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小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
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海の家編・エピ→らぎです。
半パラレルかな!(半・・・!?)







ここでお葉書を一通――。







「――おらコヨミ! ちょっと来い、写真撮るから」
アララギの、俺のよりも幾分細い腕を引いた。
「な、馬鹿言うな! 末代までの恥を画像で残してどうする!」
ぎゃあぎゃあ喚く割には、ちょっと楽しそうじゃねえかよ。そんくらいは分かるようになってんだぞ。

構わずに半ば無理矢理、俺の携帯を弄るドラマツルギーの旦那(あれで意外と機械に強い)の前まで引っ張って行き、
「はい、ポーズっと」
ピースサインをかましつつ、空いてる方の手でガッと肩を抱き寄せた。――途端に、
「うわ! ・・・エピ、お前なあ、呑みすぎだろどう考えても」
胸元で苦笑する気配を掻き消さんばかりの殺気が、背中に突き刺さった。

――おいおい、ここはどこの紛争地帯だ? この世で最もお気楽であるべき海の家で、遠慮会釈も何も無くそんな剥き出しの敵意を投げ付けてくるってのは、いくら雇い主でもマナー違反なんじゃねえの? 目の前の旦那も、顔にこそ出さないが呆れてるぜ。
俺の背中に遮られてか元々そういうもんに対する感覚が鈍いのか、アララギのほうは一向に気付いていないようだから、問題無いといえば全く問題無いけれど。

ちなみに俺は本来、売られた喧嘩は即決即断・言い値で買い取っちまうほうなんだが――今夜は特別だ、無視してやるよ。
酒が入ってるのも勿論あるが、猫型の耳付きの髪飾りなんて笑えるもんをくっつけて、抱き寄せられた勢いで俺の胸にしがみつく体勢になってるアララギ、なんて、そりゃ機嫌も良くなるし寛容にもなる。

余談だが、このふざけた扮装は、俺とアララギ(と旦那達とその他)がバイトしている店の客寄せ企画である。
常連の女共の、なつのけもみみとれまつり(言葉の意味が普通に分からねえ)とかいう強力なリクエストに、オーナーが押し切られた格好らしい。(いや、あの顔は絶対ノリノリだったが――何が、『僕だって本当はこんな事を強いるのは忍びないんだけど、お客様の要望には出来る限り応えていかないと。いやあ阿良々木くんは本当に人気者だねえ』だ)
はじめはアララギ一人がやる予定だったのだが、オーナー命令に青褪めたこいつが涙目で一人にするなと縋ってきたので、まあ、仕方なく、仕方なく! 付き合ってやったわけだ。・・・そしてこのウサギ耳なわけだ。
こんな極東に来てまで俺は何やってんだと、自問しないでもない。
で、一日限定の企画(つってもこの格好で接客するだけだけど)も滞りなく(アララギが構われ倒して逃げ回ってたけど)終了し、今はささやかな慰労会、という状況。

話が逸れた。
とにかく、やってみたら意外と面白い・・・というか、猫の耳つけたアララギの姿ってのが、想像以上に・・・で、テンション上がってるっつうか。
それに・・・いや、それより、酒が入ってるとはいえ、この状況は、割と緊張するものがあって。

何馬鹿なこと言ってるんだよ、とか何とか冷めた目で言われやしないか、勝手に想像しては軽くビビってる自分――全く、ウケるとしか言いようがねえ。







はじめに感じたのは、苛立ちだった。

吸血鬼と人間、相容れない二つのイキモノの血、吸血鬼と人間、それぞれの特性。
俺と同じような境遇にありながら俺と正反対の性質を持つこの日本のガキに、俺はどうしようもなくイラついた。
俺は吸血鬼も人間も大嫌いだが、こいつはそのどちらをも――愛している。相容れない二つのモノを同時に愛するだけの、下地を持っている。それだけの事が出来る程に、愛されて育ってきているという事だろう。
実に、胸糞が悪かった。
そういう経緯もあって、俺はこいつに対する悪意を隠す気も無かったし、こいつはこいつで、俺のことが嫌いだと明言して憚らなかったのだ、が。

ある時、俺は気付いてしまったのだ、こいつの恐ろしい程の屈託の無さに。
表面上はツンケンしているが、よくよく観察してみれば、その言葉の裏に潜む敵意など、何処にも無かったのだ。

