忍者ブログ
小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


お絵かきBBSサルベージシリーズ。








アフロディーテのなおきくんから「暦」指定で頂いた!
ありがとうー! OK! HENTAIフラグだな? 任せとけ!





1.朝起きると九歳の「暦」が寝ていた。まず、どうする?

ガハラさんに殺られる……! と動揺するとか、自首とか、そういうのはとばしましてー、ガン見ですよね。何はともあれ。
子供の頃からアホ毛はあるのね……とか思いながらつんつんして、「んっ……」とか身じろぐのを見(NGNGNG)(……9歳だからね……)

あ、ていうか、起きると……ってことは同衾ですか!?
ええー、参ったな……じゃあ、髪の毛にぽふっとしてすりすりしてみる。さらさらに違いありません。
え、何ですか、セクハラ?
じゃあこれは、8年後に奴が実の妹にアレとかナニすることへの前払い、ということにすればいいじゃないですか。何故私に払う羽目になるのかは知りませんが。


2.「暦」が起きたようです。

でっきるだけ人畜さん((C)はちくじ)な顔と声で、おはよう! よく眠れた? 等と明るく声をかけます。
流されやすいから、ごまかされてくれることでしょう。「あ、んと、おは、よ……?」とか返してくれることでしょう。
それを見て、もう! らぎ子の迂闊さん! と内心身悶えます。

「あれ、おしのは……?」とか言ってくれたら満点。
でも、そんなこと言われたら、あの人なら、あなたを置いてどこかに行っちゃったみたいよ? なんて意地悪言いたくなるしなあ。そして「うそ……だ……(じわあ)」とか泣かせたくなるしなあ。別ルート行っちゃうから無し! どなたかに、苛めルートをやってみてほしいものです(うわあ……)


3.「暦」はお腹がすいているみたいです。何をあげる?

普通に朝食を。ハムエッグとトーストとミルクと……みたいな。
それとは別にホットココアも与えます。大きなマグで。熱いから気をつけてねって猫なで声で。ふーふーして飲めえええ……!(念)


4.「暦」はとても嬉しいようです。

「……おいしい」ってにこーっと笑ってくれるのですね。
ちくしょう、9歳にしてタラシテクを心得てやがる……! と、ギリギリしつつも、溶けます。


5.「暦」は遊びに行きたいようです。何処に連れてってあげる?

……川?(笑)(百物語より)
いやいや、大きい公園へ。散歩の大きいわんこにもふもふしたり、出店のクレープを食べる様を観察します。チョコでべたべたの口の周りを拭いてあげるのですはあはあ(……書いてて自分で引く)。


6.「暦」はお礼を言って抱き着いてきた。

こっ、これ、好かれてる前提で考えていいんだよね?(鼻息荒くして誰に確認しているの)
多分、わーいっていうより、遊びの時間の終わりに寂しそうなはず! そうであれ!
したら、膝をついてぎゅっと抱きしめ返して、そんな顔しないでって言ってあげるさ……いかにも、もう二度と会えないってな顔でな……(含み笑)。そして不安げに揺れる瞳を瞼に焼付け(もう黙れ)


7.どうやらそろそろ元の姿に戻る様子。貴方は最後に何をする?

今日のことは誰にも言うなと言い聞かせます。

……普通に犯罪者の行動だ。そんな自分が悲しすぎるので、やっぱり、ここはまあ、なでなで。
あんまり知らない人に気を許しちゃだめだよーと言ってやりますよ。このツラ下げて。


8.「暦」は元に戻って帰っていきました。

戻った瞬間てどんな状況なのこれ?(笑)
覚えてるのかどうか……個人的には、ぼんやり覚えてて、変な怪異にでも捕まってたのかな……と思ってくれるといいな。
女性には甘い子の筈なので、たぶん、よく覚えてないけど迷惑かけました……とか言ってきそうですよね。こよみがお人よしでよかった……!

あ、最後に、おしのって人が心配してましたよって言いたい!
「え? 忍野が僕の心配……?」って固まったり戸惑ったり微かに赤くなるのを見たい!!

で、後姿を見送って、後はひたすら、説教+お仕置きされるなら、ガハラさんや忍じゃなく、忍野さんがいいです、って、全力で神様に祈ります。命がけです。


9.さぁ、指定付きで回す人を五人

じゃ、じゃあ……遠慮なく。
欲望のままに。あ、もちろんスルーしてくださって構いませんので!

TOSHIさま
喉さま
湊さま
結午さま
の4方に、「暦」!

そしてスミちゃんに、某百獣の王!

もしよろしければ、よろしくお願いしますv

ああ楽しかった! やってみて思ったのは、これ、17歳児でもやりたi(ry
PR

お絵かきBBSのログをサルベージしてみました。








まるみらの湊さんより頂きました!ありがとうございますv










お題:忍野orらぎ子:傷

※回された人は回してくれた人の指示に従うこと。
※指示に従って描かれた絵は必ず日記に載せること。
※回す時は回すキャラと指示を選んで回すこと。
※必ず指示選択欄に指示を足してから回す。
指示選択欄
【猫耳/眼帯/血/帽子/眼鏡/制服/花/リボン/お菓子/悲しみ/ハート/サスペンダー
/包帯/和服/ポンチョ/鼻血/うさ耳/ヘッドホン/スーツ/タンクトップ/色気/笑顔/アイス
/王子様/ホスト/子悪魔/ジャージ/泣き面/三つ編み/二つ結び/ピアス/水着/学ラン
/魔法使い/電話/照れ顔/執事/子供/フード/ヘソ出し/ゴシック/チラリズム/医者
/ふんどし/ニーハイソックス/しっぽ/傷/ロリポップキャンディー/舌/トライバルタトゥ
/ナース/軍服/目隠し/髪留め/ぱんつ】

