忍者ブログ
小ネタ、感想、語り等置き場。現在は化物語(腐気味)中心です。☆『終物語(下)』までネタバレ有りです☆
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ものっそい雑ですギャグ覚書ですー。
PR









143ページ。


「なぜボケない!」

ぐりぐり。ふにゃふにゃ。
超可愛い…!何だこの小動物たちは。



*



「まあ、頭頂部ぐりぐりされるのって確かに気持ちいいよなー」
ツボがあるみたいだしな、この辺。
「うむ、悪くないぞ。さ、もっとぐりぐりするがよい。儂をあへ顔にするがよい!」
「アヘ顔とか言ってんじゃねえよあと今のお前の顔は多分違うから!それと、お前にそのいかがわしい言葉を教えたのは忍野か?だったら僕は奴を倒さなければならない!」
命に代えても!
「お前様から流れ込んできた語彙じゃが何か?」
「…」
「よほど心に響いたと見えるのう。一時期そのことで頭がいっぱ「すいませんでしたあ!」

ついでに忍野にもごめんなさいだった。



*



時系列が適当だったためクッションらしきものがありますね。ベンチですね。


追記を閉じる▲

彼女と彼。









「――生きるときは、尚一緒かの」



世界の終わりには、君と一緒に。



ラフすぎんだろ!って話ですが、後でもう少し手を入れようかと…!
何か、Xルートの悲しい忍を続けて描いたら悲しくて居てもたってもいられなくなったという自家発電ぶりです。

忍が、『生きる』って言ってくれた。
じわじわとそれが嬉しくなったシーンです。

あの台詞を言ったとき、忍は暦を見てたのかなと思ったのですが、前を向いたままでもいいかなと思いました。
きっとすごくきれいに笑ったんだろうな。誇らしげに穏やかに、もう、廃墟にいた頃のうつろな瞳じゃなく、まっすぐ前を見て。
うーん、このシーン挿絵欲しいなあ!というか、人様の絵で見たいなあ!

あ、まだ衣装は浴衣のままだったかしら。


追記を閉じる▲

彼女と彼を。
覚書用の二次創作短文つきです。





「――」

ごうごうと風の鳴る、整然として冷たいその場所に、彼女は彼を見つけた。
全身を血に塗れさせ――そのことが、彼がそこに倒れてから、それほど時が経っていないことを告げていた――静かに目を閉じ、ぴくりとも動かず。

「…おまえさま」

自分の眼に映るものがまるで信じられないという顔で、ふらふらと歩み寄る。
膝をつく。
「お前様」
まるで血の気の失せた白い肌に、小さな手がそっと触れる――まだ、暖かかった。

「お前様。お前様よ」
そのことに勇気付けられて、彼女はその顔を覗き込んで、何度も呼びかけてみた。
「遅くなってすまんかったのう、お前様がなかなか儂を見つけてくれんから…呼んでくれんから……ああいや、責める気は無いぞ。怒っておらん。じゃから、」

震える指先で、何度もその顔を拭うようにして、髪をかきあげてやり、
「じゃから、目を開けておくれ。後生じゃから、もう一度儂を見ておくれ。うぬが居なくなれば儂は、」
少年の頬に落ちる雫も懸命に払ってやり、出来るだけ優しい声で呼びかけてみた。


生きられぬ。

――違う。

また恐るべき吸血鬼に戻る。

――違う。

また、儂は――


「――儂は、一人ぼっちになってしまうぞ。のう、お前様、すまぬ。すまない。ごめん、ごめんなさい、つまらない意地を張って、子供みたいに拗ねて、ごめんなさい。謝るから、起きておくれ」
もはや届かないと知りながら、ずっとその胸に渦巻いていた言葉達が堰を切った。

「儂は、お前様の居ない世界など要らん。お前様が目を覚ましてくれんのなら、こんな世界など一週間で滅ぼしてくれるぞ。困るじゃろう?うぬには、守りたいものがたくさんあるのじゃろう?それを儂が、わし、が」
何故自分は愚かにも、この少年を試すような真似をしたのか。
彼女はただ、彼に、振り向いて、あの春の頃のように眩しく見詰めて欲しかったのだ。
細い首を差し出したあの夜のように、自分だけを思い、気にして欲しかったのだ。
それだけだったのに。何故、この愛しい子は、目を開けてくれないのか。
何故、応えてはくれないのか。
何故、……息を、してくれないのか。


――お前様!!


幼い腕で少年の頭を抱きしめて、とうとう彼女は叫んだ。
叫んで、そして、ついさっきまでの温もりが今や消えうせ、己の肌に分けられたものしか残らないことを知る。

「……ああ」

それを名残惜しく味わおうにも、強すぎる風が容赦なく奪い去る。
そうして、自分の指先から完全に熱が失われたのを知った瞬間、

「あ――ああ、あ、あ…、は…は「はは「ははははは「はははははははは!はははははははははは――!」

彼女は呻き、喘ぎそして、高らかに哄笑した。
天を仰いで喉も裂けよと、かつてのように哄笑し、



「――――」

傍らにありながら完全にその存在を無視していた一匹の猫に、振り返った。

「――――」

猫も吸血鬼も、今や無言だった。
言葉を交わす必要など無い。これからの未来は、今、絶望的に決定的に、その道筋を整えられたのだから。

無言で伸ばした手――もう幼くはない、美しくしなやかな大人の腕の先にある長い指が、猫の首を鷲掴みにし――

終わりの始まりが、無音のまま幕を開けた。






追記を閉じる▲

だから腐女子に餌を与えるなとあれほど…!









「うちの阿良々木くんのほうが可愛いよ」
「いやいやうちの阿良々木くんのほうが」

「あの、何この争い…?」
「馬鹿か!離せこの…っ」

とかね!考えちゃうよね自然な流れでね!うっほほーい!

ルートXのほうが若干しっとりしてそうだなって勝手に思いましにゃ。


追記を閉じる▲

彼女を。








「八九寺真宵さんだけど」



想像図です。
どこかに八九寺らしいモチーフを…と考えたのですが、このルートの彼女は、かたつむりの特徴は持ってないんだ…とちょっと切なくなったりして。
十字架はゾンビ避けに持ってそうかなーと思って下げてみたのですが、忍野の形見みたいになっちゃ…、…あ、今までたまーに「忍野はどこかの空で僕らを見守ってくれてるさ」ネタから…か…!?(ええー)

ルートXを妄想するとき、ついつい、ダダンダンダダン((C)ターミネーター)な世界で生まれ育ったみたいな想像をしてしまいがちですが(お前だけだ)、こんな世界になっちゃったのは最近なんだよぬぁー。
凄い順応力。
化粧っけのない…とのことですが、きっと、内から溢れる生命力で輝いてるような、魅力的な女性なんだろうな。


追記を閉じる▲