『おいエピソード、お前は知らないだろうが日本の夏は湿度とか半端無いんだからな、帽子も被らないでふらふら出歩いてたら、命に関わるんだからな。僕は、お前の事なんかどうでもいいけど』

一度は殺し合い、友人を殺されかけた俺という存在に対する敵意を、こいつは時間の流れと共に綺麗さっぱり何処かにやってしまっていた。
屈託が無いどころじゃない――馬鹿かと思った。そんな甘いこっちゃ死ぬぞと心配する気にすらなった。

『おい交渉人、アイツは馬鹿か』
『阿良々木くんは馬鹿だよ? それはもう吃驚する位。博物館級だね』

そうか、馬鹿か――と、ほんの少し見る目が変わり、変わった途端に、底抜けのお人好し加減やら、的外れな気遣いやら、間の抜けた優しさやらが見えるようになってしまい、その後は、何だかあっという間、だった。

女に惚れた事がねえわけじゃねえし、惚れられた事だって普通にある。
ただ、今回は状況が些か特殊だからか、上手く事を運べねえ。近付けば驚いて毛を逆立てるし、離れれば気遣わしげに寄って来やがるし。

その気になって見れば結構可愛いツラも、アジアンらしい綺麗な肌も、本当は今すぐ触れたいのに、出来ないのが、何だか息苦しくて。

それが、

今は、それが、イラつく。







「おっし、サンキュ、旦那。後でコヨミにも送ってやるよ」
「いらねえよ、何だそのスパムメールは」
「即答かよ・・・じゃあ、メアド知ってる連中全員に一斉送しn「すごく欲しいなあ是非送ってくれよエピソード!」
「そうかそうか、そんなに嬉しいかー」
小馬鹿にした調子でわしわしと髪を撫でてやると、この悪党・・・と上目遣いに睨んで、俺の手を払ってくるものの、その表情は実に微妙だ。
ムカつくけどちょっと嬉しい・・・みたいな。ああこれだからやめらんねえんだ、お前をからかうの。

どうやらこいつには男友達が少ないらしく(俺も人の事は言えねえが)、こういうじゃれ合いが嬉しいらしい。今だって、文句を言いながらも顔は笑っちまってる。
友達、って響きには大いに引っ掛かるものがあるが、今はそれでもいいだろう。

「そうだ、さっきの花火の残りあったよな、今から浜で片付けようぜコヨミ」
「それは片付けとは言わない」
例えばこんな風に他愛も無いやり取りだったとしても、実際、嬉し――

「・・・阿良々木くん、それにエピソードくんも。もう夜も遅いんだし、いい加減お開きにしたらどうかな?」

「・・・ああ?」
心中盛大に舌打ちをする。
この交渉人(色々事情があって今は限定的に俺らの雇い主)、いつもいつもいいとこで嘴入れてきやがって。
ジロリと目に力を込めてガンくれてやると、いつもの不愉快な笑みを浮かべたまま、互角かそれ以上の眼光で睨み返してくる。
「だからさー、阿良々木くんも今日は散々走り回って疲れてるんだし? 君も『お友達』なら、そこら辺気を遣ってあげないと」

「・・・気にいらねえなあ、本当」
ぼそり、と本音が口をついた。
今、水を差されたのもそうだが、何かというと俺とアララギの間に割って入ろうとする態度が、心底気にいらねえ。何なんだよお前はアララギの保護者か何かか。或いは――
「何か、言ったかい」
「別に? ああそうだな、もうこんな時間か。――年寄りは早寝だもんなあ、無理しないでおっさんはさっさと寝ればいいんじゃねえの」
さりげなく、腕の中の艶やかな黒髪に頬を寄せて、言ってやった。
・・・おお、すっげえ、今鳥肌立ったぜ。よく表情も姿勢も変えずにそんな臨戦態勢に入れるもんだ。

「こらエピソード!」
と、頭の下から呆れたようなアララギの声。俺の腕から抜け出す事もしないが、そのまま首を捻って軽く睨み上げてくる。
いやそれ、可愛いだけだぜ。あと誰かさんの殺気が2割増。
「あんまり忍野に絡むなよ」
おしの、という発音がいやに親密に聞こえて、ジリっと胸の端が焦げる気がした。
しかしお陰様で殺気も減退だ。見たくもねえからアララギだけ見てるけど、どうせ見下すような目になってんだろ。
「ごめんな忍野、遅くまで騒いじまって。ちゃんと片付けるから」
俺を見てた黒い瞳が、困ったように笑って奴を見る。
「――だから、忍野は先に休んでてくれよ。僕は、その、もうちょっとだけ」
仕事中だったから、花火、出来なかったし。