■貴方の名前と使用した道具を教えてください。
トワコです。
シャーペンです。
(なでこスネイクの感想のほうに、ちょっとだけ違うのがあります。そっちはちょっとだけフォトショで加工)

■この絵でこだわった所はどこですか?
エロく……したかった(挫折かよ)。
頂いた時期にちょうどなでこスネイクを見ていまして、タイミングのいいことに暦が流血大怪我してまして、これしかねえだろー!!!と、前屈みで書き殴った結果がこれだよ!という感じです。
あんだけ忠告したのに、まんまと余計な真似をして大怪我して死にかけて転がり込んできた可愛いあの子にキレ気味なおっさん。
腕を舐めるのと、迷った。蛇の毒に萌える。

あと、忍野が怪我するバージョンにも憧れる……。
暦を庇って腕とか怪我しちゃうの!暦混乱して泣きそうになるの!とか思ったんだけど、忍野さんて、あの3人をいっぺんに止められちゃうんだよね……無念。

■回してくれた人の絵をどう思う?
線が柔らかくて優しいところが大好きです。ほのぼのあったかな気持ちになります。
……が、あの絵でえちいのとかお描きになったら、どうなってしまうのだろう、私……とはあはあしたりもする(最低!)

■描き終えての感想を述べて下さい。
どシリアスSM風味にしようかなーと思ったのですが、半端でした。甘やかしちゃいました。
かしずいてるのにひどい、みたいなのもよかったなー。
ちなみに、こちらのおえびのやつのほうが、少しだけ暦の目がうつろ・涙増量・忍野邪悪です。

……おおっと、忍野「or」らぎ子でしたね!思わず絡ませてしまいました!(わざとらしい!)

傷って、心の傷とかでもよかったですね。

■この人の絵が見たいと思う7人とキャラと指示を指定して下さい。

今回はアンカーで!どなたか拾って頂けたら嬉しいです。

----------

そうなんだよ……なでこスネイク届いたんだよ……。
正直、見始めてから今まで使い物になってない。何だあれやばいだろ忍野がしゃべりっぱなしとか色々やばいだろ。

まるみらの湊さんから頂きました。ありがとうございます!

湊さんのぬこらぎこは絶品だった、ぜ・・・へ、へへ・・・(犯罪者の目付きで)。
だが、あの澄み切った瞳を前にしては到底いたずら心なんて起き・・・・・・・・・・・・起きないぜ!

指定→[ぬこらぎこ小]

は、半裸で[ぬこらぎこ小]!?
これはいい無茶振り・・・うけてたつ! うけて、たつ!!(平仮名なのはわざとじゃないよ!)

まあ、折角ですから、画像アップロードのテストも兼ねまして。
私でなく忍野さん家に、出現させてみたいですよね。

blog20100426_2.JPG

・・・少し、大事な何かを失った気がするが、気がするだけであろう、多分。


1.朝起きたら半裸の[ぬこらぎこ小]が隣に寝てました。どうする?
>>

目覚めると、僕の腕を枕にして阿良々木くんが眠っていた。

いや、ここまでは昨夜の通りなんだけど――
「・・・」
半裸というか、全裸だった。
昨夜は、ええと――と記憶を辿る。
終わって、適当に始末して、彼は半分眠りに落ちながら、僕に倒れ掛かりながらも、ももそもそとパーカーくらいは羽織っていたと思うのだけど、あれは何処に行ったんだ。
と、思いを巡らすまでも無く、その小さな身体の下に敷かれているのを発見。
ああそうか、服のサイズが大きすぎて、寝ているうちに脱げたんだな。抜け出したといった方がいいかもしれないけど。

――うん、現実逃避、終了。

すやすやと寝息を立てる阿良々木くんは、確かに阿良々木くんと分かる姿形なのだが、
「・・・忍ちゃんサイズじゃん」
年の頃なら8歳くらい。
跳ねたアホ毛も、長い睫毛もそのままに、阿良々木くんがダウンサイジングしていた。
頼りなく小さな身体を丸めるようにして、僕にくっついて眠る8歳児。
「何の、罰ゲームだ」
こういうサービスは求めてないよ、阿良々木くん・・・。

あと。

何で猫耳とか生えてるんだ。
ここまで来ると素直に夢だと思いたいのだが、そうなると僕は僕自身の正常性について少し考え直さなければならなくなるので、それもちょっと。


2.そんな事をしていると半裸の[ぬこらぎこ小]が目覚めた!どうする?
>>

そんな事=腕枕をしたまま硬直していると、僕の内心の動揺が伝わったか、阿良々木くんの目蓋が震えて、ぱちりと開かれた。
「・・・ふあ、おしの・・・おはよ」
そのままの姿勢で僕を見つけて、くあ、と小さく欠伸なんかしている。
まるで本物の仔猫のようで、いや、可愛いよ? 可愛いけど、だったらいっそ純正の猫にでもなってくれた方がまだ対処のしようがあるんだよ・・・。
「? どした?」
むくりと身体を起こして、立ち上がろうとする。
「うわちょっと待ったそのまま! じっとしてろ馬鹿!」
全裸だし!
さっきから僕の頭の中をちらちらと見え隠れしていた『犯罪』の二文字が、コンクリート塊の如き存在感で迫ってきてるよ!

