手を一言で言うと?

「お・・・大人・・・っていうか・・・ちょっと、怖い」
「え、そうなのかい?」
「けど、怖い所を見られるのは、・・・悪く、ないっていうか」

(特権だったらいいなと思う)
(余裕無いからなあ、結構)

「阿良々木くんは可愛くてエッチだよ」
「し、知るか! そんなもん!」

(たまにゾクっとするような目をするんだ、これが)

64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?

「そりゃまあ、好き」
「け、健康な男子だからな」

65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

「・・・バリエーションに欠けるねえ、僕らは」
「別に、バラエティに富みたくは無いだろ」

66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

「「いっぺん、ベッドでしてみたい」」
「・・・」
「・・・」
「何か・・・駄目だな、この回答・・・」
「ここだけ抜き出したら、とんでもなくケダモノじみてるな・・・」

67 シャワーはエッチの前? 後?

「・・・」
「・・・やっぱり、どっか泊まる?」

68 エッチの時の二人の約束ってある?

「約束ごとが出来るほどしてないってば」

69 相手以外とエッチしたことはある?

「・・・」
「・・・まあ、それは、あるけど、そこを責められるとどうしようもないな」
「いや、責めない責めない! 忍野はもう大人なんだし、信じ難いけどモテてたみたいだし、責めたりしない!」

(ただ、この手が、唇が、他の人に触れてるのを想像したくないだけで)

「・・・何だい、人の顔じろじろ見て。つまんないこと考えてるなら、後で上書きしてあげるよ」
「!」

70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?

「事情は人それぞれだけど、個人的には反対だなー。空しくない?」
「だよなー」

71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?

「うーん、意外と阿良々木くんを強姦するのは難しいと思うんだよね。普通の人には」
「まあ、そうだな」
「普通じゃない連中に無理矢理されたってんなら、僕も黙ってないけど」
「されないって。そもそも、したいと思わないだろ」
「・・・心配だなあ。ああ、ちなみに、もしもの時は相手を●すからね。犠牲者を出したくなかったら、もっと警戒心を持つこと」
「犯人を人質に取られた!」

72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?

「・・・ど、どっちも・・・」
「どっちも可愛いよ」
「お前は恥ずかしがらないよな!」

(不公平だ!)
(阿良々木くんに僕を観察する余裕が無くて良かったよ)

73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?

「アレを親友と呼べるかどうか分からないけど・・・彼女はそういうタイプじゃ無さすぎて想像出来ない」
「そうなのか」
「うん、僕の周りには男らしい女性が多いからね。万が一そういう気分になったら、お願いなんてしないで、力ずくで何とかしようとするだろうね」
「ふうん・・・って、女の人の話だよな!?」

74 自分はエッチが巧いと思う?

「どう?」
「聞くな馬鹿!」

75 相手はエッチが巧い?

「く・・・比べる対象が居ないから分からない!」
「気持ち良いかどうかだよ」
「き・・・!? そんなの、頭が真っ白になってるんだから、ますます分からないぞ!」
「・・・そっかー、そりゃ光栄だ」

(ああもう、タチが悪い子だな!)

76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?

「阿良々木くんは何処がいいとかあんまり言ってくれない」
「言えるか!」
「でも、そこは駄目って言うのが同義だから大丈夫」
「な・・・!」

77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?

「「・・・笑っ」」
「・・・てくれると、嬉しいよ」
「・・・」

(あの時の忍野の笑顔って、たまに泣きたくなるほど優しい)
(たまにとんでもなく幸福そうに笑うから、泣きたくなる)

78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?

「したいかどうかってことなら、別にしたくないけど」
「・・・どうしても必要なら、するのかよ、その、怪異絡みとか」
「幸か不幸か、そういう状況に陥った事は無いな。嫌?」
「当たり前だ!」
「だそうなので、しないよ」

79 SMとかに興味はある?

「はっはー、阿良々木くんはM野郎だからねー、今度軽く縛ってみる?」
「誰がMだ! 縛るとか・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねえよ!」
「思いの外長く迷ったねえー・・・」

80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?