「――」
「――」

思わず、口の端にニヤリと笑みが上るのを抑えきれずに前方に目を移した。

そこには、先ほどと寸分違わない笑みを浮かべたまま、しかし確かにピシリと凍りついた奴の姿があり。
「決まりだな。よし行こうぜコヨミ」
何か行動に出る隙を与えずに、肩を抱いて脇をすり抜け――

(つうか出刃持ってんじゃねえよ、何だそのわざとらしい西瓜)
(いやあ、どっちを『間違えて』投げようかなーって)

俺は星空の下へ、愛しい者を連れ出した。



bake43.JPG








R.N.『恋するウサギ』ちゃん。

「なぜ人を好きになるとこんなにも、







何から説明すればいいやら・・・!
まあ、海の家編で、エピらぎということで、色々汲み取って頂ければ・・・幸いです!(丸投げだー!)

大好きな夏の歌、ミュージックアワーを海の家編のBGMにしていたら、これ・・・エピの匂いしない? と思いついてしまい(決して、歌詞に『エピソード』という言葉が出て来たからではない。と思いたい)、思わずウサ耳をつけてしまい、その辺りから、暴走してみました。

例によってついったでも呟いていたのですが、またもや素敵なネタも頂きまして!
天然残酷小悪魔な暦の「ごめんな忍野、」周辺の台詞は、TOSHIさんが下さいましたものです。ありがとう、ありがとう僕らのモエ神様ー!(もののけ姫風に)

続きに収納したのは、ちょっと調べてたら出てきた、ミュージックアワーのコーラスというか、バックで歌ってる歌詞です。可愛かったので自分用メモに・・・。



7/20、ちょっと危険な追記を追加。
ついったーでやり取りした、エピラギでSっ気アリのえろぐです。




作:TOSHIさんトワコ
出演:にゃんこよみ、エピ。

「おらもっとケツ突き出せよ。そのかわいらしーしっぽ、味見はしてもいいんだろ?」

「にゃ・・・っや、めろこのへんたい・・・っ!」
「ああ?んな格好してわざわざ俺に犯されれにくるテメエの方がへんた

足首掴んでがっと広げて
「は――何がイヤだって?気取ってんじゃねえぞド●乱が。突っ込んでやるからせいぜい締め付け

「ゃ・・・だ、やだえぴ嫌だ・・・・・・ひぅっ!」
「うっせえんだよ。そろそろ黙って股開けや。・・・あ?何泣いてんだテメエ」
「は・・・っ、し、ぽ・・・はな・・・」
「尻尾?なんだ、コレちゃんと神経通ってんのか。つくづくウケんなぁお前は。――ああそうか」
「なっ!な・・・に、握っちゃ、」
「大人しくしてろよ?――自分のなんだ、ちゃんと咥え

られるよな?」
「や、め――ひあぁっ!?」
「――(くす)、何だよ、軽くイっちゃいましたってか?まだ全然浅いぜ?・・・どこまで、入んのかな」
ギラついた欲望と、無邪気な子供の色をその色素の薄い目に斑に映しながら、
「い、やぁ――!いや、嫌だ、いや、ぁ・・・っか、き回さない、でぇ・・・っ」
「駄ー目。味見なんだろ?お前がどんな風にトぶのか、見ないと、意味、ねえよ――な!」
「―――ッ!!ぁ――」
「――すげ・・・。なあ、お前、自分がどうなってっか分かるか?写メ撮っていいよな?」
「・・・っ、――ぃ、ゃ・・・・・・」
「聞こ

えねえよ。・・・おー、最近のケータイはすげえなぁ、ちゃーんと綺麗に撮れてら。お前も見てみろよ」
「そんなのっ・・・」
「いいから見ろっての。――ほら、テメエの咥えて悦がってんのがキッチリ撮れてるだろ?」
「ふ、・・・う――」
「屈辱か?男に組み敷かれて自分のケツ穴に自分の突っ込まれて・・・・・・なぁ、今どんな気持ちだ?でけえ声で言ってみろよ、この淫