「――え・・・?」
思わず大声を上げたら、肘をついて起き上がろうとする途中の姿勢のままびくりと止まった阿良々木くんが丸く見開いた目でこちらを見上げてきて――じわあ、とその瞳が潤んでしまう。
「あああごめんごめんごめん泣かないで。怒ってないから!」
慌てて身体を起こして、泣き出しはしないものの戸惑った色を浮かべる彼と向き合った。
机の上にぺたりと座り込む阿良々木くんは本当に小さくて、片手でゆうに運べそうだ。しかし、
「・・・君はこの状況、」
変だと自覚して、ないのか?
いきなり自分の身体が小さくなって、あまつさえ冗談みたいなオプション付きだというのに、彼の戸惑いの対象は、全て僕の反応に向けられているようだった。
「なんだ? おしの」
幼い口調ではあるが、特に動揺している様子も無い。僕の事も分かっているようだし・・・なら、下手に刺激するより様子を見るか。
「いや・・・何でもないよ。どこか、具合の悪いところある?」
「・・・さむい」
すり、と僕の胸に擦り寄ってくる猫耳子供。まあ、寒いだろうね、裸だからね。
未発達の幼い肢体が僕の肌蹴た胸に、って、こんな犯罪的な事をモノローグする羽目になった僕の身にもなれこのクソガキ!
「だから、くっついてくんじゃね・・・」
ああ、今朝は何だか阿良々木くんを怒鳴ってばかりいるなあ。
「! ・・・」
そして泣くよな、大人に大声出されたら子供は。分かってる、知ってるよ畜生。
僕は深く溜息をついて、軽く手を広げた。
「・・・分かった、おいで」
「ん」
途端、嬉しそうにぺたっと抱きついてくる阿良々木くん。頭のほうも子供なんだな・・・。
高校生相手に色々するのも相当アレだなーとは思ってたけど、上には上、下には下。人生何があるか分かんないよねー、と心で呟きながら、片手で小さな背中(僕の手で腰が掴めてしまいそうだ)を抱いて、傍らのパーカーを拾い上げた。


3.半裸の[ぬこらぎこ小]に作ってあげたい自慢料理は?
>>

はあ、もういいや、夢ってことで。
疲労を覚えたので、僕はひとつ、人として大事なものを棚上げしてみた。

阿良々木くんの服は着せたところでどうせ肩から落ちてしまうので、そのままくるんでしまった。
――正直に言う。滅茶苦茶可愛い。

「お腹、空いてる?」
「ちょっと」
「ドーナツは全部食べちゃったしなあ・・・。――後で買ってあげるから、ちょっと我慢して」
「ん」
髪の毛を揺らして、こくりと頷く。
素直でよろしい。それに助かった。
ここで駄々を捏ねられたところで、どうしたって外になんて連れて行けない。ここに残して出かける事も出来ない。
同じような背格好でも、人生(?)経験500年の忍ちゃんとは、訳が違うのだ。

大体、こんなの連れ歩いたりして、おまわりさんに捕まりたくないし、
――あらゆる意味で、人目に晒したくないし。

しっかし、少し落ち着いて眺めると、本当に子供なんだよな・・・。
無邪気な眼差し、素直な物腰。
安心し、全てを委ねきった様子で胸元から僕を見上げてくるその姿は、阿良々木くんでありながら――サイズとオプションのことを差し引いても――、阿良々木くんとは違う印象を僕に与えた。
比べてみると通常の彼は、僕の前では少々緊張している、張り詰めた雰囲気だったのだ。
「・・・阿良々木くん、僕の事怖いかい?」
「なんで?」
何でかな、そう呟いて、小さな頭をそっと撫でた。
嬉しそうに目を細めて、うっとりと耳を寝かせる彼を見ていると、何故だか少し、胸が痛かった。


4.半裸の[ぬこらぎこ小]とドライブ。何処へ行く?
>>

車でもあれば、買い物連れて行けたかなあ。
「でもごめんねー、僕、免許持ってないんだ」
「べつに、いい。おしのといっしょに、あるくのが、いい」
「・・・大きくなったら、一緒に行こうか」
「うん」
そう嬉しそうに笑われると。

そういえば、いつだったか彼と街を歩いたことがあった。
買い出しに出た時だったか、彼に荷物運びを手伝って貰ったのだった。
いつものように下らないことを喋りながら、心の片隅で、こういうの珍しいなと考えていたのを覚えている。
一緒に歩くのがいい、か。


5.半裸の[ぬこらぎこ小]があなたの為に歌ってくれる。何を歌ってもらう?
>>

「歌ねえ・・・あ、じゃあさ、あれ歌ってよ、照れ屋ちゃんの歌」
流行りの歌には疎いが、先日とある事情でお喋りする事になった、照れ屋ちゃんの持ち歌。あれは可愛かったなあ。高校生バージョンだったらちょっと抵抗あるだろうけど、子供なら男女の別もさしてあるまい。
そんな、ちょっとした思い付きだったのだが。
「わかった!」
張り切って歌いだす阿良々木、く、ん――て、