「・・・どうもしない。どうにも出来ない」
「消極的だなあ」
「・・・したくないのにしろなんて、迷惑だろ」
「うーん・・・よし、今夜頑張ってもう少し思い知って貰おう」
「何を!?」
「僕の愛を」

81 強姦をどう思いますか?

「最低だと思う」
「そうなんだ」
「そうなんだって・・・お前は容認するのか? 見損なったぞ!」
「だって、あの時・・・」
「あの時? 何だよ、・・・まさか、お前!」
「いやいやいや、してないしてない!」

(アレは数に入れてないのか・・・)

82 エッチでツライのは何?

「阿良々木くんはやっぱり辛いんじゃない? 体の構造上」
「? 何が?」
「いや、ほら・・・痛いとか」
「ああ、痛いのは別に、いい。すぐ良くなるし・・・忍野だったら・・・」
「ん?」

(忍野がくれるなら、痛みでも、何でも)
(うわ、何か凄く色っぽい顔してるんだけど何だろう)

83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?

「うっかり屋上でしちゃった時はさすがにちょっと」
「・・・」

84 受けの側からエッチに誘ったことはある?

「あるよねー」
「う・・・悪いか!」

85 その時の攻めの反応は?

「びっくりしてた」
「感激してたんだよ。ツンデレでたどたどしくて、死ぬほど可愛かった」

86 攻めが強姦したことはある?

「無い。あるわけ無いだろ」
「・・・」
「何で黙るんだよ忍野。無いだろ?」
「いや・・・阿良々木くんがいいならいいんだけどさ・・・」

87 その時の受けの反応は?

「いいや、聞いちゃおう。泣いて嫌がった時、あったよね?」
「へ? あ・・・あれは、でも、僕の我侭みたいなもんだったから・・・」
「我侭?」
「素直になれなかった、だけだから」
「・・・阿良々木くん」
「何だよ」
「キスしたいんだけど」
「何だよ急に! いきなり――ん・・・っ」

(ああほら、こんな風に理性を吹っ飛ばされるんだ)

88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?

「スタイルとかの話かな? だったらこう、凹凸の激し・・・」
「・・・」
「不安げな上目遣いの可愛い筋肉質だけど細身の小柄な子」
「気を遣わなくていい・・・」
「いやあ、僕の恋人、気にしいだからさあ」

89 相手は理想にかなってる?

「この通り」
「・・・馬鹿」

「阿良々木くんは? ああ、別に気を遣わなくていいよ?」
「・・・スタイルってことなら色々好みはあるけど・・・多分、そういうんじゃないと思う。忍野は優しいし、き、キモチ良くしてくれるし、安心するし、嬉しいし、理想って言われると分からないけど・・・シアワセ、だと思う」
「・・・阿良々木くん」
「何だよ」
「していい?」
「よくねえよ!」

90 エッチに小道具を使う?

「使わないねえ」
「そんな余裕は無い・・・」

91 貴方の「はじめて」は何歳の時?

「僕のは聞いても仕方ないだろ、お・・・忍野はその、い、いつだったんだ?」
「十・・・三歳?」
「早ーーーー!?」

(管理人ドリーム設定です、勿論)

92 それは今の相手?

「年上の綺麗なお姉さん」
「・・・っ! ・・・っ!!」
「何だいその、ケダモノを見るような、或いは、裏切り者・・・みたいな目は」

(する時緊張したのは、君が初めてだったけどね)

93 どこにキスされるのが一番好き?

「・・・」
「迷ってるねえ」
「・・・目尻」
「泣いてるのを見ると、ついしちゃうんだよねー。僕は額かな?」
「え、そうなのか?」
「うん」

(君に優しくキスされると、許されてる感じがするから)

94 どこにキスするのが一番好き?

「肩」
「脱がすな!」

95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?