 乱」
「・・・この・・・っヘンタイ野郎・・・ッ」
「・・・上等じゃねえか。そんなザマ晒しといて良く言うぜ――この写メ、誰かに送ってみっか?例えば・・・そうだな、あのいけ好かねえ交渉人、とか」
「――っやめろ・・・っ、・・・んぁあッ」
「っと・・・馬ァ鹿、急に動くからだぜ。・・・・・・ふうん、そんなに嫌か。こっちはしっかり――」
「あっ!?ん・・・――っ」
「なのに、なあ?・・・・・・そうだコヨミ、これ消してやる代わりに、全部食わせろよ」
味見なんかじゃ、無く。
「・・・・・・え――」
「何、蒼くなってんだ?・・・・・・ムカつくなあ。お前だって、こんな細っこい尻尾なんかより俺の挿されたほうがイイだろ?」
「そ・・・んなわけ、あるか・・・っ」
「・・・なら、やっぱこれ見せて、ご感想でも聞いてみっか。あんたの可愛い仔猫ちゃんは、こんな事されてあんあん悦がってる悪い子ですけど、どう思いますか、ってよぉ」
「や・・・嫌だ、嫌・・・!」
「じゃあ、決まりだろ。――ほら」
「ひ――」
「お前のせいでこんななっちまってんだぜ?責任持って便所になれよ」
「や、も・・・許し・・・」

* * *

「あ、おはよ、エピソード」
「・・・」
「って、お前何だよそのクマ!・・・あー、やっぱり昨夜呑みすぎたんだな、仕方ねえなあ(くす)。ちょっと待ってろ、今何か飲み物「コヨミ、俺を殴れ」
「・・・は?」
「いいから殴れ。腹に風穴開けてくれてもいい」
「えっちょ、何言ってんだ急に。出来ないよそんな」
「頼むから殴れ。あと、これでいたぶってくれてもいいです」
「です!?それ・・・ああ、昨日の。いたぶるって・・・いや、こんなふわもこのうさ尻尾でどうしろと――じゃなくて!何でだよ!?」
「理由は言わねぇよ!」
「キレられた!?」
「元はといえば、お前があんな猫の尻尾なんてつけてっから・・・ッ」
「涙目だー!・・・落ち着けよ、もしかして、熱でも「触るな。いや、今の俺にはお前に触る資格がねぇ・・・!じゃあな!(だっ)」
「何処行くのー!?」
「ほっときな阿良々木くーん、お腹空いたら戻ってくるよ(ピキピキ)(見透かしちゃった)」



* * *


・・・元は、何だっけ・・・ああそうだ、TOSHIさんの描いた可愛いにゃんこよみのイラストを愛でていて・・・味見の話になり・・・どうしてこんなことに!
まあ、あほな青春オチがついたのでよしとし(射殺)

最初のほうで途中で台詞が切れている箇所は、お互いが140字の文字制限に救われた結果でしたが、途中から、最後の一文字すら拾って続けるというKICHIKU仕様に。何だろうこのよく分からない頑張り。







Face To Face Magic Sun You Are Middle Everywhere.
How's Tonight 何か Future 悩んでる Anytime.
I Want You. You Want Me. すれ違う Everyday.
I Miss You. You Miss Me. 優柔不断な曖昧感情.
Day And Night, Everytime 感じてる Only Yours.
Everything, Anytime 夢見たよ Someday.
And All Life, Want Your Love ムズカシイ Virtually.
Everynight Missing Me ハズカシイ Happiness.

* * *

ちょ、可愛い。
ゆーあーみどるえぶりほえあって・・・ハルコちゃんビジョンかよ!
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作:TOSHIさんトワコ
出演:にゃんこよみ、エピ。

「おらもっとケツ突き出せよ。そのかわいらしーしっぽ、味見はしてもいいんだろ?」

「にゃ・・・っや、めろこのへんたい・・・っ!」
「ああ?んな格好してわざわざ俺に犯されれにくるテメエの方がへんた

足首掴んでがっと広げて
「は――何がイヤだって?気取ってんじゃねえぞド●乱が。突っ込んでやるからせいぜい締め付け

「ゃ・・・だ、やだえぴ嫌だ・・・・・・ひぅっ!」
「うっせえんだよ。そろそろ黙って股開けや。・・・あ?何泣いてんだテメエ」
「は・・・っ、し、ぽ・・・はな・・・」
「尻尾?なんだ、コレちゃんと神経通ってんのか。つくづくウケんなぁお前は。――ああそうか」
「なっ!な・・・に、握っちゃ、」
「大人しくしてろよ?――自分のなんだ、ちゃんと咥え