「『でもそーんにゃーんじゃ、だーめっ♪』」

「・・・!」
にゃ、って、おい・・・。
「『めーぐーりーあえたことがー、しあーわーせーにゃーにょー♪』」
少しはにかんで頬を染めながら、ボーイソプラノの少年が猫語で恋の唄を歌う姿は、それはもう強烈に犯罪的だった。
パーカーの裾からはみ出した、仔猫らしい短めの尻尾が、愛らしくリズムを取って揺れる。
いや、違うんだ、僕はもっとこう、ほのぼのした絵ヅラを想像していたんだ。こんな、訴訟なら100パー僕の敗訴みたいなトラップじゃなくて・・・。
「(中略)『ずーっと、ずっと♪』 ――うたえたぞ、おしの!」
えへんと言わんばかりの阿良々木くんの笑顔が眩しい。
まっしろまじめ光線こそ出ていないものの、出ていない故にこそ、それは直視出来ないくらいに。
「そうだねー・・・ごめんなさい」
今はただ謝らせて欲しかった。そうしないと、何らかの真面目な機関からお叱りを受けそうだ。
「なんであやまるんだ? へただったか?」
「・・・いや・・・。上手だったよ、ありがと」

(湊さんの真似っこさせて頂きました! あれは神チョイスと言わざるを得ないキリッ)


6.半裸の[ぬこらぎこ小]があなたに何か1つしてくれるって!時間は5分。
>>

今の阿良々木くんが僕にしてくれるべき事はただ一つだ。
早く元に戻って欲しい。切実に。

「なにがいい? おしの。なんでもするぞ?」
また張り切ってんなあ。
「・・・うん、ありがとう、でもいいよ、今、歌も歌ってもらったしね。(これ以上罪を重ねたくないし、)ここに座ってなよ」
「そっか」
やんわり断ってまた頭を撫でてあげると、心なしか猫の方の耳が寝てしまった。
阿良々木くんは僕に借りを返したがってる所があるからなあ・・・肩でも叩いてもらおうかな。
それなら、兄弟、いや、確実に親子っぽいかも。
複雑な気もするが、訳の分からない罪悪感に苛まれるよりはマシだ。
そんな事を考えていると、あ、と小さく声を漏らして、阿良々木くんの耳がぴょこっと立ち上がった。
「どうしたんだい?」
「あのな、おしの・・・えっちなことでもいいぞ!「いやいやいやいやいやいやいやいや!!」
唖然として、台詞を遮り損ねてしまった。
えっちって、何を言い出すんだろうこの馬鹿猫子供は。

そんな子供の姿で言われても、悪いけど全くそんな気は起こらない。
そろそろ見慣れてきた半裸の格好も、もはや単なるその辺の子供(夏)にしか見えな――
「なあ、おしの、いれるのはむりでも、くちでなら、できrむぐ「頼むからちょっと黙ってくれるかな阿良々木くんははは」
年端も行かない子供の口を押さえる中年の姿が、そこにはあった。
問題あるのは分かっているけれど、僕としては寧ろ、出来るだけ力を入れないようにした配慮を褒めて欲しいくらいだ。
何処の国の生物兵器なんだよこの子供は・・・。死にたくなったらどうしてくれる。

――全くそんな気が起こらない、は、本当。
問題は、このエロい誘いをかけてくる(勘弁してくれ)子供が、阿良々木くんである――という事。
この相手を抱いた事があるという事実と、目の前の稚い様のミスマッチ具合が、僕を動揺せしめているというわけだ。

「――ぷは。なんだよいまさら。ぼくらもう、しらないなかじゃないだろ」
「そういうことは忘れておけよ今は!」

結局また怒鳴ってしまったが、阿良々木くんは、今度は楽しげに尻尾を揺らめかせ、くすっと笑っただけだった。


7.あなたが半裸の[ぬこらぎこ小]に1つだけ何かしてあげられます。
>>

何だかこの数時間で、一気に歳食った気がする・・・。

「うーん、何かしてほしいこと、あるかい?」
エロい要求でもしてきたら説教だ、と思いながら尋ねてみた。
阿良々木くんは一回耳を震わせて考え込み、やがて、僕を見上げて柔らかく微笑んだ。
「えっと・・・ぎゅっとして」
「!」
ある意味難易度が高いな、恥ずかしいって意味で。
あと、一瞬エロ要求を想定した僕が無駄に駄目な大人っぽい。
そんな僕の心情にお構い無しで、阿良々木くんは、さっきの妖艶な笑みが嘘のように、腕を伸ばしてくる。

抱き締めるなんてもう珍しくも無い事だけど、改めて言われると普通に照れくさいものだ。
僕はあまり力を篭め過ぎないように、しかししっかりとその矮躯を抱いた。
腕が余ってしまうくらい細い身体。僕の首に回された細い腕。
「へへ」
嬉しそうな笑い声を聞きながら、目を閉じて。

ああ、大事だなあ――と、心から思った。


--- -- - -


その後、一晩明けたら僕の身体は元に戻った、らしい。

らしいというのは、ショタ猫化していた時の記憶が、僕に残っていなかったからだ。
だからそんな恨みがましい目で見るなよ忍野。何をやらかしたんだ、ショタ僕。
まあ、何らかの形で忍野を困らせたらしいのは確かなので、僕は僕を褒めてやりたい所だが。

「阿良々木くん、何で仔猫なんかになっちゃったの」
苦笑しながら忍野が尋ねてくる。
僕は少し考えて、答える。
「なりたかったから、じゃないか?」
「だから、なんで?」
「教えねえよ」

小さい猫にでもなったら、そのポケットに入ってどこでも一緒に行けるかもしれないから。

なんてな。


8.次に回す人を5人まで!人物指定付きでどうぞ!
>>
急には思いつかないよ、こんな高等なバトン!(笑)
とりあえずフリーで置いておきます。
ある日突然誰かのところに行って強要するかもしれません(都市伝説か)。



バトンお持ち帰り:
http://www.blogri.jp/baton/?id=77522

 



ああ、忍野さんと一緒に動揺したけど楽しかった!
ちょっとぬるかったでしょうか。でも、激アツでやったらとてもまずい気がするの。



4/28、色々と付け足しました。
昨日は最後の方ちょっと寝てて、不本意な部分が多々あったので。
どう考えても余計な事をしてみた!