「抱きしめると嬉しそうだね」
「抱き付くと嬉しそうだ」

96 エッチの時、何を考えてる?

「阿良々木くん、気持ちいいかなーって」
(あと何回出来るかなーって)
「あんまり考え事はしない」
(いつまでこうしていられるんだろうって、考えてしまう)

97 一晩に何回くらいやる?

「数えないよ、そんなの」
「数えたくない」

98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?

「忍野は自分はあんまり脱がないくせに、僕の服は脱がそうとする」
「脱がすの楽しいもん」
「もんて言うな!」

99 貴方にとってエッチとは?

「愛情表現」
(独占出来る時間。このありきたりな表現が洒落にならないんだ、阿良々木くんの場合)
「え、あ、う、は・・・恥ずかしい事」
「えー」
「・・・けど、嬉しい、こと」

100 相手に一言どうぞ

「よし、じゃあしよう」
「だからそういう・・・! んぅ・・・っ!」
「・・・嬉しいんだろ?」

「・・・おしの、は?」
「どう思ってると、思う?」
「や・・・あ、あ、てるな、馬鹿ぁ・・・っ」



一度やってみたかったんだ!

質問はこちらでお借りしました。
http://bianca77.easter.ne.jp/
「BIANCA」南斗あきら様

甘甘週間のフィナーレには間に合いませんでしたが、楽しかった・・・。
糖分大目はうちのデフォなので、ご寛恕くださいませ!

しかし、他の方のメメラギのお答えが見たくてたまりません、これ。


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1 あなたの名前を教えてください

「忍野メメでーす」
「阿良々木暦です」

2 年齢は?

「3×歳でーす」
「伏せなくてもいいだろ別に・・・17歳です」

3 性別は?

「男でーす」
「男です・・・お前、結構律儀だな」
「阿良々木くんこそ」

4 貴方の性格は?

「よく分からない。・・・とよく言われる」
(暴力陰陽師と詐欺師と忍ちゃんにはツンデレって言われた)

「優しいとかいい人とかよく言われるけど、自分ではそうは思わない」
(戦場ヶ原と羽川と神原と八九寺にはツンデレって言われた)


5 相手の性格は?

「馬鹿正直、馬鹿が付くお人よし、馬鹿・・・」
「おい忍野、いちいち馬鹿を付けるのを止めるんだ。悪意を感じるぞ」
「嫌だなあ、悪意じゃないよ、むしろ善意だよ」
「・・・忍野は、ひねくれてると思う」

6 二人の出会いはいつ?どこで?

「その辺の道端だっけ」
「三叉路になってる所だった」

7 相手の第一印象は?

「子供?」
「っ・・・うさんくさいおっさん!」
「・・・じゃあ、可愛い子供?」
「・・・かっ・・・か・・・。・・・け、けっこう、強いんだなって・・・」
「かっこよかった?」
「う、うるさい!」

8 相手のどんなところが好き?

「どこまでも優しくてお人よしな所、に、苛々する」
「お前それ嫌いな所じゃねえか!」
「そんな事無いよー。阿良々木くんは、僕のどういう所が好きなのかな」
「・・・どこまでも優しくて、お人よしで、いい人な所」
「・・・おっと、思わぬ反撃だ」

9 相手のどんなところが嫌い?

「あ、さっき言っちゃった」
「やっぱり嫌いな所じゃねえかよ!」
「まあ、もう少し自分を大事にして欲しいよね」
「そう言われてもな・・・忍野は、すぐ話をはぐらかしたり誤魔化すのが、どうかと思う」
「それは好きな所だろ?」
「・・・人を困らせるのが好きな所が、嫌いだ」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?

「良いというか、割れ鍋に綴じ蓋って気がする」
「悔しいが、言いえて妙だな・・・」

11 相手のことを何で呼んでる?

「阿良々木くん」
「忍野」

12 相手に何て呼ばれたい?