られるよな?」
「や、め――ひあぁっ!?」
「――(くす)、何だよ、軽くイっちゃいましたってか?まだ全然浅いぜ?・・・どこまで、入んのかな」
ギラついた欲望と、無邪気な子供の色をその色素の薄い目に斑に映しながら、
「い、やぁ――!いや、嫌だ、いや、ぁ・・・っか、き回さない、でぇ・・・っ」
「駄ー目。味見なんだろ?お前がどんな風にトぶのか、見ないと、意味、ねえよ――な!」
「―――ッ!!ぁ――」
「――すげ・・・。なあ、お前、自分がどうなってっか分かるか?写メ撮っていいよな?」
「・・・っ、――ぃ、ゃ・・・・・・」
「聞こ

えねえよ。・・・おー、最近のケータイはすげえなぁ、ちゃーんと綺麗に撮れてら。お前も見てみろよ」
「そんなのっ・・・」
「いいから見ろっての。――ほら、テメエの咥えて悦がってんのがキッチリ撮れてるだろ?」
「ふ、・・・う――」
「屈辱か?男に組み敷かれて自分のケツ穴に自分の突っ込まれて・・・・・・なぁ、今どんな気持ちだ?でけえ声で言ってみろよ、この淫

 乱」
「・・・この・・・っヘンタイ野郎・・・ッ」
「・・・上等じゃねえか。そんなザマ晒しといて良く言うぜ――この写メ、誰かに送ってみっか?例えば・・・そうだな、あのいけ好かねえ交渉人、とか」
「――っやめろ・・・っ、・・・んぁあッ」
「っと・・・馬ァ鹿、急に動くからだぜ。・・・・・・ふうん、そんなに嫌か。こっちはしっかり――」
「あっ!?ん・・・――っ」
「なのに、なあ?・・・・・・そうだコヨミ、これ消してやる代わりに、全部食わせろよ」
味見なんかじゃ、無く。
「・・・・・・え――」
「何、蒼くなってんだ?・・・・・・ムカつくなあ。お前だって、こんな細っこい尻尾なんかより俺の挿されたほうがイイだろ?」
「そ・・・んなわけ、あるか・・・っ」
「・・・なら、やっぱこれ見せて、ご感想でも聞いてみっか。あんたの可愛い仔猫ちゃんは、こんな事されてあんあん悦がってる悪い子ですけど、どう思いますか、ってよぉ」
「や・・・嫌だ、嫌・・・!」
「じゃあ、決まりだろ。――ほら」
「ひ――」
「お前のせいでこんななっちまってんだぜ?責任持って便所になれよ」
「や、も・・・許し・・・」

* * *

「あ、おはよ、エピソード」
「・・・」
「って、お前何だよそのクマ!・・・あー、やっぱり昨夜呑みすぎたんだな、仕方ねえなあ(くす)。ちょっと待ってろ、今何か飲み物「コヨミ、俺を殴れ」
「・・・は?」
「いいから殴れ。腹に風穴開けてくれてもいい」
「えっちょ、何言ってんだ急に。出来ないよそんな」
「頼むから殴れ。あと、これでいたぶってくれてもいいです」
「です!?それ・・・ああ、昨日の。いたぶるって・・・いや、こんなふわもこのうさ尻尾でどうしろと――じゃなくて!何でだよ!?」
「理由は言わねぇよ!」
「キレられた!?」
「元はといえば、お前があんな猫の尻尾なんてつけてっから・・・ッ」
「涙目だー!・・・落ち着けよ、もしかして、熱でも「触るな。いや、今の俺にはお前に触る資格がねぇ・・・!じゃあな!(だっ)」
「何処行くのー!?」
「ほっときな阿良々木くーん、お腹空いたら戻ってくるよ(ピキピキ)(見透かしちゃった)」



* * *


・・・元は、何だっけ・・・ああそうだ、TOSHIさんの描いた可愛いにゃんこよみのイラストを愛でていて・・・味見の話になり・・・どうしてこんなことに!
まあ、あほな青春オチがついたのでよしとし(射殺)

最初のほうで途中で台詞が切れている箇所は、お互いが140字の文字制限に救われた結果でしたが、途中から、最後の一文字すら拾って続けるというKICHIKU仕様に。何だろうこのよく分からない頑張り。







Face To Face Magic Sun You Are Middle Everywhere.
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I Want You. You Want Me. すれ違う Everyday.
I Miss You. You Miss Me. 優柔不断な曖昧感情.
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Everything, Anytime 夢見たよ Someday.
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* * *

ちょ、可愛い。
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