それに、嬉しい拍手を頂いたけど、返信不要っておっしゃるからさ・・・湊さんは私に、勇気を下さったのです!(名前出しちゃった!)

おしどりの瑞樹さんからバトン返しを頂きました。おお、ありがとうございます!

私の回した【忍野】への回答に頷きすぎて首が攣りそうです。
あれが初恋相手だったら・・・大変ですよ・・・本当(遠い目)。

【神原】きたー!

どうやら私が化物語の女子部をこよなく愛すことを、見抜かれたようだな!(浮かれ気味)

1.包み隠さず語ること
2.アンカー突っ走るの禁止
3.指定するキャラは男の子であること
4.また回されても何回でもやること


指定【神原】


★初めて出会った場所は?

多分、直江津高校の学校の廊下。
渡せない花束を腕一杯に抱えて、大好きな先輩の後姿を目で追ってました。


★何処に萌を感じる?

恋敵に殺意さえ抱いてしまう程の気性を、快活な心で捩じ伏せようとする不安定さ。


★どんな仕草が萌え?

戦場ヶ原先輩に甘える時の口調。


★望んでいることは?

辛いかもしれないけど、ずっと戦場ヶ原の傍に居てほしい。


★好きなところは?

押し隠した狂気。

アニメで、憎い、憎い、憎い憎い憎い憎い――! と絶叫する声が、一瞬だけ泣き声になる。
あそこが大好きです。

沢城さん、本当に素敵だったなあ。

演技そのものも勿論完璧に神原! だったのだけど、あとがたりを聞くと、その真摯な姿勢に泣きそうなほど感動する。
阿良々木くんについてコメントするときね、常に、自然に、『恋敵』として見ているんだよね。あんな人が恋敵じゃ敵わないよーって。悔しそうに。
神原は阿良々木ハーレムのヒロインである前に、戦場ヶ原を愛する女の子なんだってことを、大事にしてくれている。本当に自然に、神原の立ち位置で考えてくださってる感じが、凄く嬉しかったです。

それに対するひたぎの気持ちを語る斎藤さんも、素晴らしかった!
ひたぎの精一杯の誠実を、深く掘り下げて、それを胸に演じてくださっている・・・これを打ちながらも涙ぐみそうなほど、素晴らしいことだと思います。

しみじみと、奇跡のように幸せなアニメ化だなあ。


★嫌いなところは?

嫌いというか、どこまでもどこまでも快活に振舞う姿に、今でもちょっと胸が痛くなる。
どこまでがペルソナなのか、もう自分でも分からないかもしれないけど、もっと汚い所を見せたって、周りの人は離れていったりしないと思うよ。


★SorMどっちであってほしい?

あってほしいも何も、あんな男前なMが他にいるのかという。


★もっとこの子に絡んで欲しい人は?

戦場ヶ原先輩! は、無理に押さずとも絡んでくれるでしょうから(甘やかし気味に)(幸)、忍野さん。
この子にっていうか・・・この子がっていうか・・・。

--- -- -

「二十歳までに・・・」
「『このまま何もしなければ』、ね」

「そうか・・・。よく分かった。その言葉、肝に銘ずる。教えてくれてありがとう、忍野さん」
一瞬目を伏せて、僕の言葉を吟味したらしい彼女は、やがて顔を上げて、にこりと微笑んだ。
「分かってくれたならよかったよ。お嬢ちゃんが内省的なお嬢ちゃんで何よりだ。これが阿良々木くんなんかだと浅はかだからねー、言葉の上っ面だけ受け取ってあさってな方へ考えを進めちまう」
お嬢ちゃんは、阿良々木くんの名前を出す僕に、ほんの少しだけその凛々しい眉を顰めた。
敬愛する先輩を侮辱されたのを不快に思ったか、或いは、あの愚かな男の浅はかさをそのまま不快に思ったか――まあ、半分ずつ正解ってとこだろう。女心は複雑怪奇、いや、二律背反かな。

「阿良々木先輩は・・・うん、いや、それは私には推し量れない領域だ。無責任な事は、言えないな」
「フェアプレイだねえ。そういうのもスポーツマンシップ?」
尚も混ぜ返してみると、流石にその笑顔が苦笑に変わる。
「あまり、からかわないで欲しい。私は阿良々木先輩のように、欲しいところに欲しい突っ込みを入れられるほど、回転が速いほうではないのだ。私は、私のりょうしんに恥じぬよう、精一杯誠実に・・・そうだな、それこそ、フェアに進んで行きたいのだ」

「ふうん、そりゃ美しいね――「ということで忍野さん、質問があるのだが」
両親と良心、どっちだか知らないけど、難儀な生き方だなあと笑った僕に、お嬢ちゃんがずいと近寄ってきた。しかも僕の台詞を食い気味に、何やら真剣な顔で。
「うん?何だいお嬢ちゃん、僕がお嬢ちゃんに話してあげられる事は、もう無いと思うんだけど」
「――阿良々木先輩の、事なのだが」
「阿良々木くん? ああ、彼の特異体質についても、僕がさっき話し「ああそっちはもういいのだ」
だから、何で食い気味なんだよ。阿良々木くんの重要機密についての扱いがえらくぞんざいじゃねえか。
そして何で心なしか目が輝いてるんだよ。何か嫌な予感がするんだけど。
「と、いうと?」
「うん、私が聞きたいのは、この事なのだ」
こほん、と可愛らしく咳払い。