「別に、今のままでいいよ」
「・・・あー、いや、うん、僕も今のままでいい」
「・・・暦」
「!? な、何だいきなり! 僕をそう呼ぶのは両親だけだ!」
「ごめんごめん」

13 相手を動物に例えたら何?

「見た目の雰囲気は猫っぽいけど、犬。豆柴とか」
「豆じゃなくたっていいだろ別に」
「コーギーとか」
「何故“より小さい方”をチョイスする・・・。お前は、ライオン」
「髪の色だよね? それ」
「いや、ドーナツ繋がりで」
「より安易だったか・・・」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

「厄除けのお札でもあげようか?」
「う、ちょ、ちょっと欲しいな」
「僕には?」
「・・・着替え? あと、食料とか。日用品。要るだろ?」
「・・・」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

「別に何も。ドーナツとかたまにくれるし」
「さっきの自分の答えを棚に上げるようだが、そういう意図の質問じゃないだろう・・・うーん、でも僕も別に無いかな」
「図らずも、“互いが居れば何も要らない”みたいな答えになってるねえ」
「・・・!」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

「さっきの答えとかぶっちゃうけど、もう少し警戒心を持って生きた方がいいと思うなあ」
「だから、分からねえっての。・・・不満はあるけど、仕方ないから別にいい」
「うん? 何だい?」
(子供扱いしないで欲しい)

17 貴方の癖って何?

「煙草咥えちゃうのが、癖といえば癖かなあ」
「特に無いと思うけど」

18 相手の癖って何?

「阿良々木くんの癖は、突っ込み?」
「それは癖じゃねえよ! 不可抗力だ!」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

「怪我?」
「だからそれは癖じゃねえって・・・! ・・・忍野?」
「怪我」
「・・・ごめんなさい」
「別にいいんだけどね」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

「僕がして、君が怒ることってあったかな」
「僕をからかって遊ぶのをやめろ」
「えー、からかってなんかないけど」
(どこまで本気か分からないだろうが)
(本気でかかったらもっと困るくせに)

21 二人はどこまでの関係?

「肉体関け「わーわーわーわー!!」

22 二人の初デートはどこ?

「デートって(笑)。したことないよね、そんなの」
「・・・あ、うん、したことない、そんなの」
「・・・あ、ごめん、もしかしてここに来ることが阿良々木くんにとってはデー「わーーー!!」

23 その時の二人の雰囲気は?

「こんな調子で」
「うるさい! もういい!」

24 その時どこまで進んだ?

「場所だけ限定してしまうと答えが曖昧になるねえ、これ」
「曖昧にしておいてくれ・・・」

25 よく行くデートスポットは?

「・・・」
「・・・」
「・・・あ、この間屋上に行ってみたっけ」
「ああ、うん」
「月が綺麗だったねえ。忍ちゃんも心なしか御機嫌だったし」
「そうだな」

26 相手の誕生日。どう演出する?

「というか、誕生日っていつ?」
「忍野はいつ?」

27 告白はどちらから?

「・・・あー・・・」
「ま、待て忍野、そこで顔を赤らめるな! まるで僕が凄く恥ずかしい事を言ったような印象を与えるだろうが!」
「いやあ・・・あれは恥ずかしかった・・・聞いてるこっちが恥ずかしかったよ阿良々木くん・・・」
「う、うるさい! 忘れろ!」
「まあ、だから観念しちゃったんだけどねー」
「!!」

28 相手のことを、どれくらい好き?

「普通に好きだよ」
「・・・普通か」

29 では、愛してる?

「普通に愛してるよ」
「普通か・・・!」
「ていうか阿良々木くんも答えなよ」
「え、あ、あう・・・ふ、普通に・・・」
「ね、そうとしか答えようないだろ?」

30 言われると弱い相手の一言は?