「――阿良々木先輩と忍野さんは、どこまでの関係なのだ?」

「――」

落ちた。
というか、落とした、煙草。

「・・・はい?」
「つまりだな、阿良々木先輩と忍野さんは、なんというかその――そう、古風な言い回しを使うならば、A・B・Cの、どこまで済ませた仲なのかと「待った待った待った待った!」
思わずこっちが食い気味になってしまった。
何言い出すんだこの子は? 本気で意味が、
「うん? 何を待てばいいのだろうか。奥手な阿良々木先輩ならともかく、大人の忍野さんにはこんな質問への回答など、朝飯前の更に前、昨日の昼食クラスではないのか?」
「いや・・・いやいやいやお嬢ちゃん、まずは、どうして僕と阿良々木くんが、ABCを済ませなければならないのか、聞いてもいいかい」
急によく回りだした口を手で制しながら問う僕に、お嬢ちゃんがますます目を輝かせる。
「何と! そこから言わせるとは、忍野さんも人が悪いな!」
「はい?」
「今更とぼけても無駄だぞ忍野さん。先日、私の目の前であれほど堂々といちゃついておきながら――あの時は私も少々気が動転していたが、『傍に居たいだけ? 笑うねえ』の辺りの顔の近さと言ったらもう――」
「声真似すんな! そして見てたのかよあの状況で!」
「無論だとも!」
知らず大声を出す僕にも全く動じず、胸を張るお嬢ちゃん。何故そこで誇らしげに。

「しかし何と言っても圧巻は、『・・・世話かけるな』『・・・いいよ』だな! あの辺はもう、ときめきめきめきめきだった!」
「だからそれっぽく言ってんじゃねえよあとメタ発言すぎるだろう! ついでに、何が育ってるんだ!」
「愚問だな! この心に巣食う、腐萌えが育っているのだ!」
「『ふもえ』とかいう言葉の意味は知らないけど、確かめないからね?」
「ああ、忍野さんは知らなくてもいい事だ」
「生まれて初めてそんな事言われたよ・・・」
「もうキスくらいはしたよな?」
「人の話を聞かない子だなあ!」
自由に会話を進めすぎだ。

「今度阿良々木先輩に改めて、受けか攻めか確認しようとは思っているが――お二人の関係性から順当に考えたら、忍野×阿良々木、だな」
「何だよ『かける』って・・・」
あと、『今度』『改めて』って言ったか? この子。
「ううん、ちょっと長いなあ・・・いい略称を思いついたら報告するから」
「分からないまま答えるけど、しなくていいから」
「しかし忍野さん、忍野さんと阿良々木先輩の絡みを考えるとき――」
「帰って勉強でもしなさい」

ぽい、と。
お嬢ちゃんの首根っこを掴んで教室から放り出す僕だった。

*

「で、質問の答えは? 忍野さん」
「――それは勿論、フルコース」
「おお・・・ダイレクトな答えだな」

軽く赤面させてやった。ざまあみろだ。

--- -- -

忍野さんがヤケになって正直に答えたのか、性少年の期待に無責任に応えて嘘をついたのか、どちらでもよいかなと。


★描くときに特に主張して描くところは?

可愛らしさ。凛々しさ。そして出来れば、ドロドロに渦巻く何か。


★家族にするなら?

従妹!
たまに会って、めろめろに甘やかしたい。


★学ランとブレザーどっちを着てほしい?

学ランだよ・・・学ランしか無い・・・。

--- -- -

「「「「「きゃーっ! 神原先輩、カッコいいーー!!!!!」」」」」
「こらこら、何だその悲鳴は」
苦笑しながらも、皆の頭をぽんと撫でてくれる先輩。慌ててビシっと姿勢を正しながらも、私達はこっそり目配せし合う。
だって、無理も無いと思う。
男子の誰かに借りたのか、うちの高校の学ランを羽織ってハチマキを締めた先輩は、いつものユニフォーム姿とはまた違った雰囲気で、とびきり格好良くて――相手チームの生徒達の視線が釘付けなのは、これがかの神原駿河だってこと以外にも、絶対理由がある筈。

「・・・私は参加できないが、ここで精一杯援護するぞ。――みんな」
円陣を組む私達を見渡してから、一旦軽く目を閉じる神原先輩。
やがて颯爽と目を上げて、

「全力を尽くせ!」
少年のような凛々しい声で、私達のスイッチを入れた。

「「「「「はい!!!!!」」」」」

--- -- -

神原先輩と仔猫ちゃんたち。
部活中の神原は超カッコいいんでしょうね・・・するがモンキーOPのダンクシュートは、何度見ても惚れ惚れしてしまう。

しかしこれは確実に盗撮写真が出回りますね。一枚ください。


★私服ではジャージとGパンどちらでいて欲しい?

どっちも着てますね。どっちも可愛いv
パンクガール風なかっこが、本当に可愛いのvvv


★結婚したい?

したいけど・・・私で、あの子の心の奥底の寂しさを、癒してあげられるのかどうか・・・不安です(真剣に検討だと!?)。


★最後に愛をどうぞ

化物語のヒロインの中で、一番共感するのが彼女かもしれません。

そんなに真面目に思いつめずに、たくさん我侭言っていいよと言ってあげたいけれど、それはもしかして、それを懸命に押さえ込む彼女への侮辱になるのかも知れず、上手く言葉にならないのです。

戦場ヶ原先輩と仲直りできてよかったね。
一度失恋した相手に大事にされるのは切ないだろうけど、それも含んで先輩も居てくれるのだろうから、うんと甘えるといいと思う。


★回すフレンド15人

この間やんちゃしたので、間を置く意味で(笑)アンカーで!