「これっていうのは無いけど、唐突に可愛いこと言うんだ、この子は」
「言ってねえよ!」
「無自覚なんだよね・・・末恐ろしいよ。阿良々木くんは?」
「・・・僕も、これっていうのは無いけど・・・大抵、そうかな。忍野は、僕の困ることばっかり言う・・・」
「・・・ほらな、無自覚なんだよ・・・」
「何頭抱えてんだよ?」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

「え、あ、う・・・」
「してないよ? そんな面倒な」
「そ、そうか。なら別に答える必要無いな」
「とまあ、“どうしていいか分からない”ってとこかな」

32 浮気を許せる?

「・・・」
「だから、しないよ?」
「・・・んー、うん」
「あんまり信用無いみたいだねえ」
「じゃなくて。・・・その、」
「・・・目の前に絶世の美女が現れても気付かない位、君に夢中だ」
「何を言い出すんだ、何を!!」
「・・・」
「お、オチをつけろ馬鹿!」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

「時間指定をしたことは無いけど・・・阿良々木くんは几帳面だから、遅れたらそれはもう確実に何かに巻き込まれている」
「くそ、言い返せない・・・」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

「肩」
「え、そうなのか」
「うん(細くて薄いのが可愛いけどそう言ったら落ち込むだろうな)」
「僕も肩・・・の辺り」
「え、そうなんだ?」
「そうだ(広くて安心する・・・じゃなくて、羨ましい)」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

「言ったら意識しちゃうから、教えないよ」
「何か嫌な視線だ・・・というか、僕にそんなスキルがあったのか・・・」
(ていうか、全体的に妙な色気があるんだよな)
(忍野は何かとエロいと思う)

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

「忍野はとにかくよく喋るから、急に黙られると何か落ち着かなくなる」
「それは阿良々木くんもだよ」
((黙ってじっと見ないで欲しい))

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

「さあ、どうかな」
「・・・つけるし、上手いだろ、きっと」

38 何をしている時が一番幸せ?

「どんな時だい?」
「・・・まあ、普通に」
((一緒に居る時))

39 ケンカをしたことがある?

「ケンカは無い、よね?」
「無いと思う」

40 どんなケンカをするの?

「無いけど・・・一方的に怒られる事はある」
「そりゃ自業自得だ」

41 どうやって仲直りするの?

「阿良々木くんが謝れば許してあげてるよ」
「うう・・・何か悔しいな」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?

「来世って概念はあんまり無いけど・・・そういう質問じゃないか。ロマンチックだね」
「生まれ変わって、ていうのがよく分からない。今、精一杯一緒に居ればいいんじゃないのか?」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

「・・・今・・・」
「だから、お前がそういう反応すると僕が恥ずかしいからやめろってば!」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

「・・・」
「どうしてこう自己評価が低いのかね、この子は」
「だから、そういうんじゃなくてだな」
「また恥ずかしいこと言ってあげようか?」
「いや、いい! いい!!」
(甘やかされれば甘やかされる程本気を疑って不安になるなんて死んでも言えない)

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

「・・・普通」
「・・・相手の都合を、考えないこと」
「勇敢だね」
(だから、諦めない)
(何とかして、自分から解放してあげたい)

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

「先がいいけど、後かもね」
(僕みたいな奴にはきっと最後にバチが当たるんだ)
「僕は後がいいかなあ」
(置いていくくらいなら置いていかれたい)

47 二人の間に隠し事はある?

「そりゃあるでしょ、人間だし」
「うん、ある」
「君のは何か、深刻じゃなさそうだよね、凄いマニアックなエロ本の話とか」
「なななななにをいっているんだ? いみがわからないぞ?」

48 貴方のコンプレックスは何?

「別にこれといって無いかなあ」
「普通に腹立つな、お前・・・」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

「極秘だ! 当たり前だろ!!」
「そうだねー」
(阿良々木くんがそんなダダ漏れじゃなければ、秘密にしてられたかもねー)

50 二人の愛は永遠だと思う?

「・・・」
「・・・」
(多分死ぬまで好きなんだろうな)
(きっとずっと好きだと思うけど)
 



裏版に続く。