一気に答えられそうな気がしたので、貰った途端に答えてみました。
こういうのは勢いが大事! 楽しかったー!


まるみらの湊さんから頂きました。ありがとうございます!

湊さんの回答の学ラン羽川イラストはもう、プリントアウトして切り抜いて定期入れに入れたいくらいの勢い。
むしろ下敷きにすればいいと思います(普通にセクハラですよ)。

忍野さん指定で頂いたので、メメラギ視点も交えて答えてみようかと思います。


*** ** * *


1.包み隠さず語ること
2.アンカー突っ走るの禁止
3.指定するキャラは男の子であること
4.また回されても何回でもやること

指定【忍野】


★初めて出会った場所は?

阿良々木くんの住む街の夜の三叉路。
可愛い高校生を超カッコよく助けていました。

--- -- -

『何かいいことでもあったのかい?』

そんな風に、本当に気楽に、何でも無さそうに忍野は立っていたのだけれど――。
後になって、僕は思い出した。
蹲る僕に駆け寄る足音を。
今ではすっかり耳に馴染んでしまったその音は、ハンター達の奏でる暴力的な轟音の中にあって、不思議と、確かに、すり抜けるように、僕の耳に届いていたのだ。

それを思い出すたび、ああ、あの時の忍野は、僕を助けるために走ってくれたんだなあと、胸が痛くなる。
そこに蹲っていたのが、僕じゃなくても、誰であろうと、彼は走ったのだろうけど、それでも。

あの日あの夜にあの場に居たのが、他ならぬ僕で、本当に良かったと思う。


★何処に萌を感じる?

優しいところ。
忍野さんの行動を突き詰めていくと、全部優しさで出来てるんだぜ。
何なんだよあのハイスペックなお人よしは。

ああこれ、暦を心配してるんだなあ、とか、ひたぎを鼓舞してるんだなあ、とか、そういう台詞を、相手にとって出来るだけ不快な感じで言ってるのを見ると、もう忍野さんはー! ってなる。
優しさを人に与えて感謝の気持ちを受け止るの、忍野はめんどくさいのかなあ、それとも臆病なのかなあ、何があったのかなあと色々考えて、切なくなる。
何か、あったんだろうねえ。

優しいっていえば、ひたぎを初めて廃墟に連れてったときの男子二人の会話。
「ま、その方がお嬢ちゃんの気が楽だって言うなら――」
「僕のときとは随分対応が――」
って辺り、気遣いですよね。
つとめて明るくしてるように見える。

--- -- -

「なあ忍、忍野は、何をモデルとしてツンデレという定義をお前に教えたの?」
「無論、お前様じゃ」
「え? 僕はツンデレじゃねえぞ?」
「お前様みたいなのは、無自覚ツンデレというものに分類されるそうじゃ」
「何をどこまで教えてるんだよ、あのオッサンは・・・」

「ま、儂が実際参考にしたのは別の人間じゃがのう」


★どんな仕草が萌え?

だらっとした動き。

--- -- -

「ねー阿良々木くん」
「うわあ!?」

ついさっきまでだらけた格好で机に座っていた忍野が、いつの間にか僕の背後に立っていた。
その上、体を屈めて話しかけてくるものだから、一瞬僕の耳に忍野の息がかかった気がして、
「うるさいなあ、何驚いてるんだい?」
頬が熱くなる。
「い――いきなり人の背後から話しかけるな!」
振り向きながら距離を取って、ニヤニヤ笑っている憎たらしい顔を睨みつけた。
「いきなり? 僕は普通に歩いてきただけだよ。阿良々木くんがぼーっとしてたんだろ」
「し、てねえよ!」
「そうかなあ、人と話してるのにあさってな事考えてる顔してた気がしたけど」

まあ何でもいいや。
言いながら忍野がまた、すいと距離を詰めてきた。
僕は咄嗟に後ろに退がり損ね――忍野は、人の呼吸を読んで隙を突くのが、天才的に上手いのだ――気がつけば目の前に忍野の胸、背中には忍野の腕。いとも容易く僕を閉じ込める、檻。
「ここに来てる時に気を抜いちゃ駄目だよって、前に言わなかったっけ?」
それともわざとやってるのかな、この性悪は。
見上げた先に、少し顰めたような笑顔。

長い指に顎を掬い上げられながら、僕は、どっちだったかなと考えて、少し笑った。

--- -- -

のくせに、隙が無いところ。


★望んでいることは?

暦の傍に、居てやってはくれまいか・・・!

--- -- -

「忍野。ずっと、ここに居てくれよ――」
美しい銀の髪の、三角の耳の怪異が、愛しいあの子の顔と声で、そんな事を言う。

ああ本当に、君はなんて馬鹿だ。
たったそれだけを言うために、その薄くて弱い心を陵辱されて。

--- -- -

※忍野さんに居てほしくてストレス溜まって障り猫っちゃいました、な暦。


★好きなところは?

カッコいいところ。

ここは素直に。
だって、あの姿かたちで、加えてあの声ですぜ。最終兵器彼氏。


★嫌いなところは?


「すぐ、はぐらかすところ」
「大人ってそんなもんだよ」
「そうやって子供扱いするところもだ!」
「大人扱いしていいの?」

--- -- -

上記は馬鹿ップルですが。

去り際の鮮やかさが、カッコいいけど、きらい。
寂しいじゃないか。忍野は寂しくないのか。


★SorMどっちであってほしい?

SのふりしたM。

--- -- -

久しぶりの紫煙を肺に思い切り吸い込んで、空に吐き出した。
今はもう風も止んで――いや、もう天候も変わるくらい遠くまで離れて。
(あーあ)
今の生活は性に合ってる。
何処かに留まる気なんか無い。
だから、だったら、
(攫って来ちまえば良かった)


★もっとこの子に絡んで欲しい人は?

羽川。
憧れてますポジションで。

--- -- -

「・・・いや、委員長ちゃん、よりにもよって委員長ちゃんに、そんなまっすぐな目で見られると、さすがにきついっていうか、買いかぶってると思うんだけどねえ」
「そんな事ありません。忍野さんは、強くて、優しい、私の憧れの大人の人です(にこ)」
「ああもうギブギブギブギブ」

--- -- -

羽川に憧れられるという事実は、忍野といえども結構重たいのでは。
要は困らせたいの。

あと、忍ちゃんも・・・一緒には居るけど絡まないからなあ。
会話しないかなあ。
まあ、忍野と会話しちゃってると色々物語的に辻褄が合わなくなってしまうんだろうけど・・・いいじゃない! カッコいいおっさんと、それを小僧呼ばわりの幼女(500歳)!
忍野さんは忍ちゃんも結構好きだと思うんだよねー。


★描くときに特に主張して描くところは?

いまだに満足した出来のものなんざありゃしませんが・・・主張ですか。
うーん、おっさんのカッコよさ。出せぬ・・・(ギリギリギリ)


★家族にするなら?

叔父。
親戚での集まりでは必ず、あいつは生きてんのか? と話題に上る。

小さいころ一度だけ会ったときは、普通にカッコいいお兄ちゃんだったのになあ・・・大学で何かあったのかしら、とか思ってみたい。
真剣に関係性を考えた自分キメエ!


★学ランとブレザーどっちを着てほしい?

ブレザーを着崩して着ていて欲しい。


★私服ではジャージとGパンどちらでいて欲しい?

ほっときゃジャージなんだろうけど、Gパンが見てみたいです。


★結婚したい?

うーん、結婚して貰えるのだとしたら・・・たまには帰ってきてねと思います。
遠洋漁業の漁師さんの妻っぽい。

--- -- -

「忍野の奥さんになる人は、大変だなあ」
「・・・何だいその無茶振りは。阿良々木くんの誘い受けって遠回り過ぎてよく分かんないよ」
「誘ってねえ! ただ、お前はそんな生活だから、こ、恋人とか奥さんとかが居たら、大変だろうなと思っただけで・・・」
「うーん、まあねー。家に帰らないというか、家が無い状態だもんねー」
「全く、そんなんじゃお嫁さんの来手が――」

「でも心配ご無用。僕の奥さん理解あるから」

え。

「――――――――――――――――え?」

今、忍野は何て言った?

僕の奥さん。

ぼくのおくさん。

ぼ く の お く さ ん 。

奥さん、て、言った?

え?

居るの?

してるの? けっこん。

そんな、まさか――いや、でも考えてみたら、今までこいつとそんな話したことは無かったし、という事は、そういう相手が居るのかどうかって事も確かめた事は無かったから、単に僕が知らなかった、忍野が話さなかったというだけで、その可能性が無いなんて根拠は、何処にも無いのだ。
あ、れ、でも、指輪は?
結婚指輪。マリッジリング。
忍野は十字架を首から下げてピアスまでしているけど、指には何も、ああでも、別にそれは義務じゃないんだし、してなくてもいいのだ。

―――。
そうか、忍野は結婚してるのか。
何だ、心配して損した。心配? いや何で僕がこんなオッサンのそんな心配をしてやらなきゃならないんだ、今だって、僕を眺めてニヤニヤ笑ってやがるこの腹の立つ中年の。
何だこいつ、人がショック受けてる時によくそんな、

ショック?

え?

――と、そこまで考えたところで、忍野のにやけ顔が崩れた。
笑み崩れたというか――

「は、――ははは! いや、嘘うそ。してないよ。そんな驚かないでくれよ失礼だなあ阿良々木くんは――くくっ」

爆笑だった。

「な――」
「あーおかしかった。放っておいたら、いつまで停止してたんだろうね、メドゥーサの神殿の石像の如しだったねえ、ははは」

こ・・・っ、
このクソ中年―――!!

「お――忍野てめえ! よくも人をからかって――」
「でさあ」
思い切り怒鳴りつけようとした所で、忍野が身を屈めて僕を覗き込むように笑った。

「阿良々木くんは、僕に彼女が居ると困るのかな?」


★最後に愛をどうぞ

忍野さんのカッコよさは、私程度の私には永遠に辿り着けないエルドラドです。
そのカッコよさの根幹に、大人の節度があるのは重々承知なのですが――偶には、節度を何処かへうっちゃってしまってくれませんかねえ。


★回すフレンド15人

15人!?

とりあえず湊さん【暦】か【ひたぎ】でバトン返しがしたいのですが・・・我侭だろうか。
ま、駄目もとで・・・。

結午さんに【忍野】

TOSHIさんに【忍野】

黒枝さんに【忍野】

丸さんに【エピソード】

織耶さんに【忍野】

シンさんに【忍野】

瑞樹さんに【忍野】

そ、そして、まなみさんに【忍野】か【暦】か、【七花】か【とがめ】か・・・、い、言うだけはただだし!

勿論、スルーご自由に!

バトンお持ち帰り:
http://www.blogri.jp/baton/?id=105226